ベストセラー作家で精神科医の樺沢紫苑氏、絶賛!「読むと、猛烈に親切がしたくなる!」人にやさしくすれば、めぐりめぐって自分にいいことがかえってくる――。こんな意味の「情けは人のためならず」ということわざがありますが、実は、これは科学的に見ても正しかったことがわかりました!誰かに親切にするとき、見返りを期待しているわけではなくても、いい意味での「副作用」が得られると著者はいいます。親切は、親切にした相手だけではなく本人にも幸福感をもたらし、心臓と血管の健康によく、アンチエイジングにもなる。そして人間関係を改善し、「波及効果」によってさらなる親切を生むというのです。このように親切が心と体、そして人間関係にいいのは、親切によって脳内幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されるから。本書では、スコットランド出身の有機化学博士が、「親切の五つの副作用」とそれが起こる科学的なメカニズム、親切とオキシトシンとの関係、オキシトシンの増やし方などについて、最新の心理学、医学、生理学、社会学の研究結果を引用しながらわかりやすく解説します。さらに、巻末には今すぐに取り入れられる「自分でできる五十の親切な行為リスト」もまとめられています。あなたも早速親切をしてみて、その副作用を味わってみませんか?