人間の愚かな部分や弱い部分をあえてさらけ出した詩集作品。「(前略)間違ったものを許さない、少数派の意見は認めない、偏った意見は排除すべきであるetc……。少し大げさですが、現代社会の抱える「正しさ」の息苦しい層が厚みをさらに増しています。これからの時代では、それはより一層顕著になっていくでしょう。そこで私は言うのです。 それが一体何だというんだ! どう生きたって自由です。なにをしたって自由です。たまに非難されることもあるでしょう。でも別にいいんじゃないですか?あいつはあなたの何なんですか? 自分で自分を「許容」して生きていきましょう。たとえ愚かと言われても。」(あとがきより) 鮮烈な熱情がほとばしる詩46編。