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【歴史・時代劇・戦記】タグの実用書

国家を喪失した民を魅了した、豊饒の地〈ウクライナ〉とは。プロイセン・オーストリア・ロシアの三列強により領土を分割された19世紀、ポーランド文化史上、最も重要な意味をもつポーランド・ロマン主義が開花した。そのインスピレーションの源泉となった〈ウクライナ〉を、美術・文学の中に辿る。【口絵:カラー16頁】(※本書は2011/8/23に発売し、2022/6/28に電子化をいたしました)
公開日: 2022/06/28
単行本・雑誌
 
◆各時代の特徴をとらえたラップ動画をYouTubeで公開!◆楽しく大雑把に世界史の全体像がわかる!「世界史が好きになれない」「どうしても苦手」という高校生は少なくありません。その理由は大きく分けて3点あります。1.全体像や大きな流れが掴めないまま、 細かい話を暗記しなければならない2.抽象的で難しい単語が多い3.とにかく暗記量が多い「自分に当てはまる!」という方も多いでしょう。本書は、この3つの問題点に対応する形で書かれています。とにかく「一度、世界史の全体像を掴む」ことをコンセプトに、世界史を18個の時代に区切って大雑把に全体の流れを掴んでいきます!時代ごとに覇権を握った「強い国」を中心に据えて、その時代の特徴をわかりやすく説明し、ラップにしました。また、なるべく難しい単語は使わず、難しい単語が登場した場合でも大雑把に内容を掴めるようなわかりやすい説明をつけるようにしています。そして、とにかく登場する固有名詞の数を減らしました。出てくる人名や事件名、年号など、世界史の参考書でもトップクラスに少なくしてあります。一度全体像が掴めたら、世界史の理解度はぐっと上がる!ぜひラップを聴きながら楽しく学んでいってください!
公開日: 2022/06/28
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。歴史常識は、この数十年で大きく変化した。新史料の発見や新たな史料解釈によって、当たり前だと思われていた通説が否定され、新たな歴史常識が支持を集めるようになっている。特に、歴史上の重要人物の評価は大きく変わり、意外な素顔が明らかになった。そんな歴史人物の新常識を、図版と大きな文字で解説。「部下から何度も裏切られた織田信長」「短気で怒りやすかった徳川家康」「薩摩藩の下請けだった坂本龍馬」など、この一冊で最新の歴史常識がわかる。
公開日: 2022/06/28
単行本・雑誌
 
十進法に基づく円形新貨幣を鋳造し、新しい通貨制度を確立。地租改正や廃藩置県を行い、租税の基盤を築く。全国に鉄道網や大工場を築くなど、国を挙げて殖産興業に取り組み、世界市場で存在感を発揮する――。明治維新は、わずか数年で国家の近代化を実現した、日本史上の‘奇跡’と呼べるような出来事だった。司馬遼太郎の『歳月』によると、幕末〜明治初年の国家歳入は1100万石だったという。1100万石というと、現在の価値にすると5500億円程度とされる。その少ない元手の中で、明治新政府はいかにして、革新的なイノベーションを起こしたのか。数々の革命を実現するための資金はどう調達していたのか。そしてその結果、日本人は何を得て、何を失ったのか…。お金の動きから見る、新しい幕末〜明治維新史。
公開日: 2022/06/28
単行本・雑誌
 
怪奇伝承や伝説に焦点を当てたもうひとつの城郭巡りを提案かつて日本には、3万とも4万ともいわれる城が存在していた。その姿は魅力に溢れ、いまでは人気の観光スポットになっていたりもする。しかし、美しい花には棘があるというように、城は美しく勇壮なイメージと相反する一面を有する場所でもあった。戦に敗れて城を枕に自害した武士の怨霊話、城を無事に築くための人柱伝説、さらには天守に棲む妖怪の逸話など、身の毛もよだつ怪異譚の舞台でもあったのである。日本の城には、恐怖が溢れている。本書はそれらのなかから厳選した25話を紹介している。人気観光スポットの裏面に隠された怪異物語を楽しんでほしい。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
公開日: 2022/06/27
単行本・雑誌
 
『学研まんが NEW日本の歴史』の別巻。小学校の学習指導要領で指定されている42人を中心に、小学校・中学校の教科書に出てくる重要人物を網羅。人物を深く理解するだけでなく、映像で人物同士の関係性や時代の流れも楽しく学べる。
公開日: 2022/06/23
単行本・雑誌
 
日本史に登場する有名な遺跡や文化遺産を紹介する「学研まんが NEW日本の歴史」の別巻。各時代の代表的なものや世界遺産などを豊富な写真とまんがで紹介している。楽しく学べる映像付き。学習指導要領にある日本の伝統や文化の理解にも役立つ一冊。
公開日: 2022/06/23
単行本・雑誌
 
近現代の日本史・世界史を総合し,近代化,大衆化,グローバル化の歴史像を考える高校の必修科目が始まる.シリーズ第一巻は中国史,イギリス史,アメリカ史,アフリカ史,中東史の歴史家とともに,近現代史の名著を題材に,歴史研究の最前線や歴史像の形成過程,概念に基づく比較,問いや対話による歴史総合の実践を示す.
公開日: 2022/06/23
単行本・雑誌
 
一夜にして一〇万人もの民間人を殺害した東京大空襲.戦災孤児,障害者,PTSDなど,苦難のなかで戦後を生きざるを得なかった多くの人たちがいる.社会の無知や偏見に苦しめられながら,自分たちを切り捨てようとする国に対して救済を求めて立ち上がった空襲体験者たちの闘いをたどり,この国の「戦後」とは何であったのかを問う.
公開日: 2022/06/23
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。== 特集 ==帝国の復活 覇権主義の亡霊◆〔対談〕大日本帝国と大英帝国の軌跡と交差海洋国家の特性から何を学ぶか▼加藤聖文×君塚直隆◆ロシア皇帝と重なるプーチンの姿勢甦る帝国地図──ロシア=ウクライナ戦争▼池田嘉郎◆毛沢東、蒋介石、習近平……「皇帝」を生み出す中国のシステム▼岡本隆司◆170年の自由の歴史から始まった国アメリカ合衆国はエンパイアの夢を見るか▼石川敬史◆第三帝国という虚妄ヒトラーはいかなる共同体をめざしていたのか▼芝 健介◆600年の繁栄をもたらした理念と統治オスマン帝国が遺したもの▼小笠原弘幸◆変移するグローバル混合政体の現在ネグリ=ハートの〈帝国〉から考える▼水嶋一憲◆なぜ帝国はフィクションで 悪の組織として描かれやすいのか▼架神恭介×辰巳一世×脇 雄太郎=======【時評2022】●未完の沖縄返還▼井上正也●起業家、投資家に選ばれる国になるには▼坂井豊貴●Society 5.0と中途半端なスマートさ▼小川さやか== 特集 ==出口なきウクライナ戦争◆元駐米大使が語る 日本が学ぶべき教訓「反撃能力」を導入し「核戦力共有」の議論を▼佐々江賢一郎◆世界は第三次大戦の瀬戸際 仏独日は阻止に動く時▼エマニュエル・トッド/聞き手:鶴原徹也◆変容する戦争報道ウクライナ報道と日本のテレビ▼音 好宏◆ゼレンスキー大統領の要請にどう応えるか国連安保理改革の方向性▼神余隆博=======【コロナとの闘い】●新型コロナウイルス感染症対策分科会会長が語る試行錯誤と微調整が特徴の日本の感染対策▼尾身 茂/聞き手:牧原 出●ベテラン駐在員の上海ロックダウン日誌配給は当てにならず住民の共助で食いつなぐ▼匿名上海駐在員◆韓国の20代男性は、なぜ、何に怒っているのか?▼福島みのり◆レビューと考察の狭間で映画評論は現代の観客に歓迎されているのか▼大山くまお◆穏当で革新的な共同体のために教育思想としてのファシリテーション▼渡辺健一郎◆黒人が生み出した「ストリートの知恵」ヒップホップは何を映し出すか▼有國明弘◆温暖化で痩せるホッキョクグマ、太るペンギン▼渡辺佑基== 第23回 読売・吉野作造賞 発表 ==受賞作『バブルの経済理論』櫻川昌哉選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/松田陽三===================◆〔鼎談〕読書とコスパ御都合主義の「ファンタジー」に振り回されず生きること▼鈴木涼美×山本貴光×吉川浩満《好評連載》●琉球切手クロニクル【第19回】日本との関係に苦悩した偉人たち▼与那原 恵●現代中国と少数民族【第5回】岐路に立たされるムスリム「回族」▼安田峰俊●地図記号のひみつ【第25回】市街地と農村──集落の表現▼今尾恵介《連載小説》●チャンバラ【第5回】▼佐藤賢一●馬上の星──小説 馬援伝 【第15回】▼宮城谷昌光
公開日: 2022/06/22
単行本・雑誌
 
国際情勢を深層から動かしてきた「民族」と「文明」、その歴史からどんな未来が予測可能か?ロシアの征服欲、中国の横暴、朝鮮半島の不穏。力と力がせめぎ合う中で、世界史のベストセラー著者が、日本の生きる道を見出す!中国とインドの台頭は、多くのビジネスパーソンにとってアジアの歴史や文化に関する基本的な知識を必須の教養にしている。とはいえ、これまで私たちが学校などで教えられてきたアジア史の多くは「中華帝国」とその周辺の「衛星諸国」との関係史だった。しかし、考古学や遺伝子学も含めた近年の学術研究の進歩は、このような画一的な史観に対して再考を求めている。本書は最新の研究成果を幅広く引用しながら、日本人の源流、中国の歴史的野心、中国・韓国の歴史論争、中国・インドの文明闘争、ギリシアの東方遠征など、さまざまな視点から「大アジア」の歴史と文明を描き出す。「民族」と「文明」でアジア史を読み解くことで、これからも問題となり続ける日中、日韓、中韓、中台の複雑な対立関係の深層がクリアに見えてくる。
公開日: 2022/06/21
単行本・雑誌
 
教養として、あるいは確かなビジョンを持つための武器として「世界史」を知っていることは大変重要だが、いざ世界史を学ぼうとすると大量の歴史知識が登場する。どうすればよいのかと悩む読者のための一冊を、在野の物理学研究者で『現代経済学の直感的方法』などの著者である長沼伸一郎が上梓した。著者は歴史家E・H・カーに倣って「過去を知るためにはまず『みるべき未来』を定めることが肝要」と述べ、過去の古典でなされた予言を物理の視点で抽象化して、さらに未来に延長し、「みるべき未来」を叙述する。そして歴史上の覇権の構造を見抜き、世界史をその構造で捉えることを提案。そうすることによって、世界史を俯瞰的に把握することができるようになるのだ。さらに「イスラム文明が西欧に敗れて立場を逆転される契機になったのは、微積分学を受け入れなかったこと」と述べ、科学上の発見が当時の思想や社会科学の新たな概念の創出に影響を及ぼした可能性を指摘するなど、「文明の理数系史観」(仲野徹氏)とも呼ぶべき清新な歴史観を提唱する。
公開日: 2022/06/21
単行本・雑誌
 
情報通信技術(ICT)は飛躍的に進化しており、これからどのように進化し、どのような革命を起こすことになるのかということは、わたしたちの想像をはるかに超えたものになるでしょう。現在の情報通信革命はまだまだ初歩的なもので、真の革命はこれから起こるはずです。序章であえて日本文明という用語を使いましたが、もっとも成熟した文明を持つ日本から未来の真の情報通信革命が起こることを、わたしは確信しています。――本書「おわりに」より
公開日: 2022/06/21
単行本・雑誌
 
あの戦争をどう考えればよいのか。なぜあんなことになったのか。戦争を描いてきた小説家と戦争を研究してきた歴史家が、必読史料に触れ、文芸作品や手記なども読みながら、改めて考える。
公開日: 2022/06/20
単行本・雑誌
 
これだけは知っておきたい45のハイライトで戦国時代をやさしく解説! 教科書掲載の通説はもちろん、新説のポイントや世界史との関連は大人の学び直しにも最適! 映画やドラマ、小説などの歴史エンタメが、さらに面白くなる!
公開日: 2022/06/16
単行本・雑誌
 
刀剣画報編集部が新たに仕掛ける戦史シリーズ!全方位型戦史エンタメ誌。その最初の主役は一等駆逐艦『島風』!!世界史・戦史をテーマにしたムックシリーズのスタート号、その記念すべき最初の特集号は駆逐艦「島風」!!一部の熱心なファンの間で人気の高い島風の魅力を、戦力・ビジュアル・戦績等、あらゆる角度から解析します。舞鶴海軍工廠で建造された島風の制作秘話、そしてレイテ海戦をはじめとした主要な海戦ストーリーを丹念に紹介。貴重な記録写真だけでなく、CGによる再現ビジュアルも充実。さらには「もしも●●だったら?」をシミュレーションする仮想戦記や、ライバル艦との比較など盛りだくさん。第二特集は独ソ戦を中心とした戦車の発達史を概観。ミリタリー・戦史ファンはもちろん、ゲームやアニメ、小説から興味を持った入門者まで幅広く楽しめる、全方位型戦史エンタメ誌です。
公開日: 2022/06/15
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。●「世界の艦船」7月号:アメリカ海軍の新型軍艦今月の特集は,着々と計画・建造が進む米新型軍艦!フォード級CVN,DDG(X),コンステレーション級FFGなどを写真,CG,記事で解説。カラー頁では4月に就役した新型護衛艦’もがみ’や油槽船01号に加え,各国と共同訓練を行なう米水上部隊などを紹介した。※電子版は雑誌(紙媒体)とは一部異なる部分がございます。ご了承ください。※デジタル版は固定レイアウトとなっております。そのため、タブレットなど大きいディスプレイを持つ端末で閲覧することに適しています。また、文字の拡大や、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。ご了承下さい。
公開日: 2022/06/15
単行本・雑誌
 
GHQによる日本占領期、民間情報教育局(CIE)は「ウォー・ギルト・プログラム」を実施した。評論家の江藤淳はこれを「日本人に戦争の罪悪感を植え付けるための政策」と位置づけ、保守論壇では「洗脳」言説が支持を広げていったが、学術的な根拠に基づくものではない。この政策はどのように計画・実施され、日本人はどう受け止めたのか。複数の資料を通じて、日米双方の思惑と変化を明らかにする。
公開日: 2022/06/14
単行本・雑誌
 
災害、飢饉、病気、犯罪、戦争――近代以前、日本列島に住む人々が直面してきた危険とその克服の努力を描き出す新たな歴史学の試み。
公開日: 2022/06/14
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。●「世界の艦船」6月号増刊:ネーバル・ヒストリー・シリーズ(6) 戦艦「三笠」と日本海海戦三笠保存会が所蔵する英観戦武官ペケナム大佐の秘蔵写真を多数収録し,三笠の歩みやメカニズム,当時の日露軍艦,損傷した旅順艦隊やバルチック艦隊所属艦艇,日本徴用船舶などを紹介! 本文頁では日本海海戦についても詳しく解説し,カラー写真頁には今日の三笠や日本海海戦の戦争画を掲げた。※電子版は雑誌(紙媒体)とは一部異なる部分がございます。ご了承ください。※デジタル版は固定レイアウトとなっております。そのため、タブレットなど大きいディスプレイを持つ端末で閲覧することに適しています。また、文字の拡大や、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。ご了承下さい。
公開日: 2022/06/10
単行本・雑誌
 
いちばん楽しいお城の入門書! ウザいけど、面白い! 一国一城の主たちが自慢の城をくわしく紹介。「最強の城決定戦」「オレ様の城自慢」「広さ、高さなんでも日本一」ほか、スゴイ&残念トリビアも満載でおもしろいほどよくわかる!
公開日: 2022/06/09
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。天下は一人の天下にあらず。水戸黄門は天下の副将軍だったのか?「生類憐れみの令」は悪政だったのか?家康から綱吉までのわかりやすい歴史ドラマの中で史跡を散歩する。史跡写真165点とガイド付き。(※本書は2000/4/1に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
公開日: 2022/06/09
単行本・雑誌
 
日本の原点を見つめ、未来を創る!天皇の即位により行なわれる大嘗祭。歴史は古くはるか千年を超える。その日本古代からの儀式の中核をつかさどってきた阿波忌部氏とは一体何者なのか!今まで表舞台では語られることのなかった徳島阿波忌部から大嘗祭の意義を考える。日本創生に向けた道標となる一冊!(※本書は2018/10/1に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
公開日: 2022/06/09
単行本・雑誌
 
皇極四年(六四五)、中大兄皇子と中臣鎌足は蘇我蝦夷・入鹿父子を武力で排除した。この乙巳の変が国政改革「大化改新」の序幕だったという筋書きはあまりにも有名である。だが、これに関して残された史料は中大兄・鎌足中心に事件を描く極めて偏ったものだった。クーデターの真の目的は何か。その首謀者は誰だったのか。本書は、王位継承をめぐる路線対立に着目して旧版を大幅改稿し、熾烈な権力闘争の内実に迫るものである。
公開日: 2022/06/09
単行本・雑誌
 
高度経済成長期の前夜――労働力が都市に集中していき、核家族が増えていくなかで、日本は「総中流社会」と言われた。では、総中流の基盤になった「人々の普通の生活」は、どのように成立したのだろうか。サラリーマンとその家族が住む集合住宅=団地に焦点を当てて、1965年におこなわれた「団地居住者生活実態調査」を現代の技術で復元して再分析する。そして、当時の生活文化や団地という社会空間がもつ意味を実証的に浮き彫りにする。労働者や母親の生活の実態、子どもの遊びや学習の様子、テレビと一家団欒――「普通の生活」の基準ができあがる一方で、男性の長時間労働や遠距離通勤、性別役割の固定化を生む要因にもなった「総中流の時代」のリアルを照射する。
公開日: 2022/06/08
単行本・雑誌
 
中国語で「旗袍」(チーパオ)というチャイナドレスは、中国女性の「伝統服」だと考える人が多い。たしかに、中国では観光地の物産店やデパート、ショッピングセンターで、観光客向けのさまざまな旗袍を販売している。さらに、現代モードとして海外のデザイナーによるファッションショーもしばしば目にする。しかし、中国の女性が日常的に旗袍を着ることはほとんどない。では、なぜ、国際社会で中国の「伝統服」というイメージを生んだのか。チャイナドレスの起源は清朝時代の貴族が着た衣服である。清末期から民国期を経て、20世紀初頭に現在の形が誕生して、1920年代から40年代に国際都市・上海で大流行して一世を風靡した。その後、中華人民共和国が樹立し、文化大革命期、改革開放期へと中国社会と経済が変動したが、それに伴うチャイナドレスの変化、受容や否定の実態を描き出す。台湾やマレーシアなどへと広まっていったチャイナドレスも追って現地で調査し、身体性、ジェンダー、セクシュアリティー、エスニシティー、サブカルチャーなどの視点から、チャイナドレスの多様性を検証する。中国の近代化と服飾文化との関係、歴史的な移り変わりを多数の写真を添えて解説する。
公開日: 2022/06/08
単行本・雑誌
 
NHK連続テレビ小説『カーネーション』『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』で注目を集めたように、戦後日本の洋裁文化に対する興味と関心がますます深まっている。洋裁文化は、女性たちが自分の着る洋服を自分たちの手で作る技術を中心とした文化だったが、単にその実践だけにとどまらない、教育やマスメディア、さらに都市環境をも含み込んだ独特な社会構造を構築した。1940年代後半から60年代半ばまでの間に一気に形成され、そして消滅した洋裁文化は、戦後日本のファッション文化の基盤を作り上げ、「消費者」の形成にきわめて大きな役割を果たした。一般的な戦後史や文化史だけではなく、ファッション史や大衆史からもこぼれ落ちる洋裁文化の実態を、デザイナー、ミシン、洋裁学校、スタイルブック、洋裁店、ファッションショーなどの事例から立体的に描き出す。そして戦後の洋裁文化を、「民主化の実践」「消費社会の促進」という視点から再評価する。
公開日: 2022/06/08
単行本・雑誌
 
生まれながらに執権の地位を約束された若き執権北条時宗と、彼を支え無謀にも思える大胆な幕府改革を試みた硬骨の政治家安達泰盛。二人が中核を担う13世紀の日本に、ユーラシア大陸を席巻したモンゴルの嵐が迫る――。「救国の英雄」では決してなかった時宗の素顔とは? 泰盛の弘安徳政は、幕府が構造的に抱えていた限界にどのように挑んだのか。二人を主人公に、絵巻や彫刻、宗教など多様な視点を取り入れ、血なまぐさい権力闘争相次ぐ政治史を、著者ならではの手腕で立体的に編み上げた労作!(原本:日本放送出版協会、2001年)はしがき――時代、世界、個人プロローグ――若君誕生第一章 時宗誕生前後の幕府政治第二章 北条得宗と御家人安達氏第三章 蒙古襲来のなかで第四章 絵にみる時宗時代第五章 時宗と日中禅宗世界第六章 時宗死後の政治改革エピローグ――記憶のなかで あとがき 付録1 書評と紹介 川添昭二著『北条時宗』付録2 研究余滴 大河ドラマあやかり本の大罪学術文庫版あとがき主要人物の生没年安達泰盛の経歴北条時宗の履歴書
公開日: 2022/06/08
単行本・雑誌
 
2021年1月、惜しまれつつもこの世を去った作家・半藤一利。幕末・明治に始まったこの国の「近代化」への道のりは、「あの戦争」――第二次世界大戦への道のりでもありました。終戦から77年を迎える今、令和の日本人が、過ちを繰り返さないために歴史から何を学ぶべきなのでしょうか?数十冊もの著作たちのエッセンスを凝縮した、半藤史観の決定版!
公開日: 2022/06/06
単行本・雑誌
 
イタリア建国の三傑として英雄ガリバルディ、革命家マッツィーニと並び称される首相カヴールは、目的実現のためには手段を選ばず、権謀術策を弄し、巧みな外交術を駆使して国民国家「イタリア」を誕生へと導いた天才的な政治家であった。本書では、統一国家「イタリア」を樹立した立役者であるカヴールの軌跡をたどる。
公開日: 2022/06/04
単行本・雑誌
 
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