週刊東洋経済eビジネス新書
投資家が再び医療テックに注目する流れに火をつけたのは、皮肉にも新型コロナウイルスのパンデミックだった。
オンライン医療を筆頭に、医療のデジタル化が一気に進み始めた。
医療領域でとくに技術革新の中心になっているのは、「オンライン医療」に「AI」「ゲノム分析」「再生医療」を加えた4領域だ。
生体情報など膨大なデータを扱う医療においてAI活用の余地は大きい。
デジタル領域だけではなく、創薬の領域でも技術革新は進む。
対象疾患が難病にシフトする中、再生医療でとがった技術を持ったバイオベンチャーと製薬大手との提携や買収は日常茶飯事だ。
患者個人のゲノム分析によって、より患者に合った治療を行おうという動きも盛んになっている。
医療テックベンチャーの最前線では何が起きているのかを追った。
本誌は『週刊東洋経済』2021年4月17日号掲載の30ページ分を電子化したものです。
情報は底本編集当時のものです。
このため、その後の経済や社会への影響は反映されていません。
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