三浦春馬主演映画として話題の『天外者(てんがらもん)』の完全ノベライズ。ノベライズ部分は、映画のシーンを重ねてもらえるように印象的な場面写真を入れ込み、巻頭のカラーページ(8P)では、劇中の名シーンほか、未公開カットを特別収録!感動的な名場面を思い出しながら、映画とセットで楽しめるコンプリート感のある一冊です。【映画「天外者」概要】時は幕末から明治初期。人並み外れた賢さと、大胆な行動力で未来を切り拓いていく幕末藩士・五代友厚(三浦春馬)が、坂本龍馬(三浦翔平)や岩崎弥太郎(西川貴教)、伊藤博文(森永悠希)らとともに「夢のある未来をつくるため」に激動の時代を駆け抜ける。地位や名誉のためではなく、人のため、そして、日本の未来のために人生を捧げ抜いた男の物語が、今ここに甦る――。天外者とは、薩摩弁で「凄絶な才能の持ち主」という意味の誉め言葉。2020年12月11日全国の劇場にて公開され、現在もロングラン上映中。原作脚本:小松江里子プロフィール大阪出身。TBS系ドラマ『卒業』(1990年)で脚本家デビュー。『若葉のころ」(1996年)、『青の時代』(1998年)、『Summer Snow』(2000年)、『元カレ』(2003年)など数多くのテレビドラマを手掛ける。代表作に、NHK大河ドラマ『天地人』(2009年)、『花燃ゆ』(2015年)、NHK連続テレビ小説『どんど晴れ』(2007年)、フジテレビ系『花嫁のれん』(2010年〜)は、シリーズ4まであり、日本ほか世界約40ヵ国で放映中。最近の作品は、NHK『明治開化 新十郎探偵帖』(2020年)など。映画脚本は、『利休にたずねよ』(2013年)ほか、『サクラサク』(2014年)、『海難1890』(2015年)などがある。2008年、放送文化に大きく貢献した人物に贈られる橋田賞を受賞したほか、2010年に『天地人』でエランドール賞、『海難1890』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した。ノベライズ:大谷道子ほか