いとうせいこうさん カズレーザーさん W推薦!「そんなアホな。でも、そんなアホな、なんやで。」壮絶な妄想かドキュメントか――。日本を代表する放送作家・倉本美津留による渾身の処女小説。人はどんな時代でも駆け抜け直せる。小説によって。――いとうせいこうさん妄想止まらぬアホの一代記。だけど、いつの時代も妄想するアホが世界を動かしてきた。――カズレーザーさん(以下、概要)「世界を救うのはおれしかいない!」。尋常ならざるほどの強烈な「思い込み」の強さをもつ後藤誉。ある人物の生まれ変わりだと’確信’したときからその人生の歯車は壊れるほど強烈に回りだし……。妄想かドキュメントか。実際に起こったカタストロフィとともに、アートの力、思い込みの力を描き切った感動作。【著者プロフィール】倉本美津留 (くらもと みつる)放送作家。 「EXテレビ」「ダウンタウンのごっつええ感じ」「伊東家の食卓」「たけしの万物創世紀」「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」「松本紳助」「M-1グランプリ」「ダウンタウンDX」「浦沢直樹の漫勉」「シャキーン!」ほか、数々のテレビ番組を手がける。著書に、『ことば絵本 明日のカルタ』(日本図書センター)、『ビートル頭―ビートルズの使い方 世界をビックリさせつづけるクリエイティブの本質』(主婦の友社)、『倉本美津留の超国語辞典』(朝日出版社)、『笑い論』(小社刊)、『パロディスム宣言』(美術出版社)など。