百姓の江戸時代
江戸時代の日本について、鎖国によって孤立し停滞した封建制社会であったと受け止める傾向がある。
また、農民や町人は、厳しい身分制度でがんじがらめの支配を受けていたと信じられがちである。
しかし村々に残る資料をみて歩くと、この時代の百姓たちは自ら所有する土地を耕しながら布や酒をつくって店をひらき、さらには寄合の協議で村の運営を動かすこともあったことなどが分かってくる。
江戸時代はむしろ、元気な百姓が主役の、近代的な前期資本主義社会だったのだ。
支配者史観を覆し、庶民の視点から江戸時代の歴史を読みなおす。
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