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ライトノベル・小説

60歳からはどんな生き方になるのだろう――本書は国際ビジネスの社会で第一線を走り続けてきたビジネスコンサルタントの本音である。喧騒を極めている世の中で、行き先さえ見えない今日、信念を持って育んできた信念が崩れそうになり、これまでの生き方を頑固に通そうとすれば世の中と不協和音を出してしまうだろう。そうなれば、第一線から退いてもフレキシブルに新しい価値観に対して多少は理解を示していく必要が出てくるだろう。がしかし、その方法は、あくまでも気楽に、気軽に。しかし、軽々しくなく、飄々と肩の力抜いて自由に振舞っていきたい。自由に生きても我欲が出てはいけない。欲は程ほどにと心得るのが、人に愛される「年寄りの道」である、と説いている。謙虚さに感謝の心を添えて、現在の瞬間の一つ一つに寄り添っていこうという姿勢を根底に持ちながら、「まぁ、いいか」と少し力を抜いて人生後半を愉しむ方法を提案している。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
時代の先端を切って革新的なことをしている人や組織は、常に世の脚光を浴びてもてはやされている。古くなったものには飽きるという性向が、人間にはある。しかし、古いものに対しては心の落ち着きを感じる。人間は生きていくという最も基本的な部分においては、食べて寝ることを繰り返している。繰り返しは、人間の宿命である。激動の世界であるといわれて、知らないうちに「変化」はよいことであるという錯覚に陥っているが、人間の行動様式に関しては、古いものにはそれなりの存在理由がある。本書には、「古きを温ねて新しきを知る」ような、人生を豊かにしていくヒントがちりばめられている。人はいま、古風を見直すべきである。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
お金がなければ生きていけない。しかし、稼ぐことばかりに気を取られていては、人生を楽しむゆとりがなくなってしまい、ほんとうの意味で「豊かな生活」などできない。視点を変えて、いかに使うかを考えてみよう。自分にとって価値あるものは何か? 自分をそして人を満足させる使い方とは? 同じ金額でも、効果はまったく違ってくるのだから。本書では、お礼やお祝いを贈るタイミングや金額の決め方、接待の効果をより高めるための心配り、手土産の選び方、お金を渡すときの心得など、さまざまな場面におけるマナーや効果的な使い方を紹介する。また、少額のお金をケチって評判を落としてしまったり、限定品商法に載せられて必要ないものを買ってしまうなど、誰もがつい陥りがちな損な使い方に警鐘を鳴らす。お金を生かすとは、人生や人間関係を豊かにすることである。上手に使って、払った金額以上の価値を手にしよう!
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
作法というと、型にはめられて身動きがとれない、自由を束縛されるので個性の発揮ができないなど、つい否定的な発想をしてしまいがちだ。ところが著者は、作法はスポーツのルールと同じ、それに従うからこそ、逆に自分の自由が確保されるのだという。 しかし、ただ作法に従うだけでは、マニュアルを守っているのと同じで面白くない。作法を守りつつも、自分の信念に基づいた「こだわり」を加味していく。そこに人生の楽しみ、味わいが生まれてくるのだという。 たとえば食事のとき、食器をテーブルに引きずらない、しずくを垂らさないように酒をつぐ。たとえば、人は役職名で呼ばずに名前で呼ぶ。たとえば、服装は見えないところほど清潔にしておく、などなど。そんな「こだわり」を加味することこそ個性の発揮であり、人生は面白味を増す。万事マニュアル時代の現代、作法を逆手にとって生活を楽しみ、自分のライフスタイルを確立しようという提案の一冊だ。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
この世には本物のような顔をしたニセ物がなんと多いことか。両者の差を見抜き、本物の人間になりたい人だけに贈る心得37ヵ条。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
企業のサービスはもちろんのこと、日常の対人関係においても、今ほど気配りの大切な時代はない。それでは一流の気配りとはどういうものか? 43の事例で明快に説く。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
年をとれば、誰もが自然と、体が衰えてくる。仕方のないことであるが、人生における活発さが無くなってくる。それに対し、できるだけ無理のない形で「心の老い」を抑え、愉しみある人生を送って生きたいものだ。本書では、その端緒として、「都会暮らし」をすすめる。都会には当然のことながら人が多い。ゆえに、そこで展開される出来事も多い。いつでも、刺激と変化に満ちていて、「外に出かけよう」「今を楽しもう」という気持ちを持たせてくれる。また、年をとれば、何よりもありがたいのが、便利でシンプルでコンパクトな生活空間を得られることである。大邸宅もいらず、シニアにはつきものの病院も近く、交通も便利で、気楽な生活が送れること請け合いである。老いない秘訣は、今を楽しむこと。そんな考え方を教えてくれる、夢ある一冊である。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
「急がば回れ」や「負けるが勝ち」ができる人こそ一流なんです。昨日までの常識が、今日には非常識になる変化の激しい現代で、先を読み、あえて他人の<逆>に進んで成功を勝ちとる逆張りの人生論。【主な内容】第一章 <逆>を行く生き方…「急がば回れ」で立体的にとらえる 「負けるが勝ち」で大局的に勝つ あえて欠点や短所をさらけ出す 傍流にあって大きな流れを変える 判断の質にも考慮する 順境に悲しみ逆境に喜ぶ 転んだら、そのままの角度で周囲を見回す 第二章 <逆張り>の仕事術…自分の組織を外から眺める あまり目が向けられていない隙間を狙う 情報の入口を狭める 不景気のときこそ積極策を 長期的視点での「逆張り」 権限委譲を惜しまない 行き詰まったら自分の欲を「因数分解」する 第三章 <自分流>のライフスタイル…人の格付けに惑わされない 身の回りのものを率直な目で眺めてみる 流行とは適当につきあう
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
ライブドア、村上ファンドなど、カネに魅入られた人びとの挫折が相次いだ。もともと、昔から、「金と塵は積もるほど汚い」と言われている。それを実演したようなドタバタ劇だった。これらを見ていると、やはり人生の目的は「カネの獲得」ではないことがよくわかる。カネは、かえってその人の人生を縛るものだ。賢明な者は、決して、必要以上のカネに執着すべきではない。著者は言う、「カネに対する欲を抑えてみると、身も心も解放されて軽くなる」と。そこで、本書では、サブタイトルの「品格あるノーマネー生活のすすめ」にも示されているように、カネのかからない精神生活の充実法を、わかりやすく説き明かす。金のにおいのする人間にならないためのヒントが満載された、人生論エッセイである。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
教科書に載った、あのお話のその後の物語……。初恋の話が教科書に載ったと話題になった「赤い実はじけた」。とつぜん、胸の中でパチンと赤い実がはじけて戸惑っていた綾子も、すでに30歳を迎えた。同じ学校で、同じ時間を過ごした同期生たちも、それぞれ別の道を歩きはじめ、みんな大人になった。30歳になった今、どんな日々を過ごしているのだろうか。結婚した人、独身の人。バリバリ働いている人、家庭に入った人。──10数年の歳月は、彼女たちにどんな変化をもたらしたのだろうか。カレへの想い、夫への想い、子どもへの想い、親への想い、さまざまな愛のカタチを、今と中学時代の思い出を交差させながら描く15のストーリー。
公開日: 2017/01/27
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ライトノベル
 
戦国時代が幕を閉じ、到来した平穏な時代に生きる武士たちに、「いま」を有意義に生きるための処世術(心得)を説いた武士道書が本書である。武士道書というと、「武士道というは、死ぬ事と見付けたり」など、過激な言葉が充満する『葉隠』が有名だが、本書は現代ビジネスマンの心得にも通じる「サムライの生き方」を、説いている。「死」という極限状況を背にした武士たちが、江戸という新しい時代を生き抜くためのシビアな処世の書といえる。サムライ社会の生存競争を生き抜く知恵が学びとれるように平易に訳し、武士としての根本的な生き方や心構えを、現代人の目線で解説を加えた。サムライ社会=ビジネス社会の「生存競争」のあり様を学び取る書である。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
日差しが眩しい、暑い夏の日。遊園地「パラダイス☆ランド」では、アルバイトの少女たちが「若さ爆発!」とばかりに一生懸命働いていた。この日は、遊園地を特集するテレビ取材も入り、レポーターが有名タレントだということもあって彼女たちはいつにも増して、元気に仕事をこなしていた。ところが、そのとき……。耳をつんざく爆発音とともに夜空を強烈な光が走る。全ての者が状況を理解できず唖然とする中、遊園地職員が遊園地の外へ向かう。残されたメンバーは外の様子を見てきた遊園地職員から、しばらく遊園地の外には出られない悲惨な状況だと聞かされる。それならいっそのこと楽しく過ごそうと開き直り、パーティーをして夜を明かすことにするが、パーティーは壮絶なサバイバルの幕開けだった……。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
バツイチなんて言わせない! バツイチをマルイチにしよう!──著者が発起人となって西暦2000年に発足した離婚女性たちのネットワーク「マルイチ会」の合言葉だ。 本書は同会が会員に向けて行なった「離婚とQOL」アンケート調査を下敷きに、最新の離婚事情、離婚に踏み切るときの心構え、精神的な自立をいかにかちとるかなど、悩める女性たちに送る助言集である。
公開日: 2017/01/27
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ライトノベル
 
失楽園ブーム、酒鬼薔薇、オウム、『ソフィーの世界』現象……。不安と虚無感におびえる世相をどう読むか。日本人よ、元気をとり戻せ!
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
「個の自由」が大手を振るう現代社会。愛のかたちは多様化し、家族のしがらみは否定される。それでも私たちはつながりを求める。たとえ嫉妬や憎悪が渦巻こうとも、この不安な「私」は他者との身体的・情緒的な関係なくしては保てない。だからこそ人は言葉を交わし、心を通わせることで、世界と深くかかわっていこうとするのだ。事実婚、夫婦別姓などの動きを視野に入れながら、個人および社会にとっての結婚・家族、その延長にある国家というまとまりの意義を問い直す。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
近年、結婚をめぐってさまざまなことが言われているが、シングル志向がもてはやされる一方で、いまなお多くの人は結婚する道を選び、若い女性のあいだでは依然として結婚願望が根強いように見える。また、独身者で「結婚」の二文字に思いをめぐらしたことのない人はほとんどいないだろう。本書は、結婚生活のすばらしさを説いて、迷っている人を結婚に誘い込もうという意図のもとに書かれたものではない。昔から「愛はすぐに冷める」と言われるように、情熱的な恋愛感情という非日常的なものを、結婚生活でのやりとりという日常的なものに接合し持続させようとしても無理がある。しかし恋愛から結婚を決意するときに、情熱的な感情をひとまずおいて、この人となら日々の暮らしを通してうまくやっていけそうだという感触が得られるなら、その部分は結婚生活の中で活かすことができる、と著者は説く。晩婚化・未婚化の時代に、結婚の意義について再考する一冊。
公開日: 2017/01/27
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ライトノベル
 
学校の国語の教科書にも取りあげられ、子どもの人間形成の重要な一翼を担ってきた宮沢賢治の作品。生命への慈しみや大自然の優しさ・厳しさなどを題材にした賢治の童話には、子どもの側からの内奥のつぶやきがちりばめられている一方で、親から子へと、ぜひとも伝えておきたい他者への優しさや思いやりといったエッセンスが盛りこまれている。本書では、宮沢賢治の作品・メッセージと向きあいながら、二児の母として自らの子育てに役立ててきた著者が、賢治の作品の中から特に優れた30作を厳選。毎日を気持ちよく過ごすために必要な「こころ」、かけがえのない友だちとの別れや争いについて扱う「ともだち」など、6つのテーマに分けて‘あらすじ’と‘読みどころ’を、心温まる綺麗なイラストとともに紹介する。親子でお互いの感想や価値観を共有するふれあいの機会となり、同時に絆と愛をもたらす‘賢治童話’の格好のガイドブック。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
こだぬきぽんたは、今日もじいちゃんと化けくらべ。「ぽぽんのぽんぽこ とらになれ!」じいちゃんは、とらに化けたけれど、ぽんたが化けられたのは、しっぽだけ……。じいちゃんに「たぬきはどうして化けるのか」と聞かれたぽんたは、「みんなをおどろかすため」と答えます。そんな気持ちで化けているから、しっぽしか化けられないのだと怒られたぽんたは、じいちゃんから「しっぽんた」と呼ばれてしまいます。それから、しっぽんたはうまく化けられるように練習しますが、虹色のしっぽになってしまい……!?▼たぬきが化けるのは、相手をおどろかすためではなく、みんなを笑顔にするため――助け合いから笑顔が生まれ、優しい気持ちになれることを子ども達へ伝えます。▼インパクトのあるかわいいキャラクターが繰り広げる、元気いっぱいの心温まる絵本。珍しい布模様やビーズを使った刺繍など、細部まで楽しめます。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
新潟女性監禁事件、腐敗する官僚・警察組織、幼児虐待、醜形恐怖、引きこもり……。本書は、90年代のバブル崩壊以降、悲観論が渦巻く日本の世情をふまえ、この国の不安、不満の本質を読みといている。まず、最近の異常犯罪の傾向について、町沢氏は80年代の快楽犯罪と比べ、90年代以降は自己愛的犯罪になったと指摘する。つまり、自分の存在を知らしめようとする犯罪である。一方、岸田氏は、共同幻想が崩れてから犯罪者の心理が見えにくくなったと言う。恨みの対象が必ずしもはっきりしないため、どこへ矛先が向くか、全くわからなくなってしまったのだ。さらに議論の焦点は、父性、母性論、日本人の官僚病、アメリカという呪縛、若者たちの身体と性、そして、フロイト、ユング以後の精神分析について等、興味深い話題がつきない。幻想にすがり、現実から目をそらすこの国の病理とは? 現代日本人の「自己愛症候群」を鋭く分析した刺激的対論である。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
ストーカー、幼児虐待、引きこもり、いじめ……。若者や主婦たちを蝕んでいる問題の多くは「見捨てられる恐怖」が原因である。彼らの多くは「一人でいると不安でたまらない」「見捨てられるのが恐い」と強く訴える。最近、ストーカー殺人が多発しているが、彼らの多くは四、五歳の子供のような愛情欲求から相手にしがみつき、それが叶えられないと、怒りを爆発させるのだ。序章 「仲間はずれ」と孤独におびえる現代人、第1章 「しがみつき」の精神分析、第2章 見捨てられることを恐れる人たち、第3章 「愛情を失うのではないか」とおびえる心理、第4章 まともな対人関係を築けない若者たち……など、本書では、著者が出会った様々な症例や、最近の異常犯罪--桶川ストーカー殺人、音羽の春奈ちゃん殺害事件、新潟の女性監禁事件など--を取り上げながら、現代人の心を蝕んでいる「見捨てられる恐怖」の問題を鋭く分析し、解決の方向を示唆する。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
定年前に突然「うつ」に陥った50代男性。息子夫婦との同居がきっかけで「うつ」になった60代主婦……。本書では、そんな「初老期うつ」の対処法について、精神科医が症例とともにやさしく解説する。人は年をとるほどに、意欲も希望も失ってしまうもの。だからこそ、心と脳が衰えない生活の智恵が大切である、と説く。その具体的な心構えとして、以下の九つをあげている。(1)ストレスを聞いてもらえる対人関係を確保する (2)自分のポリシーを持つ (3)無意味な疲労をため込まない (4)あるがままを受け入れる (5)恨み、嫉妬、後悔にとらわれない (6)スポーツや趣味を楽しむ (7)ユーモアやダジャレを口にしてみる (8)批判に強くなろう (9)安定した家庭、安定した経済状況を築く。いわば、「初老期うつ」に陥らない秘訣、ということだろう。六十代でリタイアしたとして、あと二十年をどのように生きるのか。人生の先が長いからこそ、「晩年力」を身につける一冊である。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
著者は言います。「今の青少年は『自分独自の存在感』が非常に希薄になった。他方で、母親の過保護で自尊心が自分の背丈以上に高まり、些細なことで決定的に傷つく。このため、簡単に『こんな人生(自分)だったら消してしまいたい』となってしまう。いじめられて引きこもってしまったり、自殺してしまったり、犯罪に走って自分の人生を破滅させようとしてしまう」と。序章/青少年の心に何が起きているのか。いじめ、不登校、引きこもり、少年犯罪などに心を痛め、思春期の子どもを持つ親として不安な日々を送る大人たちに、精神科医が豊富な臨床経験に基づいてアドバイスします。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
≪あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします≫――閑古鳥の啼く「謎解き専門」の探偵事務所に持ち込まれた七つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決!<年上の女性からの誘惑>に悩まされる高校三年の従弟が持ち込んだ「小麦色の誘惑」、密室状態の事務所から盗まれたあるものを見つけ出す「昇降機の密室」、偶然井上が遭遇した駐車場の追突事件の真相を暴く「車は急に……」、リンク切れになったネットのクイズ記事の解答を知りたいという「幻の深海生物」、三十六年前に義絶した弟の死の通知と共に届けられた絵画をめぐる「山師の風景画」、事故で急死した父親が残した秘伝のたれのレシピを探す「一子相伝の味」、古谷の<運命の人>西田カレンから依頼されたストーカー疑惑を解決する「つきまとう男」の七つのファイルを収録。リアルな日常生活の中で謎解きの面白さを追求する、ミステリの名手による連作短編集。シリーズの新たな展開を予感させる、衝撃の第二弾!
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
考古学者の真藤駿介が超古代文明の遺跡の中で見つけたのは、美しい少女ルナだった。ルナはなぜかカタコトの、しかも英語しか理解できない。そこで駿介がルナに英語を教え始めると、ルナは駿介の発した言葉を次々に憶えていく。まるで渇いたスポンジが水を吸い込むように。そんなとき、二人は謎の組織に襲われる。武装した男たちは、明らかにルナを狙っていた。彼らはいったい何者なのか? そして、ルナの正体とは……!?高校受験レベル(中学校必修)の英単語1200が、作中にすべて登場! 物語を楽しみながら自然に基礎英語が身につく奇跡の小説が誕生した!
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
5年ぶりで日本に帰国したタケルは中学3年生。幼なじみのアヤハとの再会に胸を躍らせて登校したタケルを迎えたのは、あまりにも冷たい彼女の言葉だった。「二度と話しかけないで」――アヤハは明らかに変わっていた。タケルに対してだけでなく、他の生徒とも距離を置いている。あの、底抜けに明るくていつもクラスの中心にいたアヤハがなぜ……? そんなある日、タケルはヒメと名乗る幼い少女と出会う。ヒメは漢字を司る神で、「魔字(まじ)」と呼ばれる魔物たちを封印する役目を負うという。アヤハの人間不信も魔字の影響だったのか? こうしてタケルは、ヒメとともに魔字との戦いに身を投じることになる。作中に、高校受験に必要な漢字1607字をすべて使用。読破すれば漢字検定3級相当の漢字が身につく、夢の小説だ!
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
空を覆い、人類を支配する謎の金属塊「天剣」。いつかこの狭い世界から抜け出したいと考えていた少年・十塚飛来は、天剣の謎に迫ろうと、世界でただ一本の「落ちた天剣」ダモクレスへと近づいた。ダモクレスをはじめとする天剣の正体は、巨大な剣の形をした宇宙船だった。飛来はダモクレスの中で、少女「コンパス」と出会う。剣の形の髪飾りをつけた銀髪の彼女は一見人間にしか見えないが、なんとダモクレスの機能の一部を司る、擬人化されたインターフェイスなのだという。コンパスは飛来と突然のキスをかわし、飛来を「新たな主」として登録。かくして飛来は復活したダモクレスの使い手として、襲い来る他の天剣たちと戦うことに──。だがダモクレスの強大な力を扱うための、コンパスが導いた手順は、なんと「数学」だった!? 中学校3年間の数学(参考書レベル)を作中で完全網羅! ストーリーと合わせて覚えれば受験にも役立つ、超実用的な小説だ!
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
西田幾多郎につぐ、日本の「第二の哲学者」と評される田辺元。彼の「種の論理」は、世界とは何か、国家とは何か、民族とは何か、社会とは何か、個人とは何か、これらのものはどのように接合しているのかについて問う壮大な知的格闘である。「種」とは、「個体」―「種」(たとえば「日本〔人〕」など)―「類」(「人類」がこれに当たる)の「種」を指す。この「種の論理」はレヴィ=ストロースやドゥルーズの哲学に匹敵する高みに達しながら、国民総動員を哲学的に裏づけたため戦後封印される。しかし田辺は戦後戦争遂行を懺悔(ざんげ)し、「日本民主主義」を提唱して日本の進むべき道を示した。西田やハイデガーに影響を受けつつも、西田の神秘主義やハイデガーの「他者の不在」を批判した田辺の哲学の本質に迫る。特に田辺が生涯を費やした、ハイデガーの存在学との対決について精緻に論述。「種の論理」がいま私たちに突きつけているものとは何か。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
不況とリストラ。死に急ぐ中高年、そして子どもたち。若者の暴力衝動の高まり、児童虐待……。圧倒的な閉塞感と無力感に覆われた現代。こんな時代に、それでも意味と希望を見失わずに生きていくことはできるのか? もし可能だとすれば、その条件は何なのか?千葉大学助教授を務めるほか、子どもや母親たちへのカウンセリング、悩める教師たちのサポート活動など、幅広い活動を展開する著者は、自称「時代と闘うカウンセラー」である。「個を越えたつながり=個が生きるつながり」を基本コンセプトとし、「人生で起こることは、どんなことにも意味がある」というトランスパーソナル心理学のエッセンスを9つのヒントにまとめて解説する。愛と憎しみ、喜びと悲しみ、歓喜と絶望など、内なるすべてのメッセージに耳を傾けること、そして深く自己肯定して生きるための「私を越えた視点」を育むことを熱く語りかける一冊である。
公開日: 2017/01/27
ライトノベル
 
恋ってむずかしい――そうタメ息をつくのは、「恋ができない人」ではなく、「恋が続かない人」。心が通い合わずスレ違いばかり、やさしくしたはずなのにフラれて「?」、フラれるのが怖くて本気になれない……そんな不完全燃焼の恋は、もうしたくない! 本書は、そんなあなたのための本です。心理カウンセラーとして活躍し、大学教授でもある著者のもとには、迷える恋愛相談者たちが毎日のように訪れます。その実例を紹介しつつ、短命な恋の問題点をズバリ解明。人を好きになる意味を説き、心を成長させる方法もアドバイスします。やさしすぎる男や気が多い女、彼女が途切れたことがない男、自然消滅パターンの女などの心理分析、恋愛関係力のクイック診断テストなども充実。新しい恋を予感した時、つらい失恋から立ち直りたい時、なぜ好きなのにうまくいかないんだろうと思った時、きっと役立つ恋愛処方箋です。
公開日: 2017/01/27
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「後悔しない生き方」を実践してきた著者は自らの人生を振り返り、「人生愚行多し」と語る。本書は、著者の七十年以上におよぶ人生体験に基いた自伝的エッセイである。「名門ではなく活気で選んだ上智大学」「恩師との出会いが人生を変える」など、学問の道がいかに拓かれていったかが窺えるエピソードの数々。さらに論壇デビュー後の立花隆氏との論争、ベストセラー『知的生活の方法』が生まれるまで、など興味深い話が続く。そして著者は、人生には正しい後悔と間違った後悔がある、と説く。「間違った後悔」とは、環境を嘆き、不遇を呪うこと。逆に、「なぜ失敗したのか。どうすれば成功するのか」をじっくり考え、次に備えるのが「正しい後悔」である。本書の「新版へのまえがき――格差社会肯定論として」は、昨今の「格差論議」に大きな一石を投じる必読の一文だ。
公開日: 2017/01/27
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