己の弱さを三流のリーダーは、正当化し二流のリーダーは、秘匿し一流のリーダーは、前提とする!3万人のリーダー育成から学んだ究極のスキル32「強い」鈍感なリーダーより、「弱い」繊細なリーダーが結果を出す!「誰だって失敗やミスをする、リーダーもメンバーも。だからこそ、他人への寛容さや助け合いの精神が仕事の原則になる」リーダー育成の第一人者である嶋津さんはこう言います。「リーダーは強くなければ務まらない」とは多くの人が思っていることでしょう。当然、リーダーですから、結果は求められます。ただ、大切なのは「強さ」の中身。決して上っ面の「強さ」を周囲に振りまき、中身がスッカスカの「強い」リーダーを目指してはいけません。メンバーの心に共感し、正しいサポートができて、はじめてチームは機能するもの。あなたが嫌っていた自分の「弱さ」は、実は、最強のチームをつくる土台になるのです。「自分はすぐ落ち込むし、リーダーに向いてないかもしれない」そう悩むチームリーダーはもちろん、管理者、経営者も必読の1冊!■目次第1章 【超原則】「弱さ」を補いあうチームは爆発的に伸びる第2章 【超コミュニケーション術】「差別」はいかんが「区別」せよ第3章 【超効率術】メンバーに「全力」で仕事をさせるな!第4章 【超目標達成術】リーダーよ、(大ざっぱでも)ビジョンを抱け第5章 【超育成術】「待てる」リーダーがチームの成長を加速させる■項(抜粋)●「弱さ」を隠すチームが背負う致命的リスク…自分を優秀に見せる印象操作がこの世で一番のムダ。●反対意見が出ないのはあなたが「裸の王様」だから…YESマンだけをはべらせる醜さ。●嘘を責めたてる人は嘘をつく人より性悪…自己防衛は人間の本能。ささいな嘘は「潤滑油」。●上っ面の強さをまとうならサルでもできる…大丈夫。あなたにはあなたの強みがきっとある。■著者紹介嶋津良智(しまづ・よしのり)一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事。30000人以上のリーダー育成に携わった、リーダー育成の第一人者。大学卒業後、IT系ベンチャー企業に入社。同期100名の中でトップセールスマンとして活躍、その功績が認められ24歳の若さで最年少営業部長に抜擢。就任3ヶ月で担当部門の成績が全国ナンバー1になる。その後28歳で独立・起業し、代表取締役に就任。M&Aを経て、2004年、52億の会社まで育て株式上場(IPO)を果たす。2005年、次世代リーダーを育成することを目的とした教育機関『リーダーズアカデミー 』を設立。2007年、シンガポールへ拠点を移し、講演・企業研修・コンサルティングを行う傍ら、顧問・社外役員として経営に参画。業績向上のための独自プログラム『上司学』が好評を博し、世界14都市でビジネスセミナーを開催。2013年、日本へ拠点を戻し、一般社団法人日本リーダーズ学会を設立、現在に至る。「上司学」をさらに進化させた新メソッド「組織づくりの12分野」を開発し、世界で活躍するための日本人的グローバルリーダーの育成に取り組むなど、第一線で活躍中。