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【文化・民俗】タグの実用書

モボ・モガが闊歩した一九一〇〜三〇年代の日本では,国民の識字率の向上やマスコミの隆盛,日露戦争と第一次世界大戦の勝利など背景に,外来の言葉と文化が爆発的に流れ込んだ.博覧強記で知られる歴史学者が,当時の流行語を軸に,人々の思想や風俗,日本社会の光と影を活写する.『図書』連載のエッセイ,待望の書籍化.
公開日: 2021/08/26
単行本・雑誌
 
人はどうやって結婚相手を見つけ,子をなすのか? 既成の学問が問うてこなかった婚姻習俗の歴史と意味を,柳田国男(1875-1962)は積極的に論じた.「嫁入」ではなく「聟入」が婚姻の主流であったこと,娘宿・若者宿の結婚相手の選択や性教育の場としての機能,家における主婦の権威など.本書は,婚姻における個人の自由が保障された戦後直後,今後の結婚問題を考えるために提示された味わい深い読み物である.(解説=上野千鶴子)
公開日: 2021/08/26
単行本・雑誌
 
テストする女性誌が比べてわかったお値段以上のアイテム!本書は、テストする女性誌『LDK』と本音で評価するコスメ誌『LDK the Beauty』で高評価だったもののなかから、コスパもハナマルな商品を抽出した特別版。ベストバイじゃないけど、おすすめしたい’お得で実力派なネクストバイ’が、お値段以上を求めるあなたの暮らしをよりよく変えてくれるはずです。
公開日: 2021/08/16
単行本・雑誌
 
「女性解放」を論じることはなぜ難しいのか。あるべき解放論を示すのではなく、かつて女性解放の運動と理論が直面した対立や批判、矛盾やその破綻を描くことで、今なお残る困難の数々を深く鋭く明かす論考集。1部には、イデオロギーに根ざす80年代女性解放論への批判と、「性差があるから差別ではない」とする言説の本質的な不当性を喝破した論考を収録。2部では、ウーマンリブ運動の思想史的位置付けと再評価を行い、3部では、フェミニズム運動への「からかい」が、非難や攻撃にもまさる抑圧的効果をもったことを明かした「からかいの政治学」など、メディアにおける女性表象の問題を追求した。今日までの状況を俯瞰する1章を加えた増補版。
公開日: 2021/08/13
単行本・雑誌
 
平安時代から多くの絵師が描き、歌人が詠んだ夕映えの空。江戸時代、人々が愛した浄瑠璃の義理人情劇、子守歌が奏でる、哀しい短調のメロディ……。かつて日本人が持ちえた<共感の場>が消え、確たる死生観すら見えなくなった昨今、私たちは人生をどうまとめたたらいいのか。宗教学者が、来し方を振り返りつつ、次世代に伝える、いのちの作法集。*本書は、第一章から第七章までを、『こころの作法――生への構え、死への構え』(中公新書 2000年刊)を底本に、終章をこの文庫のために書き足したものである。目次)はしがき学術文庫版 はしがき 第一章 こころの原風景消えゆく短調のメロディー/夕焼け信仰/山のお寺の鐘/二羽の「夕鶴」第二章「語り」の力歌のリズムと生命のリズム/語ること・聞くこと/フェアプレイか無私か/友情の語り方第三章 人間、この未知なるもの子どもの犯罪にどう立ち向かうか/放っておくと、子どもは野性化する!/犠牲と奉仕/全身運動と数学的1第四章 私の死の作法どのように死ぬべきか/現代の無常物語/臓器移植ははたして布施の精神の発露か/断食死こそ死の作法の出発点第五章 精神性について人間批評の尺度/任きょう道〈長谷川伸〉/浄瑠璃と町人道〈司馬遼太郎〉/武士道の「仁」〈新渡戸稲造〉第六章 伝統のこころ、近代のこころチャンバラ映画/人間を信じる/遠景のなかの仏教/身もだえの話/人情の極致第七章 眼差しの記憶司馬さんの鋭い眼差し/丸山政治学と司馬文学/日本人の中の日本人/『燃えよ剣』の夕日終章 辞世の作法挽歌の作法/一期一会の歌/自然葬の行方「あとがき」に代えて 辞世の弁「若き魂たちよ」内容紹介)日本の子守唄が、遠くなってしまった。もうどこからもきこえてこない。(中略)悲哀の旋律を忘れた社会というのは、ひょっとすると他人のこころの痛みや悲しみに鈍感になっている社会なのではないか。われわれはいつのまにか短調排除の時代を生きて、感性の大切な部分を失いつつあるのかもしれないのである。(本書「第1章」より)
公開日: 2021/08/11
単行本・雑誌
 
おいしい野鳥が食べたい!――幕府の権力をもってしても、江戸のグルマンの食欲を抑え込むことはできなかった。失われた食文化の全体像を、初めて描き出す異色作!江戸時代の人々は、多くの「野鳥」を多彩な調理法で食していた。鶴、白鳥、鴨、雁、雉子、雲雀、鷺、雀、鳩…それらは、食のみならず政治や経済、儀礼などをめぐって、魚やほかの動物たちには見られない、複雑で高度な文化の複合体を形作っていた。鳥は、日本文化そのものを理解するうえで欠かせない重要な動物だったのである。歴代の徳川将軍は、鷹狩で野鳥を狩り、鶴を天皇に献上し、また大名や家臣に獲物を分け与えた。中・下級の武士たちは雁鍋や鴨鍋を楽しみ、裕福な町人は料亭で野鳥料理に舌鼓をうち、庶民は鴨南蛮や雀焼といった素朴なファストフードを頬ばった。幕府によって野鳥流通が厳しく統制され、日本橋の水鳥市場は活況を呈し、その大きな利権を狙ってアウトローたちがうごめいていた。しかし、江戸時代に隆盛を極めたこの食文化は、明治以降、衰退してしまう。そして今、数千年の歴史をもつ野鳥を食べる伝統文化が、日本から消滅しようとしている。さまざまな野鳥料理のレシピ、江戸に鳥を送っていた村のフィールドワークなどから、語られざる食文化を総合的にとらえたガストロノミー(美食学)の誕生。目次序章 鳥の味にとりつかれた美食家たち第一章 鳥料理の源流――京料理から江戸の料理へ1 日本人はいつから鳥を食べていたのか?2 中世の鳥料理第二章 江戸時代の鳥料理と庖丁人――鶴の味噌汁、白鳥のゆで鳥、鷺の串焼き1 江戸の町から出てきた大量の鳥の骨2 『料理物語』のレシピ3 庖丁人――一流シェフの伝統と技術第三章 大衆化する江戸の鳥料理――富商、貧乏武士、町人の味覚1 鶏鍋、雁鍋、鴨鍋――中級・下級武士の食卓2 料亭・名店の味――富裕層、文人墨客の贅沢3 鴨南蛮と雀焼――庶民の素朴なファストフード第四章 闇の鳥商売と取り締まり――せめぎあう幕府と密売人1 「生類憐れみの令」による危機2 アウトローたちの鳥商売の手口3 鳥商売と大岡裁き第五章 侠客の鳥商人 ――東国屋伊兵衛の武勇伝1 日本橋・水鳥市場の男伊達2 幕臣と侠客との親密な関係第六章 将軍様の贈り物――王権の威光を支える鳥たち1 鷹狩と贈答による秩序維持2 「美物」の使い回し――中世の主従関係3 「饗応料理」の鳥の意味第七章 江戸に鳥を送る村――ある野鳥供給地の盛衰1 手賀沼の水鳥猟2 西洋的狩猟の浸食3 カモが米に負けた終章 野鳥の味を忘れた日本人
公開日: 2021/08/11
単行本・雑誌
 
災害、感染症、格差……いま各所で「分断」が叫ばれる。だが歴史を遡ると、敗戦直後には国が分割される恐れが実際にあり、分断統治や架空戦記を描いた小説・マンガが人気を博してきた。欧米の学界ではこうした「歴史のif=反実仮想」の歴史学は重要な研究として認知されてきたが、本書は本邦で数少ない試みである。さらに震災等による列島分断を描いた未来小説も検証。最悪のシナリオを描いた作品群から、危機克服のヒントを学ぶ。 おもな登場作品は井上ひさし『一分ノ一』等の歴史改変小説、佐藤大輔『征途』等の架空戦記、小松左京『日本沈没』等の未来小説、『国境のエミーリャ』等のマンガ作品etc. 計100超。
公開日: 2021/08/10
単行本・雑誌
 
明治の創設から昭和の解体まで、本書は日本陸軍75年の歴史を描いた全史である。三八式歩兵銃は、かつての日本の若人なら誰もが一度は手にした兵器であり、軍の象徴であった。旅順の堅塁を白欅隊が肉弾突撃したとき、あるいは特攻隊将兵が爆薬もろとも敵艦に突入していったとき、日本陸軍は何をしたか。日清・日露・第一次世界大戦・日中・太平洋戦争における日本陸軍の行動を密度高く記述する。元・陸軍中佐の著者は「無数の将兵の苦闘を偲びながら、これに報いえなかった陸軍のふがいなさの因果を明らかにしようとした」と述懐する。兵器写真を多数完備した、軍事資料としても貴重な、渾身の興亡全史。
公開日: 2021/07/30
単行本・雑誌
 
岩倉具視の娘極子は、幕末維新期の動乱の中で育ち、旧大垣藩主戸田氏共と結婚。ダンスと英会話が得意な彼女は、鹿鳴館の名花とうたわれた。夫がオーストリア・ハンガリー特別全権公使に任命され、ともにウィーンへ。戸田家の音楽教師ボクレットは極子の演奏する日本の楽曲を採譜し、出版。ブラームスはその楽譜を手に極子実演を聞き、楽譜に書き込みを行った。極子は日本と西洋音楽の交流の一端を担った。また、彼女の縁戚に連なるヘーデンボルク兄弟が現在ウィーン・フィルに在籍するなど、興味深いエピソードも紹介。目次プロローグ 《ウィーンに六段の調》第一章 岩倉具視の娘第二章 極子の結婚まで第三章 氏共留守中の日本第四章 鹿鳴館第五章 戸田伯爵夫人極子第六章 間奏曲第七章 戸田伯爵夫妻ウィーンへ第八章 ウィーンに響く箏の音第九章 極子の後半生エピローグ 極子の音楽遺産あとがき 戸田極子関係系図 戸田極子関連年譜 主要参考文献 人名索引
公開日: 2021/07/30
単行本・雑誌
 
本書の主軸をなすのは、西洋のラテン・アルファベットを基にして作られた「近代」の象徴としてのタイプライターと、中国語との間にある距離感である。その隔たりゆえに中国語そのものに「問題」があるとみなされ、それを克服するための「パズル」が形作られることになる。常に西洋の「本物」のタイプライターを意識しつつ、この「パズル」を解こうとしていく人々の群像を描いていくなかで、漢字についての発想の転換や戦時中の日中関係、入力や予測変換といった現在につながる技術の起源に至るまで、さまざまな話題が展開されている。タイプライターというモノを起点としつつ、それの単なる発明史をはるかに超える射程を持った本であり、関心や専門を問わず広く読まれるべき一冊である。目次謝辞序論そこにアルファベットはない第1章近代との不適合第2章中国語のパズル化第3章ラディカル・マシン第4章キーのないタイプライターをどう呼ぶか?第5章漢字圏の支配第6章QWERTYは死せり!QWERTY万歳!第7章タイピングの反乱結論中国語コンピューターの歴史と入力の時代へ訳者解説注索引
公開日: 2021/07/30
単行本・雑誌
 
ゲーム、ソフトウェア、モバイル、資本、ジェンダー、観光、軍事まで……現在/過去の技術や概念を体系的に一望できる、メディア論の新しい教科書!2020年代を迎えた現在、グローバル資本主義と政治的分断の加速を背景に、インターネット以降のテクノロジーやスマートフォン、SNSの一般化はさらに進み、メディアを取り巻く社会や文化、私たち人間の状況は、かつてないほどの大きな変化にさらされ、メディアの在り方も大きく変容し続けています。そのような状況において「メディア論」は常にアップデートされ続ける研究領域であり、現代社会のあらゆる局面を考える上でますます重要な分野になっていると言えるでしょう。本書は、人文社会研究におけるメディア論の新たな動向や、メディア理論の歴史的な系譜を現代の視点で整理し直し、さらにメディアの実践を横断的にとらえて論じることを試みた、理論編・系譜編・歴史編の三部からなるメディア哲学の入門書です。◆シリーズ[クリティカル・ワード]とは現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを提供します。
公開日: 2021/07/30
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。数々の感染症と闘った医学者で、2024年からの新千円札の顔! 明治18年からドイツで世界的な細菌学者コッホに師事し、破傷風の血清療法を確立。帰国後も伝染病として恐れられたペスト、結核などから国民を守るために、研究や治療とともに予防法を説き、公衆衛生の進歩にも貢献します。人びとの健康を保つことで国が豊かになることを願った「近代日本医学の父」の、今だからこそ知っておきたい生涯です。
公開日: 2021/07/29
単行本・雑誌
 
「スカ屁(べ)」という妖怪を知っていますか? アマビエと同じく予言獣のなかまなのですが、予言したのは、 「今から4、5年後、手に汗にぎるほどのおならが出る奇病が流行する」 というもの。 そんな奇病が流行した記録もないし、そもそも「手に汗にぎるほどのおなら」って…。 日本各地の民話や伝承に登場する妖怪たちは、地域の生活に根差したものも多く、じつは生活感たっぷりの愛嬌があります。 本書は、妖怪たちの情けないエピソードやトホホな特徴を紹介。 イラストと解説で1〜2ページで1体を紹介する図鑑形式。 小学生から読める総ルビ仕様。しかも、民話伝承好きの大人も欲しくなる貴重な情報も満載! 古くから語り継がれてきた妖怪たちの、「弱いところ」「人間臭いところ」「ダメなところ」。 それらを楽しく学んで、妖怪をもっと好きになろう!
公開日: 2021/07/29
単行本・雑誌
 
江戸川乱歩の作品は、戦前の同時代においては「通俗長編」で圧倒的な人気を集めた。『蜘蛛男』に始まる『黒蜥蝪』『魔術師』『吸血鬼』『人間豹』『黄金仮面』のような怪人対名探偵明智小五郎の冒険活劇である。そこには乱歩の密かな戦略があった。大衆読者のあこがれをかきたてるような1930年代のモダン東京の華やかな部分を活写し、見事に作品展開に生かしたのである。これまで研究されてこなかった通俗長編の中に、大衆の心をつかむ仕掛けとしての大東京の描写を読みといていく。
公開日: 2021/07/23
単行本・雑誌
 
コティングリー妖精写真は、1917年と20年にイギリスのコティングリー村に住んでいたいとこである2人の少女フランシスとエルシーが野外で出会った妖精の姿を撮影した不思議な写真である。公表されるやいなや真偽が話題になり、「シャーロック・ホームズ」シリーズの作者アーサー・コナン・ドイルなどを巻き込んで、当時のイギリスにセンセーションを巻き起こした。この事件の調査に関わった神智学者エドワード・L・ガードナーが所有していた鞄が、100年を経て海を渡り、日本にやってきた。その鞄に入っていた貴重な新資料――「2人の少女と妖精」の5枚の写真プリントやネガフィルム、未公開の写真、手書きの手紙・文書などをフルカラーで紹介する。 資料の詳細な解説に加えて、社会的・文化的な背景や心霊写真との比較、写真にだまされる「楽しみ」を論じる論考も所収して、妖精写真から人々の感性や時代性を浮き彫りにする。
公開日: 2021/07/19
単行本・雑誌
 
火除け、虫除け、雨乞い、失せ物探し、道中安全、子守歌、祝いと祭り……日本各地の古老たちが伝え続けてきた〈ことばの力〉の探究!病や禍いを遠ざけ、暮らしのささやかな稔りを願うため、この国の先人たちは、土地魂を動かす呪言を生み、ことばに内在する霊力・呪力を発現させてきた。全国の山峡や海辺の村々を訪ね歩き、古老が唱える呪歌(まじないうた)に耳を傾け、失われゆく多彩で不思議な口踊・口承の文化に光をあてる。「言霊の幸わう国」日本を描く、貴重なフィールドワークの集大成。※本書の原本は、『言霊の民族 口踊と歌唱のあいだ』として1993年に人文書院から刊行されました。■本書の内容序章 誦唱民俗論に寄せて! 口誦民俗 一 呪歌の民俗 二 口誦と伝承 三 年中行事の口誦要素 四 暮らしの中の口誦 五 ことばと禁忌 !! 民謡再考 一 子守唄と子守の民俗 二 民謡における復唱と継唱 三 民謡と囃し口 四 囃しの諸相 五 民謡をめぐる時と場の習俗 六 唄の中のアイドル 七 口説節の魅力―兄妹心中絵模様
公開日: 2021/07/14
単行本・雑誌
 
こんな世の中だからこそ、お買い物くらい楽しんじゃお!コストコのBest of Best 教えちゃいます!大人気ムックがお買い物に役立つサイズで新登場!10年間のテストでわかった!コストコベストアイテム&ベストアイディア「検証総数なんと……2000 OVER」編集部がコストコを追いかけ続けて、はや10年。これまで発掘してきた絶対買い! のベストアイテムや感動のベストアイディアをギュギュッと1冊にまとめました!ファンにもビギナーにもオススメの永久保存版、ぜひお楽しみください!
公開日: 2021/07/08
単行本・雑誌
 
災厄を予言する生き物たちを紹介! 病除けの妖怪「アマビエ」が、コロナでSNSを中心に人気大爆発! では、「アマビエ」とは何者なのか? 本書ではアマビエをはじめとした予言獣や幸福をよぶ瑞獣などの幻の生物たち(妖怪)を紹介し、流行病や災害と日本人がどのように向き合ってきたか、その際に妖怪とどのような関係を結んで来たのか、江戸から明治に描かれた錦絵や瓦版などから考えます。
公開日: 2021/06/24
単行本・雑誌
 
『禁忌習俗事典』の姉妹篇となる1冊。埋葬地から帰るときはあとを振り返ってはいけない、死家と飲食の火を共有してはいけないなど、全国各地に伝わる風習を克明に網羅。全集未収録。葬儀関係者に必携。
公開日: 2021/06/05
単行本・雑誌
 
私たちは、米より先に大麻をつくっていた。1.名称 2.歴史 3.農 4.衣 5.宗教 6.文化 7.食 8.薬 9.模様 10.法10のキーワードから解き明かす、とある植物の数奇な物語〈特別寄稿〉宮台真司/亀石倫子/松本俊彦/佐久間裕美子/新垣実/リーバイ・ストラウス ジャパン大麻。この植物は、日本では「違法な薬物」というイメージが強い一方、海外では医療品・嗜好品・新素材として再評価・解禁され、「グリーンラッシュ」と呼ばれるほどの経済効果をもたらしている。しかし、日本において大麻は「稲作より早くから栽培され、衣食住に用いられてきた農作物」だったという事実は、あまり知られていない。ほんの70年ほど前まで、大麻は日本人にとって非常に身近な存在だったのである。本書では、「名称」「歴史」「農」「衣」「宗教」「文化」「食」「薬」「模様」「法」といった10の切り口から大麻を捉え直し、その本質を探っていく。また、各界で大麻に関する情報発信を行っている識者の方々からの寄稿も掲載する。【内容例】・日本人は稲作をはじめるはるか昔、12,000年前から大麻を生活に用いていた・日本の大麻は「繊維型」で、吸引されることなく、主に布や蚊帳や釣り糸、花火の助燃剤などに用いられていた・戦後、GHQによって日本の大麻は「違法な薬物」として取り締まられた・「へそくり」とは、元々は大麻の糸のこと・相撲の「横綱」は、大麻製・多くの七味唐辛子には「大麻の種子」が入っている・『鬼滅の刃』の禰豆子が着ている着物は「大麻の葉の模様」【目次】第1章 名称・「大麻=違法な薬物」ではない 他第2章 歴史・稲作より古い、日本人との関わり 他第3章 農・大麻農業とは? 他第4章 衣・生活の一部だった大麻布づくり 他第5章 宗教・神道における大麻 他 特別寄稿1 佐久間裕美子さん[ライター] 日本でも大麻は「エッセンシャル」な存在となるか 特別寄稿2 松本俊彦さん[精神科医] 大麻の取り締まりは健康問題であり、政治問題 特別寄稿3 リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 ヘンプを用いたSDGsへの取り組み第6章 文化・生活文化、伝統文化と大麻 他第7章 食・人類は1万年以上前から、「大麻の種子」を食べていた? 他第8章 薬・漢方薬としての歴史 他第9章 模様・麻の葉模様の誕生 他第10章 法・アメリカの紆余曲折 他 特別寄稿4 亀石倫子さん[弁護士] 大麻は司法こそ取り組むべき問題 特別寄稿5 新垣実さん[日本臨床カンナビノイド学会 理事長] 日本におけるカンナビノイドの可能性 特別寄稿6 宮台真司さん[社会学者] 解放と統治──大麻の二面性と向き合う
公開日: 2021/06/03
単行本・雑誌
 
特集:再び「今、何が問題か」 2012年5月発行の『アステイオン』76号では、「今、何が問題か」を特集テーマに、新たに発足した編集委員会のメンバー全員が論考を寄せた。「今」とはいつなのか、「問題」とは何を意味するのかについての了解も共有せずに、各自がそれぞれの問題意識をのびのびと語ることで、アステイオンの新体制を担う委員を読者に紹介する意味もあった。 ほぼ10年たった今。編集委員会を再編成したのを機会に、再び「今、何が問題か」を新旧の編集委員の全員が語ることにした。これによって新委員を読者に紹介するとともに、改めて「今」を問いたい。
公開日: 2021/06/01
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。<ノーベル経済学賞受賞者>ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、クリストファー・ピサリデス 氏 推薦!「忙しい現代では、立ち止まって、深く考える人こそが賢者です。本書はあなたに、観察力と洞察力とは何かを教えてくれるでしょう」<Google> ヴァイス・プレジデント、タラ・ウォルパート・レヴィ 氏も絶賛!「本書には、世界の英知が描かれている。グローバル時代を生きていく私たちにとって、これこそが’必要不可欠な感覚’なのです」そのほか、ダライ・ラマ14世 (チベット仏教最高指導者)ディーパック・チョップラ (世界的な医学博士)アジェイ・バンガ (マスターカード社長兼CEO)ダニエル・シャピロ (ハーバード大学 国際交渉プログラム創設者)アネット・リチャードソン (国際連盟 元上級顧問)など、政界、実業界、宗教界から賞賛のコメントが続々!@ @ @ @ @ @「ウォール・ストリート・ジャーナル」「サンデータイムズ」 等でベストセラー!!オリンピック観戦のおともに最適な国際的ベストセラーが邦訳!「1日1国、読んで旅する。101日の世界周遊に出かけよう」150ヵ国あまりを取材した国際的ジャーナリストが、世界各国の価値観や国民性を「ひとつの単語」 で表現した新たなガイドブックが誕生。@ @ @ @ @ @「単語ひとつ」でたとえると…フランス ⇒⇒⇒ 「抗議」エジプト ⇒⇒⇒ 「ユーモア」ジャマイカ ⇒⇒⇒ 「規律」 日本 ⇒⇒⇒ 「???」(222ページに掲載)「なぜ?」「なるほど!」の連続で世界の歴史や国民性が面白いほどわかる!
公開日: 2021/05/26
単行本・雑誌
 
聖書世界の堕天使から魔導書グリモワールの地獄の支配者たち世界の著名な悪魔たちを網羅。魔女、錬金術師などの関連人物もあわせて収録。魔王サタン、堕天使ルシフェル、ベルゼブブ、メフィスト・フェレス、ソロモン72柱、鬼神アスラ、魔女メディア、錬金術師パラケルスス…etc.【目次】1章 悪魔入門2章 七つの大罪と聖書の悪魔3章 ヨーロッパの悪魔4章 神話世界の悪魔5章 悪魔との契約者と魔術師巻末付録 『地獄の辞典』に書かれた悪魔たち主要参考文献
公開日: 2021/05/13
単行本・雑誌
 
ドラゴンから妖精まであのモンスターの由来がわかる!ユニコーン、グリフォン、バジリスク、フェンリル、エルフ、ドワーフ、ゴブリン、ピクシー、ゴーレム、デュラハン、ヴァンパイア、ワーウルフ…etc. ファンタジーでおなじみのキャラ一挙紹介!【目次】1章 幻獣2章 ドラゴン・大蛇3章 妖精・亜人・獣人4章 精霊・悪霊・アンデッド5章 巨人・魔法生物主要参考文献
公開日: 2021/05/13
単行本・雑誌
 
アマテラスやウズメ、海幸彦など、『古事記』でおなじみの神々が登場する神楽。しかし、『古事記』の物語をそのままなぞっているわけではない。日本列島には、大和政権の担い手である渡来民がやってくる以前から、自然と共生して暮らしてきた人々がいた。その先住民の伝承――縄文にまでさかのぼる古層の記憶や、渡来民との衝突と和解の物語――が、神楽にはひそやかに織り込まれている。
公開日: 2021/05/13
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。植物、動物、幾何学、自然風景、天体……。古くは縄文時代にはじまり、高麗文明と隋文明の影響を受け、日本独自の美意識から研ぎ澄まされていった和の文様。衣装、装飾品、装身具、器、仏具、神具に見られる中から、江戸時代の小袖文化により、日常着として柄が圧倒的に増えた和装文様をとりあげ、786柄を収録。読み方、名の由来、特徴ときものとしての用途を紹介する。きもの研究家として活躍した、石崎忠司による『きものの文様―初心者から専門家までの解説書―』。1973年に刊行された名著を、きものプロデューサーである次男の石崎功による、丁寧な解説加筆、可能な限りの図版カラー化により、リニューアル復刊!見て、読んで、和の文化が学べる、和文様大全、ついに完成。*本書は、衣生活研究会より一九七三年に刊行された『きものの文様-初心者から専門家までの解説書-』を改題し、大幅加筆修正の上、写真や図版を撮り直し、文庫化したものです。
公開日: 2021/05/12
単行本・雑誌
 
本邦初訳!「サラエボの悲劇」の主人公が綴る日本紀行長崎―熊本―下関―宮島―京都―大阪―奈良―大津―岐阜―名古屋―宮ノ下―東京―日光―横浜1892年末、オーストリア帝国帝位継承者、皇太子フェルディナントは世界周遊の旅に出た。翌年長崎に到着した彼は東京を目ざすが、その途次、各地で日本文化との出会いを堪能しつつ、のちにウィーン民族学博物館日本部門の礎をなす18000点もの美術品等の蒐集も行う。21年後、サラエボで暗殺される悲運の皇太子若き日の日本紀行。園内は無数の提灯がまるで妖精のようにきらきらと輝き、真昼のような光に満ちあふれていた。日本人というのは、まことに照明の達人だ。簡素きわまりない装置を巧みに用い、すばらしい効果を生み出す術をじつによく心得ている。(熊本クラブの庭園にて)
公開日: 2021/05/07
単行本・雑誌
 
モンゴル人が知らない’モンゴルの民話’が長年、日本人に親しまれてきたことはモンゴル人の私にとって驚きである。 楊海英(静岡大学教授)社会主義イデオロギーのもとで量産された階級闘争的な「革命物語」はいかにして日本に浸透したのか<? br>2016年刊『スーホの白い馬の真実 ─モンゴル・中国・日本それぞれの姿』(風響社/第41回日本児童文学学会奨励賞を受賞)の加筆・新書化企画。民話「スーホの白い馬」は、小学生の国語の時間(光村図書出版・小学校国語教科書「こくご」二・下1965年度版 初掲載)、あるいは、絵本『スーホの白い馬』(福音館書店1967年初版2016年10月発行)により、日本では子どもから大人まで広く知られている、モンゴルの少年と白い馬の伝説である。少年が可愛がっていた馬が王様に殺され、その馬の骨で作ったという馬頭琴という楽器の物語を読み、遠い国に思いを馳せる子供たちはいまも多い。ところが昨今、日本と関わる機会が増えたモンゴル人たちが気づいたところによると、「これはモンゴルの民話ではない」という。内モンゴル出身の著者は、丹念にこの日本語訳者や出版社に取材し、物語が出来上がった経緯とともに中国のつくり話であったことを解明していく。折しも2020年6月、中国政府が突然、秋の新学期から学校におけるモンゴル語教育を停止するという文書を自治区に届けたことで、モンゴル人による抗議活動が全世界に拡散している。民族固有の言語や文化を封じる同化政策はこれまでチベット、ウイグルなどに対し行ってきたことと同様である。昨今、日本にまで影響を及ぼす黄砂も、遊牧による内蒙古の著しい砂漠化が理由とされるが、実際にはすでに遊牧は禁止され、国家規模の「西部開発」による自然破壊のせいであると著者は指摘する。「スーホの白い馬」は国際理解の題材としてもよく使われるので、「背後にある状況を正しく理解し、発信されることがモンゴル人の願いである」と著者はいう。日本で長く親しまれてきた民話を通して、馬を愛するモンゴル人の文化、ひいては中国の民族弾圧政策、プロパガンダ工作の歴史を解説する。
公開日: 2021/05/06
単行本・雑誌
 
【累計68万部突破!】来日4年、日本で暮らせて幸せです。書きたいことが書ける。反論の場がある。オタク文化、軽自動車、整体、ビジネスホテル、コタツがある。桜と富士山を同時に眺められる……。・韓国では、「異なる主張」は学問の価値なし・『鬼滅の刃』が日本でウルトラスーパーデラックスなヒットを記録した理由・日本の「手指消毒剤」の成分で騒ぎが起きないことに感嘆・日本のコロナ対策は「都市封鎖のZENアートだ」・日本の「軽自動車」と韓国の「軽車(ギョンチャ)」・韓国のオタク文化が成熟しないのは「愛が足りない」から・日本の整体インフラは天国・韓国人は「自分」より「韓国人らしさ」が優先される【目次】第一章日本での日常、ときどきラムザイヤー教授の論文第二章日本の美しさと韓国の黒歴史第三章最大にして最強の「日韓比較論」第四章人を「地縛」する韓国、「キズナ」を尊ぶ日本
公開日: 2021/04/29
単行本・雑誌
 
作家・冲方丁が、25年ものあいだ生き残ることができたのはなぜか?「HOWでなくWHYを知ること」「言葉・文章・描写の特質を理解すること」「物語る存在として生きること」。作家であり続けるためのシンプルかつ不可欠な原則を伝える、大人気創作講座の完全書籍化。
公開日: 2021/04/24
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