【内容】フツーのババァでも、やっと自分らしさを見つけられた。何でもよい。まずやってみることだ。(本文より)五月、親友が死んだ。六月、亭主が死んだ。七月、私は七十歳になった。ふたりの理解者がいなくなって、この先ひとりで生きて行けるか、正直不安であった。遺族年金などがあるし、まだ働いていて、給与もある。定年なし。経済的に不安なのではない。週二日、仕事の他に、何かあるだろうか?残りの五日は、何する? 有り余る時間。人生、ひまつぶしと言った人がいたが、そんな感じ。じゃ、何がしたい? それがわかれば、とっくに始めている。じゃ何が出来る?最後を自分らしく生きるには、どうすればいいのか。九月、起業にむけて、私は暴走を始めた。ええっ!? 起業??? そうなのです、著者は「起業」を人生最後の挑戦に選んだのです。企業買収に不動産投資やインターネットカフェ経営。そして資金繰りに悩む日々の全記録!果たして昭和のババァは令和のビジネスに参入できるのか!?【目次】プロローグ第一章 それは、テレビから始まった。企業買収/メールが届かない! /不動産/ババ友/不動産2/お金が、足りないよう! /光ケーブルは来ているのか?/0円物件/インターネットカフェ第二章 起業したれど。無店舗販売/ネットフリマ/まちなかbizみどり/開業届/起業したからには/また、インターネットカフェ/目標、無店舗販売の黒字化/あらら?/ひょうたんから駒/体力作り/横浜鴨居という所/2回目フリマ/投資だってやるよ/新型コロナ騒ぎと/令和二年の決算/夢をかなえるゾウ第三章 プロを目指せ。リヤかーだ! /補助金をねらえ/古物商の許可?/コロナと亭主/やまない雨はない/来た! マイカーだ! /試行錯誤の試運転一日目/試運転二日目/三日目/四日目/河川、許可おりず/警察の許可が…第四章 開業! Keiちゃん号オープニング/新聞に出た! /チラシ効果/テレビ局からのメール/タウンニュースにも/はじまった、これからだエピローグ【著者】近恵子(コンケイコ)フリマ「Keiちゃん」号オーナー。結婚前の名前は堤 恵子。法政大学社会学部除籍。中学校時代、漫画家小沢さとる氏に出会い漫画家を目指すも、高校時代に断念。結婚後、小説家になろうと投稿を続けたが準佳作止まりで、これも断念。起業しようとしたがいろいろあり、どれもハンパに終わる。親友と夫を相次いで亡くし、七十歳ババァになったとき「この先の人生を有意義に過ごしたい」と起業を目指す。現在は、リヤカーでの移動式リサイクルショップ「Keiちゃん」号を経営しながら、果樹園のオーナー目指して奮闘中。