兄貴の愛し方
伝説のゲイ雑誌『さぶ』誌で熱筆を揮った幻の作家・江島厚!小説単行本『体育教師』収載のゲイSM小説を配信!ーー鍛え上げられた若者の肉体は、責められるために在る。
拘束、乳首ピアス、ゴムの腕、罵声、露出、羞恥、白濁の粘り、フィスト、飲尿…etc.愛しい兄貴からの苛烈な責めが、次々と青年・和馬を襲う。
スポーツで鍛え上げられた和馬の肉体は、苛酷にいたぶられ、その責めを快楽と共に刻み込まれることにより、雄々しくいきり勃つ。
嬲られ身悶える姿を、多くの人に見られ、嘲られ、そして酷使されることが悦びだと感じる始めて…。
〜既に四日、風呂にも入れてもらえぬ和馬の肉体は、雄の脂っこい分泌液にヌルヌルとし、しとどにかいた汗の臭いと共に、獣じみた強烈な雄臭さにむせかえるほどだ。
それが今、欲情した雄の臭いと混じりあい、蒸れきっていた。
「まだいかせねぇよ。
もう少し、てめえの肉体を遊んでからだぜ」兄貴は言う。
「晒しものになった雄はな、晒しものらしく、皆にその肉体を見て頂かねばならねえんだぜ」「そうだ、見せろ!! 見せろ!!」和馬と同年代の若い声が、なかばからかうように続ける。
〜本文より
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