※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。柔道は今や世界の「JUDO」へと進化し、2016年リオ五輪では男女14階級で実に26カ国にメダルが分散しています。「柔道は日本発祥なのだから、日本人選手が一番強いはず」の発想は、あながち間違いではありませんが、見る角度を変えると間違いになります。外国人選手は、ルール内で母国の民族格闘技を利用し応用させ、日本の柔道には見られない技術・技を繰り出し、それに日本人選手が対応できないという現象が起こっているのです。では、日本の技術では太刀打ちできないかと言えば、決してそうではありません。本書では日本的柔道の技術を見直し、組手と身長差を基準にした「6区画理論」と称して世界の強豪といかに戦うかをテーマに整理しました。各区画においては組手、生かすべき技術の基本が変化します。相手に応じてさまざまな局面で対応するためにも、6区画の自分の技術を確立・整理しておくことは必要であると考えています。(監修者:上水研一朗)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。