「好きな上司と、嫌な仕事をする」のと、「嫌な上司と、好きな仕事をする」のでは、どちらがいいでしょうか。もちろん、どんなに好きな仕事でも、イヤな上司とするのはこりごりです。嫌な仕事でも、好きな上司となら、少々のことは、がまんできるのです。 どんなに仕事ができても、部下に尊敬されないようでは、上司という役割は楽しくありません。上司ほど、素敵な商売はないのです。 本書は、「一生この上司についていきたい」と部下に思われるための要諦を、63の法則にまとめて紹介。 著者の中谷氏は、「最近の若手社員は、会社を自分の能力発揮・能力開発の場と考えている」とし、「仕事のあいまいな方向づけを嫌う一方で、明確な目的があれば、驚くべき集中力を発揮する」と言う。そんな‘ニューハードワーカー’とも言える若手社員の不満を解消し、やる気を出させるためのノウハウを具体例とともに解説。 部下をいきいきと働かせるための、上司の教科書。