「駐在員事務所を開設した」、「安倍首相が財界人40人を連れてミャンマー訪問」。日本にいると、あたかも日系企業の進出が進んでいるように錯覚する。だが、実業を伴って進出した企業は少なく、どこも「現地を調査中」。首都では欧米化が着実に進み、地方では現地資本による工業団地の造成も始まっている。1年ぶりに現地を訪れてみると、日本からは見えないミャンマーの姿が浮かび上がってきた。※本書は月刊誌「WEDGE」2013年7月号の特集記事を編集し、電子化したものです。◆更地のティラワ 開発進むパティン◆1年で様変わりした ヤンゴンの町並み◆かつての援蒋ルート 中国の影響はいかに◆目立つ米韓企業 日本が狙う商機は?◆日本の生命線 ダウェーへの関与◆日本とミャンマーの架け橋になる人々の挑戦◆人物往来 日本とミャンマーの架け橋になる人々の挑戦