教養としての能楽史
能は退屈どころか、本当はとてつもなく面白い。
700年におよぶ日本の伝統文化の蓄積があるからだ。
太閤・秀吉や五代将軍綱吉は相当な能狂いだった、桃山時代までの能は今のおよそ2倍の速度で演じられていた、世阿弥の晩年はよくわからず、その著書『風姿花伝』は明治末年まで一般にはその存在すら知られていなかった――等々、能の歴史を楽しく学びつつ、日本の伝統芸能の本質も理解できる。
日本人なら教養として知っておきたい、確かな史料に基づいた能楽史の入門書決定版。
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