逆説の日本史
怒濤の「幕末年代史編」堂々完結!『週刊ポスト』誌上で好評連載中の歴史ノンフィクション『逆説の日本史』。
ペリーによる黒船来航から始まった「幕末年代史編」最終章が、満を持して文庫化されました。
長州の高杉晋作が正義派(討幕派)を率いて功山寺で挙兵した1865年から、翌年の薩長同盟成立を経て、大政奉還そして王政の大号令へ。
そしてついに明治維新がなった1868年までの激動の4年間を詳説。
「高杉晋作は本当に‘長州絶対主義者’だったのか?」「‘犬猿の仲’であった薩長を接近させた坂本龍馬の‘秘策’とは何だったのか?」「‘孝明天皇暗殺説’は信じるに足る学説なのか?」「官軍に対する‘江戸焦土作戦’とは勝海舟のブラフだったのか?」などなど、歴史の狭間に埋もれがちな数々の謎と疑問を、切れ味鋭い「井沢史観」で解き明かします。
維新から150年。
「明治維新とは一体何だったのか?」について、あらためて考え直すための最良の一冊です。
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