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【文化・民俗】タグの実用書

ごわごわした麻と異なり、木綿のふくよかな肌ざわり、多彩な色彩は人々の生活感覚を大きく変化させた。それは身ごなしにまで影響を与えた……この「木綿以前の事」からはじまって、著者は「団子と昔話」あるいは「家の光」「女と煙草」「酒の飲みようの変遷」「遊行女婦のこと」など食住から恋の話題まで、おもに女性が深くたずさわってきた事柄を中心に、民衆生活の歴史をさぐる。その手がかりとなったのは、従来等閑に付されてきた俳諧歌仙であった。ユニークな生活史読本。
公開日: 2019/04/13
単行本・雑誌
 
ギリシア神話は内外の多くの人たちの著作があるが、本書はそれらのなかで、おそらく最も読みやすく、全体の構造を理解するのに最も便利なかたちでまとめられた好著であろう。「世界のはじめと神々」「オリンポスの神々」「プロメテウス兄弟とパンドラ」「ゼウスの愛人たち」「デメテルの悲しみ」と読む進むうち、神話の面白さに思わず引き込まれていく。後半には著者が研究を続けてきた「北欧神話」を収め、ヨーロッパの2大源流を垣間見ることができるようになっている。図版多数。
公開日: 2019/04/13
単行本・雑誌
 
柳田国男が語るユニークな「火の文化史」。暗闇は昔からおそろしいものだった。夜は闇の世界であり、魔のものの跳梁跋扈する世界だった。人々はそのため、昔から夜を明るくするさまざまな工夫をこらしてきた。燭台やちょうちん、あんどん、蝋燭やいろいろな油、火の作り方、手に入れ方、もたせ方など。……火にまつわる行事や風習を、あらためて問い直した楽しい本。
公開日: 2019/04/13
単行本・雑誌
 
「沖縄と私との関係は、朝鮮のそれよりずっと遅れ、昭和13年以降である。沖縄県の学務部長から招きを受け、始めて渡島の機会を得たのである。以来、深い縁を結んで、この孤島に渡ること数度、親しく島の人々に交わり、その人文に接し、風物と近づくにいたった。特に昭和15年正月における民芸協会員26名の渡島と、そのうちの幾人かの長期の滞在とは、民芸運動にも一期を画した出来事であって、吾々は多くのことを学び、多くのものを心に身に受取ることが出来た」…沖縄の文化的価値に目覚めた筆者がさまざまな機会にしたためた論考を集めた1冊。巻末に貴重な図録を収めてある。
公開日: 2019/04/13
単行本・雑誌
 
かつて女性は固有の神秘の力をもつものとみなされ、祭祀をつかさどり、信仰の対象にもなってきた。柳田国男は民俗学の方法を縦横に駆使して、そうした時代の女性に託されていたさまざまな役割を明らかにする。「妹の力」「玉依彦(たまよりひこ)の問題」「玉依姫(たまよりひめ)考」「雷神信仰の変遷」「日を招く話」「松王健児(まつおうこんでい)の物語」「人柱と松浦佐用媛(まつうらさよひめ)」「老女化石譚」「念仏水由来」「うつぼ舟の話」「小野於通(おつう)」「稗田阿礼(ひえだのあれ)」からなる。
公開日: 2019/04/13
単行本・雑誌
 
すでになくなって久しい子供たちの「遊び」の淵源を幅広くたずねて、見すごされがちな小さい世界に大切な文化の歴史を探る好著。なにげない日常の諸相の中に多くの問題意識と解明の手段とをさぐりだす柳田民俗学の方法を知るための平易な入門書でもある。「鹿・鹿・角・何本」「あてもの遊び」「かごめ・かごめ」「中の中の小仏」「地蔵遊び」「鉤(かぎ)占いの話」「ベロベロの神」など40編からなる。
公開日: 2019/04/13
単行本・雑誌
 
長い歴史と多数の異なった民族から成り、広大な地域の中で様々な伝統文化を併存させている国インド。日本人には想像もできないほど人々の考え方の振幅は大きいが、その精神的豊かさには瞠目すべきものがある。多様でありながらインドの底流をなす思考方法とは何か。本書では、国名「インド」の由来やインダス文明の興隆から説き起こし、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教、『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』の二大叙事詩、論理学など、インドを特徴づける主要な思想のエッセンスを、仏教・インド哲学研究の泰斗が解説する。
公開日: 2019/04/12
単行本・雑誌
 
数々の未練を残してこの世を去った死者たち。その無念に、残された者は何をしてあげることができるのか。この問いに日本人は古くから執心し、多種多様な解決策を練り上げてきた。祟りと祀り、穢れと祓い、供養と調伏、そして死者との直接の交流である憑依。これらをさまざまな角度から再検討し、さらに比較宗教学的な見地を織り込むことで、生者と死者とが邂逅する局面と、そこで行われる交流や対決、取引に新たな光を当ててゆく。文庫化にあたり、靖国神社を集合性と個人性との相克の場として捉えた論考「靖国信仰の個人性」を増補した決定版。
公開日: 2019/04/12
単行本・雑誌
 
民間信仰や呪術が息づくのは、山深い農村ばかりではない。むしろ大都市は、人々の願望が渦巻き、多彩な信仰を生み出している。小石川にまつられた貧乏神、浅草と新宿の「カンカン地蔵」、豪徳寺の招き猫伝説、「いもあらい」の地名と一口坂の関係、都内に11を数える「飛行機の神・仏」など、古文書などの記述資料はもちろん、古老などへの聞き取りを丹念に行った、1970年代から80年代の東京の口碑記録としても貴重な一書。
公開日: 2019/04/11
単行本・雑誌
 
新元号でも注目を浴びる、日本最古の歌集『万葉集』。それは、世界にも類を見ない文化遺産である。『万葉集』を読めば、日本人の心を知ることができる――日本の文化と歴史を論じてきた田中英道氏による『万葉集』解説を再編集。歴史的・文化的背景と、歌に読まれた世界観をわかりやすく説きおこした1冊。【電子オリジナル版】※育鵬社刊「日本史の中の世界一」(2009年1月15日 初版第1刷発行)、「日本の歴史 本当は何がすごいのか」(2015年2月10日 初版第1刷発行)、「[増補]日本の文化 本当は何がすごいのか」(2016年12月10日 初版第1刷発行)の一部を抜粋したものです。
公開日: 2019/04/08
単行本・雑誌
 
大正教養主義の代表者・阿部次郎。その著『三太郎の日記』は自己の確立を追求した思索の書として、大正・昭和期の学生に熱烈に迎えられた。だが、彼の人生は、そこをピークに波乱と翳りに包まれていく──。本書は、同時代の知識人たちとの関係や教育制度から、阿部次郎の生涯に迫った社会史的評伝である。彼の掲げた人格主義とはいかなるものであったのか。落魄のなかでも失われなかった精神の輝きに、「教養」の可能性を探る。
公開日: 2019/03/08
単行本・雑誌
 
武蔵国江戸(武江)300年の詳細な記録。「年表」とはいっても、たんに歴史上の事件を年代順に列記した無味乾燥なものではなく、各時期の江戸の地理の沿革、坊間の風俗、事物の権輿、韵士・墨客・伎芸の動向、気象の変化など、その背景とともに生き生きと記録された、壮大な大河小説にも比肩されうる不朽の名著。本書は、斎藤月岑の刊本を底本とし、それに喜多村イン庭、関根只誠、朝倉無声の補訂を加え、さらに、校訂者今井金吾の補注・解説・詳細な索引を付して完璧を期し、全3巻としたものである。歴史や時代小説に関心ある者の必読書。下巻は、嘉永2年より明治6年まで。
公開日: 2019/02/15
単行本・雑誌
 
生前譲位。新天皇即位。125代、130人の天皇すべてを網羅。政治・文化、連綿と続く歴史の舞台を明らかにする、教科書とは違う日本史像125代におよぶ天皇と南北朝時代の北朝の天皇5人をすべて取り上げ、その事績を概観。天皇に焦点をあてた歴史を読むことによって、歴史教科書とは違った日本史像が浮かび上がる。第1章 天皇と皇室 早わかり三種の神器……皇居にある本物は一つだけ。天皇でさえ実見できない謎の宝 ほか第2章 神代・古代の天皇第1代・神武天皇……東征により大和を平定して、即位したとされる神話上の初代天皇 ほか第3章 律令国家の天皇第36代・孝徳天皇……乙巳の変を経て即位し、最初の元号「大化」を定めた ほか第4章 親政・摂関・院政時代の天皇第50代・桓武天皇……不安定な政情を打破するために、遷都を行った平安時代最初の天皇 ほか第5章 武家政権下の天皇第82代・後鳥羽天皇……承久の乱で幕府軍に大敗。幕府に罪人とされた初めての天皇 ほか第6章 近世・近現代の天皇第125代・今上天皇……民間人との結婚で時代の空気を変え、戦災・被災地の国民を励まし続けた ほか第7章 天皇と皇室 トリビアな話御用達の謎……ロイヤルブランドとして価値をもつが、現在は‘伝統’があるだけで宮内庁認可はない ほか
公開日: 2019/01/23
単行本・雑誌
 
なぜキリスト教徒は戦争に強いのか? なぜキリスト教圏とそこから派生した世俗国家が覇権を制しているのか? そして、西欧とイスラームの衝突の思想的な原因はどこにあるのか? 本書は、この大きな「なぜ?」に答えを提示している。西欧思想に通じた社会学者とイスラーム学者による、互いの立場に妥協せずに展開されるスリリングな対話からは、紛争の時代を見通す智慧が見えてくる。一神教とその社会、そして戦争の関係を考察する文明論の決定版。【目次】はじめに 橋爪大三郎/第一章 戦争観の違い イスラームvsキリスト教/第二章 ナショナリズムと戦争/第三章 キリスト教徒はなぜ戦争がうまいのか/第四章 ヨーロッパのシステムは普遍的なのか/第五章 核の脅威と国際社会/第六章 イスラームは国際社会と、どのように調和するのか/第七章 破滅的な核戦争を防ぐ智慧を持てるか/おわりに 中田 考
公開日: 2019/01/18
単行本・雑誌
 
世界各国が混迷を深める中、今キラリと輝いているのは、日本の長い歴史と文化である。‘いぶし銀’のような実力と価値。新時代のグローバル・スタンダードとしての日本的価値を縦横に論じる。「パリでいつも夏休みを過ごすという、リトアニアの美学者が私に言いました。『今や、世界の文化の中心は、フランスではなくて、日本だ』と。この書には、現在の日本の宗教、日本の伝統、日本人のあり方が語られています。そして、すぐれた思想、豊かな歴史と伝統が強く残っている日本を、世界に伝えていくべきだ、ということを述べています。いわばこの書は、日本が世界に発信すべき内容は何かを述べたもの、と言ってよいでしょう。混迷を深める世界は今、日本に注目しているのです」(著者「まえがき」より)◎日本のユニークさ◎日本の歴史の特異性◎新たな神道の定義◎神と仏と現代日本◎リベラリズムと家族の復権◎世界に多大な影響を及ぼしている日本文化◎日本の道徳「再考」◎事実に根ざした正しい歴史認識
公開日: 2018/12/27
単行本・雑誌
 
私たちの祖先は人食い人種? ヒトは体毛をいつ失った? なぜ人間 だけ老齢期が長い? 身近な疑問から深遠な系統学まで、人類進化の謎とドラマを平易にかつ興味深く説く。アメリカで教鞭を執る韓国系女性人類学者による、韓国ベストセラーとなった古人類学入門。解説収録/長谷川眞理子
公開日: 2018/12/27
単行本・雑誌
 
江戸時代の人口の八割は百姓身分の人々だった。私たちの先祖である彼らは、何を思い、どのように暮らしたのだろうか? 何を食べ、何を着て、どのように働き、どのように学び、遊んだのか? 無数の無名の人々の営みに光をあて、今を生きる私たちの生活を見つめなおす。
公開日: 2018/12/21
単行本・雑誌
 
◎英フィナンシャル・タイムズ紙「2018年ベストブック」選出! ◎ 私たちの文明と身体に、人類史上空前の「激変」が起きている! BBC番組化で大反響! 各紙誌絶賛の英国最新ベストセラー人類史。1万5千年前の「農耕革命」。250年前の「産業革命」。そしてスマホ・AI時代の「現代文明」。これらの衝撃に、私たちの身体は、実はいまだ「適応」できていない――。 欧米の歴史教科書に追加されつつある「人新世(じんしんせい)」問題を提起した、衝撃の全英最新ベストセラー!
公開日: 2018/12/20
単行本・雑誌
 
19世紀後半に西洋を熱狂の渦に巻き込んだ日本ブーム。そのインパクトは新たな美意識へとヨーロッパ人を開眼させた。印象派の画家たちは浮世絵の表現に西洋絵画の伝統にはない斬新な表現法の可能性を見いだし、色彩法、空間処理、線の技法など、「モダンアート」と称される、現代にまでつながってゆく表現法をその影響の元に生み出した。「近代」の感性を生み出した源流の一つとして、「日本」の存在を再評価する。
公開日: 2018/12/19
単行本・雑誌
 
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。独特の文体の魅力を堪能してください。下巻もまた、武士の生々しい生態と思想が伝わってくる、条文の連続です。
公開日: 2018/12/11
単行本・雑誌
 
スマホをアップデートしたら、画面がガラッと変わって、お目当てのアプリや写真がどこにあるのか分からなくなった……そんな経験を思い出せば、「記憶」は「場所」と結びついていることが分かる。この特性を利用して膨大な記憶を整理・利用できるようにする技法が、かつてヨーロッパに存在した。古代ギリシアで生まれ、中世を経て、ルネサンスで隆盛を極めた記憶術の歴史を一望する書。最先端で活躍する気鋭の著者による決定版!
公開日: 2018/12/11
単行本・雑誌
 
北海道150年。幕末の志士たちと北海道開拓をめぐる22の物語。新しい大地に夢を託し北を目指した幕末の志士たちを中心に、今日の北海道の礎を築いた男たちの奮闘を描く。古文書や人物写真など123点に及ぶ貴重な資料も掲載。
公開日: 2018/12/05
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★★〈物事〉には始まりがあり、理由(わけ)があって、伝統となった!★★今に続く「日本の伝統」を1000件以上、解説だけでなく、写真、イラスト、図で紹介! 「生活・道具・遊び・歳時記・祭り・風習・しきたり・冠婚葬祭・宗教・縁起・芸能・芸術・娯楽・武道・文化・ことば」などのいわれや理由などを、文と、写真やイラストで説明しています。【目次】はじめに1章 生活・道具・遊び2章 歳時記・まつり・風習3章 しきたり・冠婚葬祭4章 宗教・縁起5章 芸能・芸術・娯楽6章 武道・文学・文化7章 ことば<電子書籍について>※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。株式会社西東社/seitosha
公開日: 2018/12/02
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。箸の使い方、日本食の基本、神社の参拝、年中行事などなど。「おもてなし英会話」の第一人者が日本のマナーやしきたり、日本文化を英語で紹介「この本では、さまざまな日本の文化やマナーをわかりやすく説明しています。ぜひ、この本をご活用くださり、外国人と素敵なコミュニケーションを取っていただけたらと思います。」(はじめにより)?本書の内容?1 食事のマナー2 宿泊・訪問のマナー3 参拝・観光のマナー4 日本文化にふれる5 お土産を買う6 日本のしきたり7 おもてなし英語フレーズ集
公開日: 2018/12/01
単行本・雑誌
 
教科書や通史は退屈だという人へ。東京大学史料編纂所教授が教える、新しい歴史の愉しみ方。たった漢字一字から歴史の森に分け入る、新感覚・日本史講義。日本史はまだまだ奥深い。
公開日: 2018/11/30
単行本・雑誌
 
かつて『怖い俳句』で「俳句が世界最恐の文芸形式だ」と書いた。なのに俳句より怖さで劣る『怖い短歌』を編むのかという声が聞こえる。たしかに瞬間、思わずぞくっとする感じでは俳句にかなわないかもしれないが、言葉数が多くより構築的な短歌ならではの怖さが如実にある。総収録短歌593首(見出しの短歌136首)を、「怖ろしい風景」「向こうから来るもの」「死の影」「変容する世界」「日常に潜むもの」など9つの章で構成し、「怖さ」という見えない塔をぐるぐると逍遥【ルビ:しようよう】(そぞろ歩き)するかのような奇想の著。
公開日: 2018/11/29
単行本・雑誌
 
チベットの仏教はいま世界的に深く浸透しつつある。とくにその生と死の教えに関心が向けられている。チベットの伝統は古い形の仏教を残しており、それが現代の諸問題に対応しうるものとして大きく注目されているのだ。本書はチベットにおける仏教の正統的な教えを解説した初めての入門書。最初に必要最小限の知識を紹介したうえで、それを踏まえて仏教の実践へと進めるように、教えの本質をやさしく説き明かす。読者を、チベットに今も残る仏教の豊かで深い心の世界へと誘う。
公開日: 2018/11/23
単行本・雑誌
 
武士はいつ、どこで、生まれたのか? 七世紀ものあいだ日本を統治してきた彼らのはじまりについては、実ははっきりとした答えが出ていない。かつて教科書で教えられた「地方の富裕な農民が成長し、土地を自衛するために一族で武装し、武士となった」という説はでたらめで、都の武官から生まれたという説は確証がなく、学界は「諸説ある」とお茶を濁す。この日本史における長年の疑問を解消するために、古代と中世をまたにかけ、血統・都鄙・思想に着目し、武士の誕生の秘密を明らかにする。
公開日: 2018/11/23
単行本・雑誌
 
特集:国籍選択の逆説 人は親や出生地を自分では決められない。よってこの地球上の圧倒的大多数の人々には国籍選択の機会はない。国籍とは自分の身体のように受け入れざるを得ないのが現実だ。だが、国際結婚、移住、国境変更など様々な理由で、国籍選択を迫られる人々が増えているのは、見逃されがちな事実だ。それらの人々の内実は多様で、国境を軽々と越えて活動する人々が実利的理由で国籍を選ぼうとする場合もある。他方で命からがら祖国を逃れた難民が、別の国で自分と家族の運命を切り開こうとして、新たな国籍を得ようとする場合もある。 多くの日本人にとって、国籍を意識するのは、海外の空港で出入国検査を受けるときくらいだろう。だが国籍選択を迫られた人々の経験は、特権的エリートや不幸な少数派の例外的な物語と決まっているわけではない。またそれが問いかけているのは、移動する人々と、移動できない人々の葛藤だけでもない。 国籍選択に直面した人々が、それぞれ問わざるをえなかったのは、国家や国家に帰属することが自分の人生にどのような意味があるのか、という大問題だった。あらためて国家と国民、そしてその先にある国際秩序の意味を読者に問うてみたい。田所昌幸(巻頭言)その他、連載など。
公開日: 2018/11/15
単行本・雑誌
 
初版刊行以来、長年にわたり受験生から支持されてきた参考書を復刊。最大の特徴は、無味乾燥になりがちな文法事項をあえてまとめて解説せず、すべて例文の説明のなかにちりばめている点にある。例文は「論語」や李白・杜甫といった受験の定番から、歴史書、小説、そして日本の漢文学までを幅広くカバー。それらを読むことによって、文法の知識だけでなく中国の歴史や思想・文化をも体系的に学べるようになっている。おとなの学び直しに最適の一冊。
公開日: 2018/11/09
単行本・雑誌
 
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