【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
【あらすじ】1歳半の子どもを育てながら時短勤務で働く美咲。憧れだった部署に異動を果たしたものの物足りなさを覚え、焦りを感じ始めた愛。仕事もプライベートも、今の生活にはそこそこ満足している。でも、小さな不安や悩みをたくさん抱え、晴れやかな気持ちになれずにモヤモヤしている。「私、このままでいいのかな……」美咲と愛は、それぞれが偶然のきっかけからキャリアコンサルタントの陽子に出会い、やがて「本来の自分」を取り戻すための‘特別レッスン’が始まった――**********【本書の主な特徴】●延べ2,000名以上の女性にキャリア支援を行ってきた著者の豊富な経験とキャリア理論に基づいたオリジナルのメソッドで、働く女性の悩みと不安が一挙解決!●小説仕立ての内容で、登場人物たちに自分を重ねながらサクサク読める!●読者参加型の〈ワーク〉で、楽しみながら実践的に自分らしさを探求できる!●現役ワーママである著者ならではの視点によるコラムで、働く女性を取り巻く環境や最新事情がよくわかる!
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)【書籍説明】昨今の日本においては、人口減少・少子高齢化等によって地方衰退が深刻な問題として叫ばれています。では、その実態はどうなのか。実際に地方に移住し活動してみると、実は少し違う景色が見えてきます。本書では、現地で二年半以上暮らした視点から、地方で見つけた今後の可能性について書いています。本書をきっかけに、日本の地方において活動する人が一人でも増えていくことを願っています。本書の効果的な使い方一、本書を全部読む二、気になる地方の情報を検索する三、現地で活動する人のSNSをフォローしてみる四、現地に行ってみる五、感想をSNSでシェアする六、一から五を繰り返す【著者紹介】てらけん(テラケン)静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。
誰が選んでくれたのでもない。自分で選んで歩き出した道ですもの――と「女の一生」布引けいのせりふそのままに歩く、女優の道。多くの人との心深い出会い、そして別離。幕の閉じる間もない人生の坂道で、いつも無言の微笑をくれた人形たち。信念に満ちた一人の女優の、烈しさの奥にゆらめく情感にふれる半生記。
各界の才能を撮って、86人。鬼才26歳の作品に始まり、1951年、41歳までに撮影の、名高い人物写真集の完結篇。私たちは、これによって、近代日本を担った著名人の素顔を知るのもよいだろう。写真一筋、剛腕の巨匠の、あまりに誠実・熱血の生き方をたどるのもよい。これは、写真の本道に生まれた、あなたのための古典である。
市場を歩けば、いつだって目もさめるような果物・野菜、魚介類が溢れている。大河メコン──チベットの氷河から流れでた一滴は、中国雲南省を経てインドシナを縦断、ベトナムのメコンデルタへいたる。アジアの水辺で営まれる豊かな暮らしに魅せられた旅人がきわめた、多彩な民族と食文化。大河メコンの豊饒に酔う旅!
星の恵みを受けて夢と愛を手中に! よりよい人生の星の導き。12の星座の宿命を生きた女たち。――星占いで運勢を見極めることは出来ないが、性格への影響を知っていれば、人間関係に役立つ。山羊座のマレーネ・デートリッヒと林芙美子から、射手座の婉容と山田わかまで、12の星座で各2人ずつ、星の運命の表裏を生きた女たちの、人間とロマンを語る名著。星の恵みを活用して生きてゆくための、最良の参考書。輝いて生きた24人の女たち。
将棋指しが棋士と呼び名が変わっても、勝負に賭ける内実は変らない。想像を絶する驚くべき才能が、激突する。きびしい勝負の末の喜び、悲哀、孤独。一途で誇り高く、しかも心やさしい男の世界。今まで誰も書き得なかったその世界と人間像を、生き生きと、鋭く、暖かく、爽やかに活写した快著。巻末に将棋百科を付す。
関東大震災の混乱のなか亀戸事件で惨殺された若き労働運動家は瑞々しくも鮮烈な先駆的文芸作品を遺していた。知られざる作家、再発見関東大震災の混乱のなか亀戸事件によってわずか三十四歳で非業の死を遂げた労働運動家・平沢計七。彼は少年時から鉄道会社の大工場で労働現場に立ち、やがて労働組合活動に入っていったが、その短い生涯で、瑞々しくも鮮烈な文芸作品を遺していた。短篇小説十三篇、戯曲七篇と評論・エッセイ七篇を精選し、知られざる先駆的作家に再び光をあてる。祖国の手で打砕かるゝか、民衆の手で打砕かるゝか死を予想しえた若き労働運動家、その知られざる文学的航跡。大和田 茂平沢は日々の労働運動や社会運動の中で、数々の軋轢、暗闘、分裂をいやというほど味わってきた。なぜ、人々は階級的憎悪をもってテロリズムに走るのか、なぜ思想のちがいや意見対立、すなわち小異を捨てて大同団結できないのか。彼にとって、革命は遼遠の彼方であった。(中略)平沢はさらに労働者の意識に下降しようとしていた。彼は指導者意識が強かったが、一方では小説、戯曲、講談などで人々の内面にわかりやすく訴えかけていこうとした。「解説」より
約一年半の休刊を経て、リニューアル復刊!「毎号、勝負作! 全ページ、面白い。」小説現代、ここが変わります。3つの特徴1.毎号まるまる読み切れるリニューアル第一号は、三浦しをん、朝井リョウら人気作家の読み切り短編を掲載。2.表紙デザインを一新! 人気アーティストのCDジャケットやグッズデザインなど、エンタメ最前線の分野で活躍するデザイナーを起用。3.読み物も更に充実お笑いの四千頭身・後藤拓実やnoteで話題の岸田奈美のエッセイ。ノンフィクションライター・石戸諭のスポーツノンフィクション。今後はアイドルやアーティストなど豪華執筆陣も予定。 小説・大沢在昌 「無辺の夜に生きる」・林真理子 「ああ、驚いた」・三浦しをん 「青い空をゆく鳥は」・朝井リョウ 「心めくり」/「幸せさがし」・門井慶喜 「被災者 (おわれもん)―宝永四年富士山噴火」・宮内悠介 「ジャンク」・神津凛子 「視線」エッセイ・四千頭身・後藤拓実 「これこそが後藤」・岸田奈美 「2億パーセント大丈夫」・新井見枝香 「きれいな言葉より素直な叫び」・藤谷治 「小説から聴こえる音楽」コラム・〆切めし 堂場瞬一・武田砂鉄 「もう忘れてませんか?」ノンフィクション・石戸諭 「You’ll Never Walk Alone」書評書評現代 若林踏・柳亭小痴楽・吉田大助・内藤麻里子 読書中毒日記 東山彰良今月の平台漫画・益田ミリ 「ランチの時間」・ジェントルメン中村 「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ」※ライト版には、薬丸岳「告解」は掲載しておりません。※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。
祖母の遺品整理から突如として幕開けた着物生活。 令和元年の覚醒、抗えない遺伝子の叫び、浪費の限りを尽くす戦いが、ついに新たなる犠牲者を呼ぶ……。マイペースにのんびり着物を楽しむ初心者の随筆です。・プロローグ 令和の着物女子・節約には着物がいいよ・個性――未だ見ぬ貴女の服・文様――柄柄柄・【前編】孫冥利に尽きる・【後編】レジェンド降臨・スカートの裾がめくれてる・和洋ヲ折衷セヨ!・わたしの一張羅(ワンピース)・エピローグ 悪質な勧誘
フーちゃん、さようなら! 幼稚園の年長になった庄野家・次男の子、文子(フーちゃん)は、作者の家(山の上の家)のすぐ下に住んでいる。ことあるごとに(ときには一日に何度も)行き来をしては、作者の妻が洋服をつくってあげたり、ご近所さんからいただいた季節の風物をともに楽しんだりしていた。 そんな、まさに目の中に入れても痛くないほどかわいがっている孫が、隣駅の街に引っ越すことに。そしてほどなく卒園、小学生になり、ひとつの時代が終わりを告げる。 妻は「フーちゃん、いちばん可愛いときに近くにいて遊ばせてやれてよかった」と何度もつぶやく――。 足柄に住む長女夫婦、〈山の下〉に住む長男・次男夫婦、そして近所の人たちとの交流を写実的に、丹念に描く「フーちゃん三部作」完結編。 気鋭の庄野潤三文学研究者・上坪裕介氏が「三部作」を通じた解説を特別寄稿。
都合のいい奴になるな! 賢く怒り、自分を守れ。ホリエモン流「人生を誰にも邪魔させない」、超実践的39のアンガーマネジメント。真の自由を手に入れるために必要な「怒り」との付き合い方。 イライラを無駄に溜めずに賢くロジカルに怒ることで、自分の人生を守ることができる。「〈謎ルール〉には容赦なく反抗する」「〈不満〉は正しく言えばいい」「感情論はスルーする」など、人生をラクにするこれからの生き方論。
インドを中心に世界を旅してきたジャーナリストが、自他の旅の記憶をていねいに辿りながら「人が旅に出る理由」を重層的に考察するエッセイ。なぜ人は何度でも、何歳になろうと旅に出るべきなのか。それは旅こそが私たちにとって最高のセラピーであり、自分を育む行為にほかならないからだ。旅好きも、旅が遠くなった人も必読の滋味あふれる旅論。【スウェーデン発、欧州ベストセラー!】
「若い世代に、先に逝った故人に、今、世界がどうなっているのか、伝えてみよう」高知から札幌、そして世界へ。精神科医にして、ノンフィクション作家の野田正彰が振り返る戦後史。「私と同じように老いて生き残っている方には、近況を伝える語りである。若い世代には、戦後の焼野原に育ち、四国山脈の山行で思索することを憶えた少年が、札幌での学生生活をへて専門家となり、やがて専門家を否定して唯の人になっていくとはどういうことか、ひとつの生の物語を伝えることになろう」(あとがきより)
空海の謎、密教の真相に挑む労作! 中国・インドへの精力的な取材を得て、無限にひろがる清張史観をここに再現! ――無錫・福州から揚州へ、伝説と虚飾に彩られた天才僧・空海の足跡をたどり、入唐の謎にせまる、中国への旅。さらに、密教の起源をさかのぼるために、インドを北から南へと、長期にわたる取材を敢行。玄人はだしのカメラアングルとともに、いきいきとした力強い文章で、清張史観を縦横無尽に展開する、渾身の力作。目で足で確かめる歴史の旅の醍醐味がここにある!
非行少年1万人あまりと、苦楽をともにしてきて得た結論は、非行の火種は、幼児期に消さなければならない、ということだ。生まれたとき、無地であった子供に色をつけるのは、周囲の大人たちである。それは、最も身近な親であり、教師である場合もある。不良少年は、一人もいない、みんな不幸少年だ。非行を防ぎ、非行から立ち直らせるための処方箋。
いま基本にかえって青春の生き方を考える。軽薄な現代だからこそ、心に原点の欲しい人、ひとりではさびしく不安な人に、力いっぱいに生きることの素晴らしさを教える! ――友だちの前では陽気でも、ひとりになると、さびしく不安になることはないだろうか。力いっぱい生きることの素晴しさを、あなたは、ほんとに知っているだろうか? 若い日々を、傷つき、悩み、けんめいに生きた映画監督が、勇気とはげましを求めるひとに、自分の体験を通して語る、心やさしい青春の生き方の書。
「世界のニシザワ」が自らの体験から説く、独創・日本に脱皮するための発想の真髄! ――モノマネ・ニッポンから独創・日本に、脱皮するための処方箋。日本には、なぜ独創の芽が育ちにくいのか。光ファイバーなど、光通信をめぐる三大基本発明をはじめとして、数多くの独創的発明や研究で知られる「世界のニシザワ」が、自らの体験を踏まえつつ、いかにしたら独創技術を発想できるかを語り説く。
素晴らしきほも・ルーデンス! 逆転発想ややぶにらみ思考が拓く、驚異の世界――あえて非合理をえらぼう。人間の行う、一見ばかばかしい、くだらない、不合理な発想こそ、新しい文化を創る。いつも正面切るのではなく、たまには斜に構えて、人間を見よう。なにげなくしている食事、会話、あそび、愛などに、〈もう一つの視点〉を注いだらどうなるか。常識破りの複眼でみた、ユニークな世界に踏みこもう。「あそび」の効用を説く、ユニークな人間文化論!
人と人との出会いを語り、これほど劇的で、興趣の尽きぬものがあろうか。流れゆく時のなかで、一瞬一瞬におのれのすべてを賭け、強靱鮮烈の世界を築き上げてきた鬼才が、「日本の顔」と会い、撮り、論じた古典的名著。これは、巨匠の入魂の写真集、独白の書であり、また登場人物を通しての、近代日本の歴史でもある。
本屋で出会った新しい彼氏は小学生男子2人の子持ち。付き合うって何?血がつながってなくても家族になれる?ベストセラー『出会い系サイトで70人と…』に続く、感動の実録私小説。
編集者、ライター経験を経て、書評家、コラムニストとして活躍する岡崎武志。 小説、エッセイ、詩、漫画、映画、ドラマ、墓碑銘に至るまで、自らが書き留めた、とっておきの名言、名ゼリフを選りすぐって読者にお届け。「名言」の背景やエピソードから著者の経験も垣間見え、オカタケエッセイとしても、読書や芸術鑑賞の案内としても楽しめる一冊。
ツイッターで25万人(2020年3月現在)が共感。好きな人にも私と同じ気持ちでいてほしいだけなのに……。好きな人が忘れられない党代表・みなみちゃんが綴る、思い出すだけで泣きたくなる、忘れられない、諦められない恋と向き合うための応援エッセイ。・信じてほしいって言う奴より信じてるって言ってくれる男の方が信じられる・「笑ってるから平気」はマジで違う・思い出すだけで泣きたくなる過去ある?・自分はこの人が全てなのにこの人は自分がほんの一部でしかないんだなって気付いた時の孤独。なら最初から1人でいいよ・生きてる意味、「しぬのが怖い」以外ない・女は男が思ってる以上に「この人に自分は必要とされてるか」を考える生き物だってことを男はマジで分かってないなど、泣けるほど共感できる言葉がたくさん!
呪われる。祟られる。『事故物件怪談 恐い間取り』に続く「事故物件住みます芸人」松原タニシ書き下ろし単行本2作目!異界に行って体験した不思議な話。心霊スポット、事件現場、火の玉目撃地、戦跡、トンネル、処刑場跡、呪いの場、自発多発スポット、廃墟、神木、樹海、人身事故の多い踏切、霊が現れる橋、伝説の地蔵……などで実際に体験した不思議な話を収録(2016年7月?2018年4月)。約2年間で200箇所以上の「異界」を巡った旅の記録をまとめました。恐くて読みすすめられない話あり、旅情たっぷりでほっこりする話あり、充実の一冊。【こんな不思議な話を収録しています】◎ 鈴の音が追いかけてくる廃火葬場◎ 七人ミサキを祀る神社の怪異◎ 大阪 事故物件さんぽ◎ 心霊写真が撮れる踏切◎ 無数の手形がついているトンネル◎ おばさんの声が聞こえる地下通路◎ 首なしの騎馬兵が現れる橋◎ 亡くなった女の子が訪ねてくる中華料理店跡◎ 謎の手形がついている自殺多発の橋◎ 不思議な髪が落ちているトンネル◎ 呪いの釘が打ちつけられる神社◎ 女の悲鳴が聞こえる断崖◎ 火の玉が目撃されるT字路 etc.
和歌の世界の最高峰を築き上げた御子左家一門の歌人たち。その代表的な歌人、藤原定家・藤原家隆・式子内親王・後鳥羽院・藤原良経を取り上げ、その歌から中世和歌の美と詩的芸術性や役割などを見ていきます。和歌の重層的な世界、華麗なる王朝世界を楽しんでいただけたらと思います。和歌文学シリーズ第4弾。
世界三大宗教のひとつ、仏教。現代日本の日常生活のなかには、その考え方が生きている場面が多くあります。仏教を開いたブッダは、紀元前5世紀に北インドのシャカ族の王子として生まれました。名をシッダールタといい、不幸なもの、美しくないものから遠ざけられて何不自由なく育てられます。ところがある日、外の世界を目にした彼は、この世は何と多くの苦しみに満ちているかということを知ります。賢い青年に成長したシッダールタは深く悩み、、結婚して子も生まれたにもかかわらず、この世の苦しみである「生・老・病・死」を乗り越える方法を求めて、出家してしまいます。仏教の祖、ブッダの生涯とその教えについてわかりやすく描く1冊です。*巻末に人物伝つき*小学上級から *すべての漢字にふりがなつき
【担当編集ノート】上野誠さんといえば、令和の御代の万葉研究を大きくリードする人です。しかし、研究者としてではなく、個人としての上野さんは兄上亡きあとに故郷福岡の一族のお墓をしまい、老いた母上を奈良に呼び寄せて7年のあいだ介護し、見送った家長であり息子でありました。上野さんの研究において重要かつ本質をなすのは、「宴」についてと「挽歌」についてのそれであると私は考えています。私生活と研究は別のものではありますが、それでも「私」のない研究はありえないと、編集者としての私は考えており、本書はその意味において企画されたものであります。「はじめに」において上野さんは次のように語ります。「これから私が語ろうとすることは、個人的体験記でもなければ、民俗誌でもない。評論でもないし、ましていわんや小説でもない。ひとりの古典学徒が体験した、死をめぐる儀礼や墓にたいする省察である。/いや、省察と呼ぶのもおこがましい。私の祖父が死んだ一九七三(昭和四十八)年夏から、母が死んだ二〇一六(平成二十八)年冬の四十三年間の、死と墓をめぐる私自身の体験を、心性の歴史として語ってみたいと思うのである。(中略)/ 四十三年間という時が歴史になるのか。個人の経験や思いなどを、いったいどうやって検証するのか。それがいったいなにに役立つのかなどという批判は、すでに予想されるところではあるけれども、私はあえて、この書を世に問いたい、と思う」そして「あとがき」ではこう言います。「七年間母親を介護し、家じまいをした私は、家族とその歴史に思いを馳せた。そんなときに執筆を思い立ったのが、この本である。/己が経験した家族の死を、いまの自分の感覚で描いてみたい。己を始発点とする民俗誌、家族小史のようなものを書いてみたい。それこそ、実感できる歴史なのではないか。なにも、偉人の伝記をつなぐことだけが歴史でもなかろう、との思いが、ペンを走らせた」いま、墓じまいや「終活」が多くの人の問題となっています。万葉の時代から現代まで、人は誰かを看取り、そして送り、「いずれはわれも」と感じてきました。軽妙な筆ながらその長い営みに思いを馳せた深いエッセイをお届けします。
『鬼龍院花子の生涯』『きのね』『藏』『天璋院篤姫』――私たちを夢中にさせた「宮尾ワールド」は本当に存在したのか!?1979年、直木賞受賞。亡き父が生きた高知の遊郭や自らの戦中体験、梨園の裏側や史実などをベースに紡いだ物語は、次々とベストセラーに。昭和と平成を駆け抜けた国民的作家の横顔と、作品の秘密に迫る、衝撃のドキュメント。【目次】前書き第一章 誕生会第二章 ある噂第三章 富田屋の跡第四章 南国第五章 同級生第六章 学歴第七章 『櫂』の世界第八章 農家の嫁第九章 二人の母第十章 兄と妹第十一章 満洲の少年第十二章 『朱夏』の村第十三章 テレビ出演第十四章 借金二人三脚第十五章 事 業第十六章 家 出 第十七章 再婚第十八章 太宰治賞受賞第十九章 直木賞第二十章 映画化第二十一章 女流作家たち第二十二章 きのね第二十三章 最後の小説第二十四章 帰郷最終章 続・仁淀川
強くなることの犠牲を払ってきた女だけが、オーラを持てる。ぴかりと光る存在になるために、運気を貯金しよう……使い方は、あなたしだい。心の贅沢を味わえる女になるために、そしてエイジレスな女をめざすあなたへ――。笑って読んで、運が自然と寄ってくる、20年来愛読されてきた「女のバイブル」が、待望の電子書籍化!【目次】■ひと目惚れされる女になる 運気は貯金できるものである/男は運からつかわされたもの/まず金運、そして男運 ほか■エイジレスな女になる エイジレスな女になるために/メイク道は日々勉強、日々冒険/偉大なるメイク修業 ほか■心の贅沢を味わう女になる 小笠原流のお正月/ひな人形の魔力/お花見指南 ほか■買物の極意を知る女になる 南国で買うもの、こんなところに注意/ボーイフレンドへのお土産/バッグコレクター ほか
美術、音楽、映画、芸能、小説、ジャーナリズム、科学、環境など各界の作家、専門家、クリエイターによる書き下ろし(Selected Works’ Collection)。今号の表紙は青山京子「今日の顔」。中面の主な執筆者は星埜恵子(演劇美術)、吉村久夫(ジャーナリスト)、皐一(幼児教育研究家)ほか。自身の興味を広げたり、仕事や創作のヒントや着想を得たい方へ、ジャンルや肩書を超えた誌上の交流を図っています。