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ライトノベル・小説

ガタイがよく性格も無骨な刑事・本城誠の所属する新宿中央署に警視庁捜査一課から左遷の噂もある美貌の警部・柚木容右が異動してきた。その歓迎会の帰りに本城は柚木に誘惑され押し倒され思わず抱いてしまう。翌朝、怒る本城に「ハメたのはそっち」と淡々と言い返す柚木。その上、本城は柚木とペアを組んで殺人事件の捜査をすることになり……!? 巻末におまけの特典SS付き! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
スーツ
ライトノベル
 
京都で小さな刃物の専門店を営む夏生は、幼馴染みの町医者・智明とつかず離れずの関係を続けている。智明に大切に扱われるのを嬉しく感じながらも、それが高校時代の不幸な事故に智明が感じる必要のない責任と罪悪感を抱いているせいだとも理解していた。見えない糸に縛られた幼馴染み二人の関係は、ある日ゆっくりと熱を孕み恋情へと形を変える…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
カフェで働く日高百瀬は、小さいころからイトコの彰芳が大好き。彰芳のお嫁さんになるべく日々花嫁修業に励みつつ、夜はお色気作戦で「誘惑」することにも一生懸命。でも、彰芳は裸エプロンにも彼シャツにも反応してくれなくて、百瀬を子ども扱いするばかり……。そんな彰芳が、百瀬の二十歳のお誕生日直前に前祝いだとキスをしてくれて!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
強くてイケメン。手掛けている事件も大きそうなデキる探偵の伏見に、人捜しの依頼に来た大学生の彰人。だが実際の伏見は妻に先立たれ、しっかり者の小学生・健と猫の銀次様と暮らす男やもめだった…。近所ではなかなか評判の探偵だけど、如何せん男所帯は頼りない。彰人はつい世話を焼いてしまい、いつしか伏見家のママのような存在になるけれど!? 巻末に電子限定の書き下ろしSS付き! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
年の差
ライトノベル
 
大国・レヴァイン王国は、若き新国王がクーデターから国を奪取し平穏を取り戻そうとしていた。王を支えるのは、繊細な美貌と聡明さを持つ天涯孤独の宰相・ルシアン。政権奪回の際、ルシアンは武勇で高名な『光の騎士団』を率いる騎士団長・ローグに協力を仰ぐが、力を貸す交換条件としてその身体を求められてしまう。王と国のため、ルシアンは彼に抱かれることを決意するが、契約である筈の行為の中でこの上ない快楽を感じてしまった。その上、自分への気遣いや労りを向けるローグの態度に触れるにつれ、いつしか身体だけでなく、心まで惹かれてゆく自分に気付き…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
祖国の危機を救い、平穏な日々を送るシルヴェストロ国騎士団所属の出稼ぎ王子・エイプリル。前国王で騎士団長のフェイツランドとも、恋人としての絆を順調に深めていた。そんなある日、エイプリルは騎士団の仲間・ヤーゴが退団するという話を耳にする。時を同じくして、フェイツランドの実子だと名乗るオービスという男が現れ、自分が正当な王位継承者だと主張を始めた。事態を収束させたいと奔走するエイプリルに対し、フェイツランドは静観の構えを崩さず、エイプリルはその温度差に戸惑いを感じる。そんな中、エイプリルは何者かに襲撃され意識を失ってしまい…!?巻末におまけの特典SS付き! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
会社員の榊原英之は、公園で出会った男にホテルに連れ込まれ、無理やりに抱かれてしまう。翌朝残されていたのは「悪くなかった」というメモと数枚の万札。数日後、英之は街中で男と再会する。自分は体を売っているのではないと説明する英之だったが、タカリと勘違いされ邪険に扱われてしまう。三度目の出会いは母親の結婚式。なんと、男は母親の再婚相手の息子として現れたのだ。その上、英之の部屋に突然押しかけてきて…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
社内恋愛中だった基弘と暁生。だが、独立する基弘の秘書として働くことを暁生が決めたときから二人の関係は恋人からただの上司と部下に変わった。それから三年――。上司としての基弘に献身的に努める暁生は、久しぶりに恋人と呼べる相手に出会う。基弘への気持ちはもう恋ではないと思っていたけれど、過去の甘い記憶が暁生の心を乱して……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
友だちや恋人が皆無なほどとっつきにくい風貌を悩んでいた大学生・田上佳里也が、突然召喚されたのはヨーロッパ風の異世界。しかも「ここは女性が死滅してしまった国。聖なる乙女よ、子供を産んでもらいたい」などと頼まれてしまう。いくら美形な王子リキャルドが相手でも男なのにどうやって!? アレがない異世界人は大いなる勘違いをしていて……!! 巻末に電子限定の書き下ろしSS付き! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
聖グロリア学院に通うヴァンパイア・篠原悠生は、突如発動した桁外れの能力を買われ、エリートが通う「アカデミー」へ入れられることになる。そこで、魔族と獣の合成獣・クロードと出会った悠生は、ある日突然、クロードとの子供をつくるため彼に抱かれるよう、アカデミーに命じられる。悠生が選ばれたのは、半陰陽という体質のほか、ある条件を満たしているためだと聞かされるが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
真っ白でもふもふな耳と尻尾の狗神・月影と、幸之助が夫婦になって一年。新婚生活は順調だけど、白狗である月影への周囲の風当たりはまだ強かった。そこに同じ白狗の雪月が現れ、彼が月影の心許せる親友と知った幸之助は嬉しかったけれど…。ほのぼの新婚生活や、月影の兄・子犬姿の陽日とその可愛い許婚も登場して、もふもふ度UPのシリーズ続編! 巻末に電子限定の書き下ろしSS付き! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
美形三兄弟として評判の北上家長男・雅春は、次男の祥平、三男の忍の世話を生き甲斐としてきたが、弟たちから勧められて寮で一人暮らしをすることに。ある日、隣室に高校時代の後輩・柴田貴文が引っ越してくる。『王子様』とも呼ばれるほど容姿・家柄・頭脳共に完璧な柴田は、恋愛嫌いの雅春が唯一、恋人として過ごしたことのある相手だったが……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
大学生の倫弘は大切な人を亡くしたつらい過去を乗りこえて、フリーライターの国近と恋人同士になる。些細な喧嘩をくり返しつつも、倫弘は国近への想いが日々膨らんでいくのを自覚していた。そんな中、国近が何年も追いかけていた仕事が佳境に入る。多忙ながらも倫弘を気にかけ優しくする国近だったが、自分が彼の負担になっているのではと倫弘は考え始めていた。その矢先、国近が事故にあったと報せが届き――!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
男は笑いに生き、笑いに死んだ! 男の名は‘米沢彦八’――上方落語の始祖にして、日本初のお笑い芸人。笑いを商売に変えるために生きた、ぼんくら男の一代記!!何故人を笑わすのか? 人は何故笑うのか?笑いを商売に変えるため、男は血を吐く思いで立ち向かった。そして、栄光と挫折を味わった男の芸は文化となった。時は江戸時代中期。大坂の生国魂神社の境内には、芝居小屋や見世物小屋が軒を連ね、多種多様な芸能が行われていた。笑話の道を志した米沢彦八は、役者の身振りや声色を真似る「仕方物真似」、滑稽話の「軽口噺」などが評判を呼び、天下一の笑話の名人と呼ばれ、笑いを大衆のものとした。彦八は何故、笑いを志し、極めようとしたのか? そこには幼き頃から心に秘めた、ある少女への思いがあった――。デビュー作『宇喜多の捨て嫁』でいきなり直木賞候補となった著者が、ぼんくら男の一代記に挑んだ!!
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
富士の樹海で出会った自殺志願の大学生コウイチと、十二歳の少女・瑠璃。歳の差を超えて惹かれ合う二人は、安らかで甘い時を過ごすが、突然コウイチが姿を消してしまう。七年後、風俗で働く瑠璃の前にコウイチと同じ刺青の男が現れ……。愛を失い、灰色の世界で生きる瑠璃は、もう一度誰かを信じることができるのか?
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
古栗フリーク続出!これ以上ない端正な日本語と繊細な描写、文学的技巧を尽くして、もはや崇高な程の下ネタや不条理な暴力、圧倒的無意味を描く孤高の天才作家、初の短篇集。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
勝って、いかになる。殺して、いかになる……それでも武蔵は巌流島へ渡る。己の弱さと闘い、迷いと悔いに揺らぐ殺人剣の神髄に迫った、剣道四段の著者による鬼気迫る傑作!
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
部屋とはなんだろうか? そして、部屋の中で風を受けることとは?この短編の主人公は、1人の女性と、もう一つは部屋だ。部屋に帰りたくない、という思いがあればホテルに泊まるし、部屋探しをしている女性がいれば、同居したりもする。部屋とはいったい何なのか。住む人と部屋の関係とは何なのか。同居生活がなじんできた頃、狙いすましたように魅力的な物件にめぐり合う。そこで彼女自身に他ならない風を受けたら、あとは誰にも止めることはできない。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
「私たち三人」と「私たち」二人が言う比喩ではなく、文字通りの挟み撃ちである。なにしろホテルのバーカウンターだ。撃たれる立場の人間を真ん中に置き、全部で三人ならそういうことになる。しかし面白いのは、右側からも左側からも攻撃はない、ということだ。なのに真ん中は中座する。だから三人は二人になる。まだまだ続きがありそうだ。「私たち三人」と言い放つのは右と左の二人だ。さて、真ん中はどうするだろうか。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
あなたは男で私が女、あの人が女で、女がもう1人このタイトルから類推されるのは例えば女と男のラブストーリーだろう。その予測は間違いではない。が、本流でもない。高原のテニスコート、という巧みな装置を得て、物語は動いていく。コートでのゲームは対称をなす混合ダブルスではなくそこに男は1人しかいない。すると、どうなるのか。男は女にはなれない、という事実がそこに、差し出されるのだ。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
夏だから、というだけでなくて、ノドが渇く場面だ。ビールをくれこの若さでなぜそんな部屋数の多い家に住めるのか。そんな現実的な疑問は物語を快適に読むための好奇心に変えたほうがいい。たくさんの部屋。いくつも角を曲がる廊下。そして、どこから見ても死角になっているバルコニー。楽しくもご都合主義に満ちた舞台は、整った。季節は夏。まずはビールで乾杯。そして乾杯のあとの、男1人と女2人だ。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
映画を書く、という仕方で行なわれる作品解説もまた、1個の独立した作品である『彼のオートバイ、彼女の島』の続編ではない。先行するその小説が映画化されるとしたらどうなるか、ということをテキストでやってみる、しかも同じ作家の手によって、という試みである。場面描写が続く、ということだけでは済まず、そこにカメラと、そのフレームの意識、さらにはフレームが切り取る画面の意識が強固に表れるのが片岡義男らしい。いわばこの作品は、作家自身によるカメラを媒介にした作品解説であり、批評なのだ。そしてそれは同時に、生まれ変わった独立した作品でもある。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
生きることは、見ることのレッスンだ徹底して「見る」ということを主題にした長篇である。刻々と変化する時間と風景の中で何をどう見るのか。見て記憶するのか。見ることを精密にするためにこの小説で導入されるのが写真。男は写真を撮ることを通じて「見る=思う」ことを学ぶ。そして女はいつも見られる存在でありつつ、「なににもならないままでいる」ことを続ける。場所が変化する。ホテル、という中立の場所がある。オートバイもある。それらはすべて「見る」ことのための好ましい環境だ。「見る」「見られる」ことができている時間が幸福の時間である。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
撮って、と彼女の現在が言う作品の隅々にまで、シドニーのさわやかな風が吹いている。そして、片岡作品の顕著な主題の一つである「再会」がここでもあざやかに表れる。18歳から28歳へ。東京からシドニーへ。10年の時を乗り越え、始まることのないまま途切れていた線が再びつながる。写真とは撮られたものばかりでなく、これから撮るものも写真であるはずだと、この作品は高らかに告げている。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
港と風と、女が2人タイトルは「ろくでもない男」だが、これはむしろ女の物語だ。男に従属するのではなく、しかし男に連れられて渡っていくことを自分なりに受け止めている、そういう女のストーリー。語尾に「だぜ」をつける男の安さが愛らしい。それをその都度たしなめる女。ラストシーンではそんな女が2人になり、風の中で笑いがはじける。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
だめ、だめ、その日もだめこれもまた「再会」の物語である。片岡義男の小説世界にあっては1台に2人が同乗することももちろんあるが、1台に女が、別の1台に男が乗り、前後して道を走るシーンの美しさが際立つ。2台が1台になるのはどちらかの自動車ではなくホテルのベッド、という成り行きになっていく。問題は「再会」のその次だ。次に会う機会をわざと延ばしてみるのもいいかもしれない。例えば次がまた新たな「再会」になるくらい遠くまで。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
終わり良ければすべて良し、そして次へ掌編、と言って差し支えないごく短い6編を読者はするすると追いかけていってサラリと読み終えてしまう短編小説だ。いずれも軽やかでチャーミングな、終わる、ということの重さを払拭したラストシーンを持っている。それが6つ。なるほど、『ラストシーンの出来ばえ』という短編集に収録されるにふさわしい内容だ。同じく『ラストシーンの出来ばえ』に収録された別の短編「私のなかの三つの夏」の登場人物と同じ姓の男が出てくるのはさて、偶然か必然か。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
小説の基本の原理は他人の運命への興味である。旅、辺境、女性、戦争……。自身で編んだ「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」を入口として新たな傑作を縦横無尽に語りつくす。やわらかな語り口で、世界文学の本当の面白さを教えてくれる。20世紀という時代、そして「いま」を読み解く最良の文学案内。【著者】池澤夏樹1945年北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。以後多くの旅を重ね、3年をギリシャで、10年を沖縄で、5年をフランスで過ごして、今は札幌在住。1987年『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後の作品に『マシアス・ギリの失脚』『花を運ぶ妹』『静かな大地』『キップをなくして』『カデナ』『アトミック・ボックス』など。自然と人間の関係について明晰な思索を重ね、数々の作品を生む。2014年末より「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」全30巻の刊行を開始。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
おま森からやって来た幸せを呼ぶ旅人、ココニーとペリペラはいろんな国に行って幸せを呼んでいきます。食べ物に困った国、1人ぼっちで寂しい国などいろんな国を訪れます。そんなある日、自分たちの幸せの呼び方を聞かれたココニーとペリペラ。2人の幸せは呼べるのでしょうか?【こんな人にオススメ】悩んでる人、幸せがほしいと思っている人、癒し好きな人、会社員、学生【著者プロフィール】著者:堀としかず1991年生まれ。愛媛出身。京都嵯峨芸術大学短期大学部イラストレーション領域卒業。主に和紙に墨、水干絵具を使用し細かい独自世界をファンタジーに描く。イベント、企画展。個展など関西中心に活動中。
公開日: 2016/04/18
ライトノベル
 
【本書は、半沢直樹シリーズ第4弾『銀翼のイカロス』の無料試し読み版です】頭取命令で経営再建中の帝国航空を押しつけられた東京中央銀行の半沢直樹が、500億円もの債権放棄を求める再生タスクフォースと激突する。政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い。半沢に勝ち目はあるか?
公開日: 2016/04/17
ライトノベル
 
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