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【歴史・時代劇・戦記】タグの実用書

「894年遣唐使廃止」は日本を変える出来事ではなかった。列島を取り巻く大海原をたくましく乗り越え、「外」と日本を繋ぎ続ける人たちがいた―利を求め海を闊歩する海商たちと、彼らの助けを得て、最新の知識を求めて大陸へ渡ろうとする僧侶たち。多くの記録を史料に残した僧たちの足跡を辿ることで、海域交流の実相に迫り、歴史世界としての東シナ海を描き出す![本書の内容]序章 中世日本と東シナ海第1章 「遣唐使以後」へ 最後の遣唐使、出発 海商の登場 「遣唐使以後」の入唐僧たち 第2章 古代から中世へ 平安王朝の対外政策 帰国しなかった僧たち 密航僧の出現 第3章 大陸へ殺到する僧たち 「中世」の始まり 日宋仏教界をつないだ人脈―入宋僧円爾 日元関係の波紋と仏教交流―入元僧龍山徳見 第4章 「遣明使の時代」へ 混乱の海、統制の海 仏教交流の変質 補章 遣明使の後に続いたもの※本書は2010年に講談社選書メチエより刊行された『 選書日本中世史4 僧侶と海商たちの東シナ海』を原本とし、改訂を加え補章を付して文庫化したものです。
公開日: 2020/10/08
単行本・雑誌
 
講談社創業100周年企画「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版がいよいよスタート。本全集は、2014年には中国で、2016年からは台湾で翻訳出版され、累計で150万部を超えるベストセラーになっている。第1巻と同時発売の第2巻では、夏・殷・周の三代の王朝と、春秋戦国時代を扱う。司馬遷の『史記』などに語られる歴史は、すべてが確かな「事実」なのだろうか。後代の建て前や常識に縛られ、架空の「事実」を盛り込まれた史書や注釈書の中から、ほんとうの「事実」を探り出す道筋を示す。夏殷周三代の王朝や、戦国時代の領域国家は、新石器時代以来の文化地域を母体として成立しており、いまだ『史記』で語られるような「天下」を成してはいなかったのである。紀元前1023年、大国・殷を滅ぼした周は、青銅器に文字を鋳込む技術を殷から継承し、独占してそれを権威とした。しかし、その周も前8世紀には東西に分裂してやがて滅ぶ。つづく春秋時代も、それまでと同じく文化地域ごとに大国が小国を率いた時代だったが、漢字が周以外の大国の地域にも根づいていく。そして、大国が小国を滅ぼして官僚を派遣し、中央と地方を結ぶ文書行政が開始され、それを支える律令が整備されたのが、戦国時代だった。〔原本:2005年、講談社刊〕
公開日: 2020/10/08
単行本・雑誌
 
信長は朝廷との共存を望んでいた! 「楽市楽座」は信長のオリジナルではなかった! 世間では相変わらず「超人的な信長像」が人気だが、本当の信長はどんな人物だったのか? 最新研究で明かされた、新たな人物像をめぐる14本の画期的歴史評論集。
公開日: 2020/10/07
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。総理大臣になった人って何人いるか知ってますか?菅義偉総理大臣が第99代だから、80人ぐらい? いや、もっと多いのかな?答えの知りたい人は、検索する前に、「歴代総理の『胆力』」を紐解いてみませんか?著者は永田町取材歴50年を超える政治評論家・小林吉弥(こばやし・きちや)。昭和16年(1941)8月26日、東京都生まれ。抜群の確度を誇る政局分析・選挙分析には定評あるところで、本書はそれらを背景にした「日本の宰相総覧」です。初代伊藤博文から、明治・大正・昭和・平成・令和の各時代を導いた歴代総理大臣のエピソードに触れることで、歴史上の宰相たちが、より身近に感じられることでしょう。宰相の発言からの豊富な引用は、正しく「謦咳に接した」かのような、時空を超えた体験を味わわせてくれます。日々、時々刻々、決断を迫られた歴代総理たちの「胆力」を目の当たりにすることは、必ずや、自身の現在に照らして、多くの豊かなアドバイスとヒントを与えてくれるはずです。本書を「いまを生きる」「決断に迷う」全ての人にお薦めする所以です。
公開日: 2020/10/07
単行本・雑誌
 
総力特集「日本書紀大解剖」弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から40年以上、全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。日本書紀編纂1300年にあわせ、日本書紀を最新の見地から読み直す。【著者】「季刊邪馬台国」編纂委員会1979年の創刊から40年以上、全国に向けて古代史情報を発信
公開日: 2020/10/07
単行本・雑誌
 
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。日本文化の構造的欠陥を糺す! 本書では、近現代史考察するための序論として「近現代史を歪める人々」と題したう1章を冒頭に特別に設け、日本民族が抱える最大の問題の一つである「バカトップ問題」について考察しています。 最高の教育を受け 優秀な成績を収めながら、一番肝心な常識がわかっていないエリートがなぜか組織のトップになってしまい、その組織を滅亡に導く……古くは、大日本帝国を破滅させた陸軍参謀本部、そして戦後は、「常識に欠け、きわめて傲慢」な点で旧陸軍と酷似した朝日新聞社が犯してきた罪について厳しく断罪します。 また、歴史教科書などではあまり詳しく触れられることが少ない「琉球処分」についても解説。沖縄はいかにして大日本帝国に編入されたのか? 朱子学を通して琉球史を概観することができます。 さらに、明治政府が行なった「宗教の整備」について、全国を吹き荒れた「廃仏毀釈」の凄まじさ――あの奈良・興福寺の五重塔さえもスクラップにして売り払われる寸前だった――に焦点を当て、宗教史にも造詣が深い著者ならではの独自の解釈を盛り込んでいます。
公開日: 2020/10/06
単行本・雑誌
 
英国策からみた維新史に注目幕末から明治にかけて日本に滞在した英国の外交官、アーネスト・サトウ。世界史上、相手国に喰い込んだ外交官は数多くいれど、対立する両者と密な関係を築き、相手国の歴史に深刻な影響を与えた外交官はアーネスト・サトウを措いて他にいたであろうか。なにしろ幕府を支援していた英国を薩長の側に付かせ、日本の政治体制を大きく変えてしまったのだから。これまで日の当たらなかった一次史料を駆使し、アーネスト・サトウを論じた書であるが、江戸城無血開城へのイギリスの影響など、英国策からみた維新史は瞠目に値するものがある。【著者】孫崎享1943年、旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退。外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダでの勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002〜2009年まで防衛大学校教授。
公開日: 2020/10/02
単行本・雑誌
 
「血盟団事件」「五・一五事件」「二・二六事件」当事者と接した2人が明かす革命家群像保阪氏と鈴木氏の初顔合わせ対談。昭和史には、全人類史が経験したすべての出来事が詰まっているという。貧困・飢餓・戦争・クーデター・占領、そして平和と繁栄……。日本人の罪と過ち、知恵と勇気を映し出す歴史の大舞台で、日本人は何のために互いを「敵」と見做し、テロの果てに血を流したのか? 国家改革を求めた青年将校や憂国者の心理から現代日本の希望と挫折、その課題を浮き彫りにする。【著者】保阪正康1939(昭和14)年、札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究のために、これまでに延べ四千人に聞き書き調査を行い、独自の執筆活動を続けている。2004年、個人誌『昭和史講座』刊行などの功績で第52回菊池寛賞受賞。著書に『東條英機と天皇の時代』『後藤田正晴』(ともにちくま文庫)、『瀬島龍三』(文春文庫)、『昭和史 七つの謎』(講談社文庫)、『昭和陸軍の研究』(上下、朝日文庫)、『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)他多数。鈴木邦男1943(昭和18)年、福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大学大学院政治学専攻中退。サンケイ新聞を経て元一水会代表。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」共同代表。著書に『公安警察の手口』『右翼は言論の敵か』(ともにちくま新書)、『愛国と米国』(平凡社新書)、『愛国と憂国と売国』(集英社新書)、『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『〈愛国心〉に気をつけろ!』(岩波ブックレット)、『失敗の愛国心』(イースト・プレス)、『ヤマトタケル』(現代書館)他多数。
公開日: 2020/10/02
単行本・雑誌
 
過去500以上の城跡を訪れた歴史作家・伊東潤によるラジオ番組の人気コーナー「城歩きのすすめ」の原稿をマイクロコンテンツとして電子書籍化!その城が作られた背景や起こった出来事などを地域ごとにわかりやすくまとめています。城歩きを始めてみたいというビギナーの方にもおすすめです。<2巻に収録の城>- 熊本城- 江戸城- 名古屋城※原稿は常に更新していますが、著者の既刊『歴史作家の城めぐり』『城を攻める 城を守る』の内容と重複する箇所もございますのでご了承ください。また、ラジオ原稿がベースとなります関係で、図表等はございません。
公開日: 2020/09/30
単行本・雑誌
 
今こそ、取り戻せ――。日本人の誇りを。教科書が教えてくれない、知られざる日本近現代史。勝者に書き換えられた歴史を日本側の記録と照らして当時の真相を紐解く、現代人必読の一冊。明治維新から太平洋戦争に至るまでを正しく捉えなおすと、日本が成し遂げてきた歴史的功績が浮かび上がる。戦後に捻じ曲げられた真実を探る一冊。・太平洋戦争を「侵略戦争」とするのは捏造だった。・日韓関係に問題が生じるのは、事実検証の甘さが原因。・戦勝国に押しつけられた近代史は、今こそ正すべき。
公開日: 2020/09/30
単行本・雑誌
 
いま再評価される戦国の敗者たちそれぞれの「滅びの美学」を検証する!大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀をはじめ、石田三成、武田勝頼、今川氏真など、今まで敗者として扱われ、勝負での采配はもとより、その人間性に問題があったなどとまで言われてきた戦国武将たちが、再評価されている。実は有能であり、人間的にも優れていたという評価もある。やはり勝敗は時の運なのか、勝者が作った勝者のための歴史に陰に隠された真実を解き明かす。そして、敗北し、結果として死に直面した時、どのような死に様を選んだのか。ある者は潔く散ることを選び、ある者は生き抜くことを選ぶ。敗者たちのそれぞれの「滅びの美学」について、解明していく。
公開日: 2020/09/29
単行本・雑誌
 
日本による台湾統治は「侵略」でも「植民地」でもなかった!いまなお台湾人から敬愛され、神として祀られる「日帝」時代の日本人。疫病を台湾から追い出した医師、台湾人に「共通語」を与えた日本語教育など、台湾の近代化に命を賭けた日本人たちの姿を通して日本の「過去」といまに続く日台の絆を問い直す。――経済的数字から見れば台湾では植民地搾取どころではなかった。台湾が日本の植民地というなら、日本国民は植民地のために搾取され、台湾を肥らせ、甘やかしていたというのが史実である。児玉源太郎総督の時代に、後藤新平が行った土地調査のことを、「土地略奪」だと中国人学者は歪曲・捏造して伝えているが、そこには何の根拠もないのである。むしろ、その逆が史実であることは、本書を一読すれば明らかだ。(「まえがき」より)[内容紹介]第一章 日本の台湾経営は「侵略」ではなかった第二章 台湾は日本の植民地ではなかった第三章 近代台湾のインフラをつくった日本人第四章 台湾の衛生環境を飛躍的に改善した日本の医療第五章 飢餓の島を豊かな産業国家に変えた日本人第六章 台湾人の教育に命を賭けた日本人第七章 台湾にいまも残る日本精神
公開日: 2020/09/29
単行本・雑誌
 
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。池上彰が解説する最も分かりやすい現代史!「移民でできた国アメリカが、移民を排除するのはなぜ?」「大統領選挙が厳密には直接選挙ではないのはどうして?」「なぜ米軍基地は沖縄に集中しているのか?」「EU加盟国の中でも、独自の立場を維持していたイギリス。なぜEUから離脱したのか」「ドイツと日本。周辺国との関係が異なるのはなぜ?」知っているようで知らない、アメリカ、イギリス、ドイツの歴史を池上彰が鋭く解説。思わず、「へえ、そうだったの!」と言いたくなる事実が続々登場。ベストセラー『池上彰の世界の見方』シリーズの『アメリカ』『イギリスとEU』『ドイツとEU』の内容を1冊のまんがに凝縮。受験生や就活生、ビジネスパーソンはもちろん、アメリカ大統領選挙や、「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」運動などのニュースの背景を知りたい方にも最適です!
公開日: 2020/09/28
単行本・雑誌
 
中国共産党による各国への’共産主義浸透工作’は今なお続いている! 大陸に飲み込まれないためにインドシナの歴史から日本人が学ぶべきこととは?今、気鋭の執筆陣による画期的な’真実のインドシナ史’カンボジアに行ってみたら……中共の酷さがわかった!!東南アジアで現在もっとも中国の植民地化が進み、中国人客があふれているカンボジアを旅した3人の論客がその歴史・政治、ひいては日本と中国について分析と議論を重ね、多角的かつコンパクトにまとめた一冊。観光客が見学するキリング・フィールド、虐殺博物館。 拷問の限りを尽くされ亡くなった、罪なき人々の断末魔が聞こえるような展示に、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)の残虐性を伺い知ることのできる場所である。こうした残忍な「革命」は、中国とカンボジアだけでなく、当時(1970年代)、世界各地で行なわれた。カンボジアは特に、1958年の大躍進政策から文化大革命(1966年~1976年)の頃の中国とおぞましいほどに似ている。拷問のやり方までそっくりであった。・文化レベルが高く豊かなカンボジアで、なぜポル・ポト派による大虐殺が起きたのか?・中共の革命輸出がどのようになされたのか。・カンボジアだけでなく東南アジアすべてにおいて、華僑・華人がどのような役割を果たしてきたのか。これらのことをもっと知らなくてはいけないと、著者たちは力説する。それは、決して他人事ではなく、今、日本が直面している出来事でもあるからだ。 米中新冷戦を軸にした新たな国際秩序の枠組みへの転換を伴う激動の時代が幕を開ける、第三次世界大戦前夜ともいえるような不確実性のなかで、今後、日本と日本人が何をすべきか、どんな未来を描くべきかを問う。第一章 歴史編 現代カンボジアを知るための東南アジア史概説/宮脇淳子地理に始まり、古代から現代にいたるインドシナ半島の歴史を、カンボジアに焦点を当てて解説第二章 政治編 カンボジアの反仏独立闘争と日本/江崎道朗前編:カンボジアの独立運動を助けた日本人、只熊力氏を通して反仏独立戦争を解説。後編:自己の権力確立だけを画策し内戦を引き起こしたシハヌーク国王の実態を描く。第三章 国際関係編 中国化するカンボジアのゆくえ/福島香織カンボジア生まれの華人工作員、周徳高のオーラル・ヒストリーに基づいて、華人視点からクメール・ルージュと中共の関係を考察。中共の革命輸出がどのようになされたのか、東南アジアにおいて華僑・華人がどのような役割を果たしてきたかを解説する。第四章 鼎談編 中共の暴虐とインドシナの命運
公開日: 2020/09/26
単行本・雑誌
 
中国の札束外交にソロモン諸島は陥落寸前!日本軍の撤退後、悲劇の激戦地はいかなる歴史をたどり、中国はどのように浸透していったか。国家と社会、地域と歴史を理解するためのさまざまな情報を具体的に読み取ることができる、切手や郵便物を資料とした’郵便学’の手法で歴史を解き明かす!!ーいまなぜ、ガダルカナルかーソロモン諸島、特にその最大の島であるガダルカナル島は、先の大戦の激戦地として知られているが、近年、この太平洋諸国では、台湾と断交し、中国と国交を結ぶ国が増えている。2019年9月16日、中国は台湾と断交したソロモン諸島と国交を樹立し、外交的に取り込むと、年来の親中国家であるヴァヌアツを起点に<ソロモン諸島→パプアニューギニア→東ティモール>を結ぶ親中国家のリンクを形成することに成功し、事実上のオーストラリア包囲網を構築したにも等しい状況にあるのだ。ーどのようにして中国が食い込んでいったのかー日本では’ガダルカナル’というと、第二次大戦史以降、この島をめぐる歴史的な展開についてはほとんど触れられることがない。歴史用語として凍結保存され、多くの日本人の視界から’現在のガダルカナル’は 長きにわたって抜け落ちたままになってきた。「戦後、この地における日本の存在感が希薄であり続けた結果、中国の南太平洋進出、ひいては、そこから日本に圧力をかける地歩を築く土壌を育んでしまった」と著者は指摘する。本書では、第二次大戦中のガダルカナル攻防戦のみならず、ガダルカナル島を中心としたソロモン諸島の近現代史を通観することで、日本、アメリカ、中国、オーストラリアなど、関係各国の南太平洋の要衝をめぐるこれまでの動きと、未来の構図を明らかにする。第一章 知られざる英領の島第二章 餓島の戦い第三章 想定外だった’独立への道’第四章 そして再び、ガダルカナルは最前線になった
公開日: 2020/09/26
単行本・雑誌
 
神事相撲から現代までの栄枯盛衰、土俵や番付の起源や変遷、雷電・梅ヶ谷・陣幕ほか名力士たちの事績等、日本の「国技」の全てを明らかにする。江戸時代の番付になぜ「横綱」の記載がないのか。土俵はいつから円形になったのか。横綱土俵入りになぜ雲龍型と不知火型があるのか。行司家元の吉田家等が「創作」した故実や巷間流布した言説も鵜呑みにせず、史実や史跡を丁寧に再検証。著者50年に亘る相撲史研究の粋を集めた入門書。1 歴 史相撲の始まり/神事相撲/相撲節会/戦国時代の武家相撲/江戸時代の相撲/勧進相撲の禁止令/明治時代の相撲/大正・昭和時代の相撲2 横綱横綱の起源/明石志賀之助が相撲の始祖/’綱’は注連縄/横綱土俵入りの’型’について/手数入りとはなんぞや/なぜ雷電は横綱になれなかったか3 家 元吉田追風家とは何か/「相撲之御家」京都五條家/謎の式守五太夫/謎の南部四角土俵/土地相撲と大相撲/セミプロの巡業相撲4 番 付大相撲番付の変遷/年寄りの起源と変遷/二人の相生松五郎/関脇に落ちた横綱5 土 俵土俵はいつできたか/相撲絵画による実証6 相撲と浮世絵相撲の浮世絵/奇怪な錦絵の謎解/おかしなおかしな横綱7 事件・騒動越後国地蔵堂力士殺し/嘉永の紛擾事件/五大紛擾事件/次郎長相撲三国志8 こぼれ話古今珍名・奇名・シコ名くらべ/相撲と芝居/相撲を詠んだ和歌、狂歌横綱風土記解説 谷口公逸
公開日: 2020/09/24
単行本・雑誌
 
正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要であるーー。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲にもとづく弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出したのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝からその実像を浮かび上がらせる決定版。解説・井上潤
公開日: 2020/09/24
単行本・雑誌
 
岐路に立つ日本の「平和論」!縄文時代からの 平和感覚が危機に……未曾有の国難、本当の平和とは何か?何故かくも長き平和が日本で継続しえたのか? 既成概念にとらわれない歴史論の試み。日本史の特異性を世界史との対比で考察すると見えてきた! 縦横無尽の歴史試論。プロローグ 縄文時代から日本人は平和を愛してきた第一章 一万年余も平和だった繩文時代第二章 縄文人の芸術と信仰第三章 「白村江」から「大東亜戦争」まで第四章 中国の内乱と革命はすべて殲滅戦だ第五章 「欧米文明の黄昏」 ――シュメール、バビロニア、 ローマはなぜ滅びたのか?第六章 欧米人の平和、日本人の平和エピローグ 振り向けば祖国は死に際
公開日: 2020/09/23
単行本・雑誌
 
日本国は、どのようにしてつくられたのか?日本人は、何をよりどころにしてきたのか?「縄文精神」と「やまとごころ」の2つのキーワードから日本国史の本質を読み解く。
公開日: 2020/09/20
単行本・雑誌
 
渋沢栄一は、もとの農民兼商人だったのですが、徳川幕府をたおそうとする革命思想をもっていました。幕府の追及をのがれるため、水戸藩に仕えましたが、英まいな藩主一橋慶喜に傾倒、その命によりフランスに出張して、戌辰戦争にまき込まれずにすみました。帰国後、大隈重信に呼び出され、大蔵省の租税正となり、大蔵少輔(局長)になるも、大久保利通大蔵卿と軍事費をめぐって対立、辞職します。後に第一国立銀行の頭取となり、日本の成長に必要な民間企業600社以上を育成することとなります。明治維新の前は、西郷隆盛の知遇をえたし、明治以降は米国の歴代大統領と交流して、国際協力活動や民間の平和活動(ワシントン条約の締結をうらから支援)に携わりました。こうした渋沢の実績は、論語の信奉を基盤とした信念に基づき、また栄一の人柄がもたらしたものです。彼の信条は、独占や私利私益を排し、国民公共のために仂くことでした。
公開日: 2020/09/18
単行本・雑誌
 
完全なる優美、子どもの無垢、美の残酷、壊れたような狂気、死の臭い、そして楽しさと同居する寂しさ――目まぐるしく濃淡が変化する人間心理の綾を音で描くことができた音楽史上ただ一人の作曲家、モーツァルト。天才少年の殻を自ら打ち破り、初のフリー芸術家という革新的な活動を繰り広げた天才の真実とは?
公開日: 2020/09/18
単行本・雑誌
 
群雄割拠の戦国時代。尾張の武将・織田信長は、天下統一という壮大な夢の実現に向けて邁進するが、一族の姫たちはその夢に翻弄され涙を飲んでいた。信長の生母でありながら息子を憎んだ『土田御前』、女城主となるも甥の信長に処刑された『おつやの方』、信長の長女として徳川家康の嫡男に嫁ぐも自分のせいで夫を死なせてしまった『徳姫』。過酷な時代を生きた5人の姫の物語。
公開日: 2020/09/18
単行本・雑誌
 
【内容紹介】「のっこむ」=職人が大勢で現場に乗り込むこと。「人を活かす──その大切さを教えてくれます! 」横浜FC会長・奥寺康彦氏推薦!溶接工から「製造請負」のパイオニアへ。波瀾万丈の一代記!他社の追随を許さないハイレベルの人材育成を武器に、戦後日本の生産現場を支えてきた業務請負・人材派遣大手の日総工産。溶接工としてキャリアをスタートさせた同社創業者・清水唯雄が「製造請負」という新しい事業分野を切り拓いてきた今日までの歩みを振り返るとともに、「ものづくり立国・日本」再興への新たな担い手としての役割も期待される人材サービス業の今後の可能性について語る。【著者紹介】[著]清水 唯雄(しみず・ただお)日総工産株式会社 取締役(名誉会長)。1936(昭和11)年8月21日、神奈川県横浜市に生まれる。日本鋼管(現・JFEスチール)勤務を経て、1971(昭和46)年2月、日総工営株式会社(現・日総工産株式会社)を設立、代表取締役社長に就任。日総工産代表取締役社長・会長を経て、2019(平成31)年4月、取締役(名誉会長)に就任。社会福祉法人近代老人福祉協会 理事長。一般社団法人日本生産技能労務協会 名誉相談役(元会長)。
公開日: 2020/09/17
単行本・雑誌
 
すごいとヤバいで戦国武将の生き様がまるわかり!戦国の世を駆けぬけた武将たちのすごい経歴、数々のヤバいエピソードを彼らの特徴をとらえたイラストを交えてわかりやすく解説。人間味があふれる逸話から耳を疑うようなとんでもないエピソードまで歴史に名を残す武将たちの個性をあますところなく色濃く紹介、豆知識も満載です!楽しい歴史読み物としてはもちろん、日本史と戦国武将の世界により深く興味が湧いてくる一冊です。【はじめに】「ヤバい」という言葉は、もともとは「危ない」という意味で否定的に使われていましたが、現代では肯定的な意味でも使われています。良い意味でも悪い意味でも危ないということなら、戦国武将ほど「ヤバい」人物は、ほかにいないと言っていいでしょう。戦国武将は、土地を治める領主であり、主君として家臣に命令をする立場にありました。しかし、中国の皇帝のような専制君主ではありませんでしたから、命令したからといって、必ずしも家臣が素直に聞くとは限らなかったのです。命令を聞かないからといってすぐに殺してしまうような本当に危険な主君であれば、家臣の心が離れ、万が一敵に攻められた時ときには裏切られてしまったことでしょう。とはいえ、命い令を聞かないことを黙く認する惰弱な主君であれば、いずれ家臣に謀反をおこされたにちがいありません。厳格ではありつつも思いやりのあるという二面性をもった武将でなければ、戦国の乱世 を生き抜くことはできなかったはずです。江戸時代になると、戦国武将の「すごい」あるいは「ヤバい」言動や行動が書物として読まれるようになりました。当時の武士からしても、戦国武将の生き様は参考になったからです。本書で紹介しているのは、そのように少しぶっ飛んだ戦国武将です。もちろん、戦国武将にまつわる話がすべて史実とは限りません。ただ、成功した話だけでなく失敗した話も伝えられてきたということは、それだけ戦国武将が愛されてきた証拠といえるのではないでしょうか。小和田泰経【もくじ】1章英雄だって人間だ!三英傑は残念エピソードの宝庫織田信長/豊臣秀吉/徳川家康2章あの人ともやらかしていた!意外に残念な人気武将たち上杉謙信/石田三成/伊達政宗/斎藤道三/明智光秀/毛利元就3章暴れん坊からヘタレまで東日本の大名・武将たち本田忠勝/水野勝成/井伊直政/小山田信茂/直江兼続/織田長益福島正則/織田信雄/斎藤龍興/小田氏治/森永可/本田忠朝4章ハチャメチャな逸話がいっぱい西日本の大名・武将松永久秀/大友宗麟/小早川秀秋/竜造寺隆信/荒木村重/細川忠興細川政元/島津忠恒/大内義隆/薄田兼相コラムじつはヤバくない武将たち1:織田信長を苦しめた武将たちじつはヤバくない武将たち2:親の威光に苦しんだ跡取り息子たちちょっとヤバい武将たち1:しっかりしていなかった室町将軍ちょっとヤバい武将たち2:謀反、裏切り何でもアリ!の武将たち
公開日: 2020/09/16
単行本・雑誌
 
『古事記』に登場する神さまは、人間以上に、人間らしい。人間以上に、人間臭い。泣きたいときに泣いて、怒りたいときに怒って、喜ぶときは全身いっぱいに喜びを表現し、感動するときは人間と同じように涙する。「『古事記』って、こんなに面白かったんだ」――心からそう思える最強の’古事記新訳’、ここに誕生!
公開日: 2020/09/16
単行本・雑誌
 
戦国時代の合戦の裏では、本当に「忍者」が活躍していた!これまでフィクションの中でしか考えられなかった戦国時代の忍者。実像は闇に包まれ、江戸時代に書かれた軍記物や、忍術伝書から想像するしかなかった。しかし、史料に断片的に残されていた、忍びにまつわる記述を丹念に読み解くことで、その驚きの実態が明らかとなった。これまでの戦国合戦研究を覆す、気鋭の歴史学者による最新研究!●カギ梯子で、300人もの忍者が城へ忍び込む!●商人に化けて敵城へ潜入!●侵入してきた敵の忍びを見つけ出す!●捕らえられた忍び、荷物から火打ち道具が見つかり「敵の忍者です」と白状【目次】はじめに第1章 江戸時代における忍びの認識 1 忍びとはどのような人々であったか――『武家名目抄』 2 忍びのマニュアルと心構え――『軍法侍用集』 3 武田の軍記物に描かれた忍び――『甲陽軍鑑』 4 忍びの別称第2章 戦国の忍びの登場 1 伊賀と甲賀 2 武田の透波、北条の風魔、伊達の黒脛巾 3 悪党と忍び第3章 草、野臥、かまり 1 草、草調義 2 伏兵、伏勢、伏調儀 3 野臥、かまり第4章 城の乗っ取り、放火、決死の諜報活動 1 城乗っ取りと忍び 2 忍びによる潜入と放火 3 目付の活動第5章 戦国大名と忍び 1 中世の夜と忍びの世界 2 忍びの運命 3 足軽と忍びおわりに――戦国の忍びとはどのような人々だったのかあとがき参考文献一覧
公開日: 2020/09/10
単行本・雑誌
 
近現代史が大きく変わる、インテリジェンス・ヒストリーロシア革命からソ連崩壊に至るソ連情報機関の対外工作を描き出す重要史料、「ミトロヒン文書」!亡命したKGB職員が10年をかけ、命がけで書いた「ミトロヒン文書」。ヴェノナ文書に並ぶ戦後最大の防諜情報といわれる。■トロツキー暗殺■日米戦争■原爆情報収集■自民党・社会党の協力者■キューバ危機■「プラハの春」圧殺■国家ぐるみの産業スパイ……etc.日英米を操ってきた、凄まじい工作の数々。プーチン大統領を支える元KGBの真実が明らかになる。これはフィクションではない!●世界の裏で行われているインテリジェンスの攻防●官公庁・メディア・財界に浸透した工作員と協力者●なぜ、ソ連そしてKGBは負けたのか?●一党独裁は愛国者を敵に回す!?●最後の特殊作戦──ゴルバチョフとエリツィンを拘束せよ【著者プロフィール】著者:山内智恵子 (やまのうち ちえこ)1957年東京生まれ。日本IBM株式会社東京基礎研究所を経て現在英語講師。2013〜2017年まで憲政史家倉山満氏、2016年から評論家江崎道朗氏のアシスタント兼リサーチャー(調査担当者)を務める。監修:江崎道朗 (えざき みちお)評論家。1962年(昭和37年)東京都生まれ。主な研究テーマは近現代史、外交・安全保障、インテリジェンスなど。社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員。産経新聞「正論」執筆メンバー。主な著書に、『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(祥伝社)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(第27回山本七平賞最終候補作、 PHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本再興大賞受賞作品、小社刊)など。
公開日: 2020/09/10
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混乱や厄災には世界史を学ぶことで乗り切れる! 倉山満が伝える6人視点で読み解く世界史!世界はこんなにも残酷です、たくましく生きましょう!■青年宰相(当時18歳)・北条時宗はどう戦ったか?■鉄砲の世界生産量の過半数に達した日本■豊臣秀吉は奴隷貿易をやめさせた■田沼意次の善政を悪にした松平定信のプロパガンダ■米中露を一人でねじ伏せたパーマストン■経済をわからない政治家が民を苦しめる■鉄血宰相ビスマルクのもたらした平和■「ノックスの十戒」と地政学の基本■極東の番犬上等!日英同盟成立■世界を変えた日本の大勝利チンギス・ハーン、コロンブス、ナポレオン、パーマストン、ビスマルク、ヴィルヘルム2世と、世界の歴史を動かし、我が国にも影響を与えた人たちが何をしたかを描きました。そして影響を受けた日本の人物、北条時宗、豊臣秀吉、徳川家斉、水野忠邦、大久保利通、伊藤博文がどのような決断をしたのか、読者の皆さんに評価してほしいと思います。日本人が世界の歴史を学ぶとき、自分たちにとってどういう意味があるのかを考えて欲しいと思い、本書を書きました。(本文より)【著者プロフィール】倉山満 (くらやま みつる)1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。著書に、『ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法』(PHP研究所)、『検証 検察庁の近現代史』(光文社)、『バカよさらば プロパガンダで読み解く日本の真実』(小社刊)など多数。現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」や「チャンネルくらら」などで積極的に言論活動を行っている。
公開日: 2020/09/10
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かつて、「歴史」を必要としたのは権力者だった。権力者は自らの支配を正当化するために歴史を書かせた。歴史家は往々にして、権力者に奉仕する者だったのである。しかし、近代歴史学の使命は、権力を監視し、批判することにこそある。近代世界の覇権を握った西洋文明を相対化し、西洋中心史観と中華主義からの脱却を訴える、白熱の世界史講座。近代以前の世界では、中央ユーラシア諸民族の動向が、歴史を動かしていた。騎馬遊牧民はどのように登場し、その機動力と経済力は、いかに周辺諸国家に浸透していったのか。シルクロードのネットワークを媒介とした「前近代世界システム論」とは。ソグド人やウイグル人のキャラバン交易や、キリスト教の最大のライバルだったマニ教の動向などを、ユーラシア各地に残る古文書、石碑の読解から得たオリジナルな研究成果をもとに解明していく。そこから見えてくるのは、あらゆるモノは歴史的所産であり、文化・言語・思想から、政治・経済活動まで、すべては変化し混ざり合って生み出され、純粋な民族文化や普遍的な国家など存在しない、という真実である。さらに、近年日本で発見されて世界的な注目を浴びるマニ教絵画から、日本伝来の史料で明らかになるシルクロードの実像まで。「興亡の世界史」シリーズ最大の話題作『シルクロードと唐帝国』の著者による、待望の書下ろし。
公開日: 2020/09/10
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アメリカが取り憑かれ続けてきた強迫観念―「アジア人が攻めてくる!」中国が日本と結び、西洋世界へと牙を剥く。驚異的な人口のパワーに、欧米は飲み込まれてしまう……こうした「黄色い禍」という強迫的観念は、日露戦争で日本がロシアに勝利したことをきっかけに生まれた。そしてこの「人種主義的思考」は、西海岸に多くの日系移民が押し寄せたアメリカにおいてはとりわけ強く刻まれ、形を変えながら現在に至るまで、社会・政治のなかに脈々と息づき続けている。「我々は白人種と交わることのない人々から同質な人々を作り出すことはできない」―ウィルソン(第28代米大統領・国際連盟提唱者)が署名したアジア人移民排斥を訴える文書「黒人はアフリカに、黄色人はアジアに、そして白人はヨーロッパとアメリカにいるべきだと強く思うんだ」―トルーマン(第33代米大統領)が妻に送ったラブレターコロナ禍によって黄禍論的思考はいまだ欧米社会に根を張っていることが明らかとなり、アメリカでは人種をめぐる対立がいまもってなお深刻であることが露となったいま、トランプ大統領を生み出したアメリカ社会に100年以上根づく「人種主義的思考」の歴史をひもとかなければならない。【本書の内容】東洋人の群れ ―「日中同盟」の悪夢幻の「人種平等」 ―国際連盟設立と人種差別撤廃案、そして排日移民法汎アジア主義の勃興と破綻戦争と人種主義消えない恐怖 ―冷戦下の日米関係よみがえる黄禍論
公開日: 2020/09/10
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