〜こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル〜極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、超絶センセーショナル・エロティック短編! 『うぶなメイドは侯爵様に抗えない〜』『イケメンの異常な執着愛に溺れそうです』の傑作2編を収録。 1『うぶなメイドは侯爵様に抗えない』ご主人様、どうか私を罰してください――イギリスの由緒正しき侯爵邸でメイドをしているローズは、雇い主の侯爵の私室でビデオテープの山を見つけた。誘惑に駆られて再生したそのテープには、普段はクールで貴族然とした侯爵自身が女性の尻を平手で打つ、衝撃的なセックスシーンが映っていた! 以来、ローズは屋敷に誰もいないときを見計らっては部屋に忍び込み、そのビデオを見るようになった――まだ自覚すらしていない、ほのかな憧れと欲望を内に秘めて。そしてある日、突然帰宅した侯爵に見つかったとき……。 2『イケメンの異常な執着愛に溺れそうです』私がトレーナーを務めるジムに、がっしりした体躯の客がやってきた。威圧的なオーラを放つ男だ。「はじめまして、マイケル。ガビーよ。さあ、腕立て伏せを始めて」腕立て伏せをする彼を見ながら、淫らな妄想に耽る。ああ、彼を縛りつけて思うままにセックスをしたい。そのとき、急に彼が顔を上げ、私の太腿の内側を舐め上げた。激しい快感に息をのんだが、なんとか平静を装った。「指示どおりにしないなら帰ってちょうだい!」’続きは今夜だ’――去り際に残した言葉どおり、その夜マイケルは、ビーチへ向かう道で私を待ち伏せしていた。目が合ったとたん膝から力が抜け、まるで催眠術にかかったように、私は彼にされるがままになった。ブラをずらして胸をまさぐり乳首を舐め回す一方で、彼は指をスカートの中へ、そして下着の中へと入れてくる。「ああ、いい」恍惚感にまぶたを半ば閉じ、私はぼんやりと闇を見つめた。歩いていた男たちが足を止め、私たちを見に集まってきた。「俺が君とヤるところを見せつけてやろう」彼は剥ぎ取ったレースのTバックを、男たちに向かって投げつけた。