2015年刊行された『京大の筋肉』第二弾。筋肉を使うということがいかに脳を刺激するか、そして、その脳を刺激するだけでなく、心臓、呼吸循環器系、骨、神経、あるいはエネルギー代謝すべてを動員して筋肉を動かしているメカニズムから、高齢者の方でも短時間で効率的なトレーニングの仕方、また、その筋肉をつくり、維持するための食事や栄養バランスについても網羅されています。人生100年時代を迎えるにあたり、知って欲しい『筋肉』のことについておおいに語られた一冊。著者は京都大学名誉教授、京都産業大学・中京大学客員教授。本書は、NPO法人EBH推進協議会が主催する講演会「情報素材料理会」から生まれた、シリーズ作品です。『外見が若々しいというのは、見栄えがします。各種の体力測定をすると、実年齢より若年に近いデータが出れば、素直にうれしい。そこから、一歩も二歩も掘り下げたのが、「筋肉年齢」です。筋肉を動かすことが、健康を維持する最大の処方箋だ、というのが本書の主旨です。数々の科学的データがそれを裏付けています。日頃から、〈運動〉し、〈食事〉に気を配り、〈生活リズム〉を整えていけば、肥満や糖尿病、認知症の予防に有効です。』(序章 より)〔目次〕序章 筋肉は一日にしてならず一章 なぜ筋肉を動かすのか?二章 EMSとエビデンス三章 インターバルとニート四章 筋肉が喜ぶダイエット五章 きちんと食べるダイエット六章 生活リズムを点検しよう