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ライトノベル・小説

水谷豊主演でドラマ化された話題作、待望の文庫化!礼金と引き替えに世の悪党どもを退治する殺し屋・月影。追う北町奉行筆頭与力・仙波一之進は、事件現場に倒れていた娘を救う。が、娘は記憶を失っていた。仙波は平賀源内に依頼し、エレキテルで娘の記憶を呼び起こそうとする。施療のあと、娘の口をついて出た言葉は「おっとつぁんは歌麿」。滞在していた房総から呼び戻され、歌麿は娘と涙の顔合わせを果たす。ところが、殺人現場を見られたかもしれないと考えた月影が娘を誘拐した。娘を取り返すべく、月影の呼び出しに応じる歌麿だが…。表題作など3編収録。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
みじめな境涯から、天下人にまで登りつめた豊臣秀吉のまわりにはいつも陽気で、にぎやかな気分が漂っていた。しかし、三好武蔵守吉房に嫁いだ秀吉の実姉ともは、そのはなやかさの陰で、豊臣家一族に流れている暗く残忍な血に気づいていた。秀吉の晩年の悩みはひとえに世継問題だったが、秀頼の誕生でともの長男で秀吉の養子である関白秀次の一族は根絶やしにされる。天下取りから滅亡まで、空前の栄華の一部始終を見とどけたともの目を通して豊臣家の栄光と悲惨を描く。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
大奥女中と法華宗僧侶の乱れた性の証拠を掴むべく、密偵として大奥に忍び込んだ十九歳の登美にあちこちから魔の手が迫る。部屋住みの旗本三男坊、新之助は大胆に敵を翻弄し、事態はますます息をつかせぬ大攻防へ。両陣営とも犠牲者が続出。一方、家斉の病状はいよいよ重篤になってゆく。衝撃の結末は──。全てを見届けた新之助の目には、はかない陽炎が揺れていた。史料に基づくリアルさと小説家の想像力が豊かに溶け合った、極上の娯楽小説。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
光と影の宿命を負った二人の男。歴史ミステリー明治12年、政商藤田傳三郎は贋札事件の容疑で捕縛された。維新前後の激動の世で、宿命を負った二人の男の友情と別離、対決を描く
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
松江で起こったささいな宿帳書き換え事件と出雲で起こったバラバラ殺人、一見無関係に見える二つの謎に古代史マニアの医者が挑む「火神被殺」、ありがちな事件──そう思っていた国選弁護人が容疑者の無罪主張をきっかけに事件に引き込まれていく「奇妙な被告」、愛人のためにひそかに買ったベルギー土産のテーブルクロスが思わぬトラブルを招く「葡萄唐草文様の刺繍」など、予想もつかない運命に翻弄される人々を描いた松本清張ならではの本格推理5篇。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
父は逆賊明智光秀の重臣、斎藤内蔵助利三、離縁したとはいえ元の夫は関ケ原で西軍を裏切った小早川秀秋の筆頭家老、稲葉正成、運命にもてあそばれる前半生を経たお福が、徳川家康に見込まれ、将軍秀忠の嫡男竹千代、のちの家光の乳母となる。江戸城に入ったお福は家康の絶大な庇護のもと、大奥に新しい秩序をきずき、江戸幕府の大きな礎となった。――激動の世を、気品高く、豊かな教養と知性、そして類いまれな行動力で生きぬいた女の一生は、からたちの花を愛した生涯でもあった。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
EXILEとPerfumeが好きな今どきの高校生・健太は、ひょんなことでヤンキー文化バリバリの1984年にタイムスリップ! ロサンゼルス・オリンピックが行われ、女子は聖子ちゃんカット、男子はボンタンを身にまとっていた懐かしいあの時代。ダサくても、何だか熱かった80年代。今どきの「ちゃら男(お)」健太が「つっぱり」メンバーたちとふれあい、成長する、熱い熱い青春小説。『インディゴの夜』で注目の著者が放つ傑作長篇!
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
義父の死をきいて故郷前橋に帰ってきたぼくは、駅前でかわいい女子高校生から声をかけられた。ぼくの初恋のひと、川村麗子の妹だという。クールで誰もが振り返るほど美人の麗子は今どうしているのか。ラブレターを出して、しっかり振られた思い出しかないが……。回想にふけるぼくに、彼女の妹はこう告げる。姉の麗子がアパートの浴槽でおぼれて死んだ、と。彼女にふさわしくない、格好わるい死に方だ。事故死とは思えないぼくたちは事件を探ることにした。さわやか青春ミステリー。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
染織工芸界の巨匠が破門中の弟子の恨みを買い、メッタ突きにされて殺された! しかし事件はいっこうに報じられない──そして弟子は生きている巨匠を目撃する。一方、ボーイフレンドを交通事故で亡くした娘は、彼の死体に奇妙な違和感を感じる。癌に苦しむ病床のホテル会社社長。脳死状態に陥った初老の男。見ず知らずの4人の運命が交錯するとき……医学の未知の世界に挑み、時代を先取りして従来の推理小説の枠を大胆に打ち破った、衝撃的な医学長篇ミステリー。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
あのことばだけは消え去らない。その痛みだけは忘れられなかった――。逝去直前まで推敲を重ねた津島文学の到達点顔も知らぬ父、15歳で早世したダウン症の兄。絵美子と母を気遣う、大勢のおじ・おばたち。そして、ヒトラー・ユーゲント来日の記憶。大家族の物語はこの国の未来を照射する。2016年2月18日に逝去した著者の絶筆長編小説。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
『弥勒の掌』の著者が贈るユーモア・ハードボイルド。京都で探偵事務所を営む「私」のもとに久々にやってきた仕事の依頼は、なんと誘拐事件。もっとも、誘拐されたのは家で飼われていたドーベルマンで、つまりは犬の捜索なのだった……。なぜか苦手な動物がらみの依頼ばかり次々に舞い込む探偵の困惑と奮闘を描いた傑作ユーモア・ハードボイルド5篇を収録。探偵は事件解決のため、今日もケモノに立ち向かう!
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が下品なフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方、馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始。愛する息子を取り戻すため、‘わたしの’家庭を守るため、専業主婦・由美子の闘いが始まる…。新聞連載時から話題を呼び、主演・黒木瞳でNHKドラマ化も。切実な女の闘いと格差社会を描いた、傑作ベストセラー小説!
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
徳川綱吉の治世。犬が人間より偉く、武士が腹を切る奇怪な国・日本に上陸した冒険家ガリヴァーは、病に臥せる将軍のため南洋の島へと不死の秘薬を持ち帰る旅に出た。忍者に海賊、恐竜までが暴れ回る旅の果てに明かされる世界の秘密。博覧強記の奇才が、膨大なトリビアと知的たくらみを詰めこんで描ききる! かの名作『ガリヴァー旅行記』からは割愛された幻の冒険記が本書。『高丘親王航海記』『ランゲルハンス島航海記』などの奇想博物冒険記に、『ニンジャスレイヤー』のキッチュさを加えたテクニカラーの一大奇書!
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
縫箔の職人田毎はパーティでかつての恋人だった鶴子と再会した。かたくなに手仕事をつづける田毎と手広く事業を広げる鶴子。この二人の出逢いが悲劇へとつながる表題作「折鶴」。友禅差しの模様師脇田が旅先でふと聞いた新内がきっかけで、酒と女で身を持ちくずした名新内語りの末路を知る「忍火山恋唄」の直木賞候補作二篇に、「駆落」「角館にて」を収めた。自ら紋章上絵師という職を持つ筆者が、職人の世界に男と女の結びつきの不可解さをからませて描く好短篇集。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
絶好調ドラマ『半沢直樹』(堺雅人主演)原作本第2弾! 東京中央銀行のバブル入行組・半沢直樹に押しつけられた「頭取命令」――それは巨額損失を出した老舗ホテルの再建。銀行内部の見えざる暗躍、金融庁の「最強の検査官」との対決。出向先での執拗ないじめ。次から次へと襲い来る逆境を、半沢はおのれの正義で迎え撃つ。オレたちは絶対に負けられない。まとめて面倒みてやる。やられたら倍返しだ! ‘バブル組’の男たちのプライドが胸を熱くさせる。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
話題沸騰のドラマ『半沢直樹』(堺雅人主演)原作! バブル期に大手銀行に入行し、今は大阪西支店融資課長の半沢直樹。支店長の命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を半沢に押しつけようと暗躍する支店長。四面楚歌の半沢に残された手は債権回収しかない――。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。しかも入行以来いいことなしのバブル世代。しかし嘆いてばかりじゃ始まらない。顔を上げろ、プライドを捨てるな、そのうち負け分を取り戻してやる! 働く者すべての勇気を奮い起こさせる痛快エンターテインメント。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
剣術はからっ下手、性格は昼行燈と陰口を叩かれる程に鈍重、それがひと度女の事となると行動迅速という無類の女好き。主人である浅野内匠頭が刃傷沙汰さえ起こさなかったら、平々凡々の一生を楽しく送ったに違いない男。吉良邸討ち入りの夜、降りつもった雪の中、「寒い、寒い」とつぶやきながら、死に向かって歩んだ男。人として男として、なすべきことをやってのけた、大石内蔵助の生涯をさわやかに描いた傑作長編。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
天明二年(1782)の暮、伊勢を出帆し江戸へ向かった大黒屋光太夫率いる神昌丸は、強風に運ばれアリューシャン列島に漂着した。帰国の途を求めて光太夫はシベリアを横断し、モスクワを経由してぺテルブルグを越え、ついにロシア女帝エカチェリーナ二世の謁見を受ける。風雪十年ののち対日使節とともに故国に帰った光太夫に、幕府は終身幽閉を命じた……。鎖国の時代、運命に操られるままに世界を見た漂民の波瀾と感動の生涯を十八世紀日露交渉史、漂民史等を駆使して描いた哀切の大作。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
大学の食堂で働く雪子は、毎日わかめうどんばかり頼む女学生を自分の娘のように眺めていた。だが彼女が付き合っているらしい男が気に入らず、ある日思わずある行動に出てしまう…(「うちの娘」)。日常の中ですれ違っていく、忘れられない人たち。そのすれ違いの中で、かすかに揺らぐ感情を掬いあげる佳品6篇。芥川賞作家にして、最年少川端賞作家が描く奇蹟。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
かつて、こんな小説があったろうか? 南弓子は、大新聞の論説委員。成人した娘がいるが、今は独身で、長年の恋人もいる、美しき女ざかり。書いたコラムが、政府からの圧力をうけ、思いがけず論説委員を追われそうになる。弓子は、恋人の大学教授、友人、家族を総動員して反撃に出るが、はたして功を奏するか? 大新聞と政府と女性論説委員の攻防をつぶさに描き、騒然たる話題を呼んだベストセラー。94年に吉永小百合・主演で映画化。小説の醍醐味をたっぷりと味わえる名作である。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
ぼくの伯母さん・アガサは、なんとロス一の腕利き私立探偵なんだ。マフィア幹部の未亡人で、日系人社会の女頭領。その上マリリン・モンローの親友だったというから凄いだろう。銃もうまけりゃ、乗ってるクルマも戦車なみ。受験浪人のぼくは母をだまし、カリフォルニアのキャンパス夢見て留学したものの、相次ぐトラブルと、現地で出会った魅力的なガールフレンドに、勉強どころじゃなくなっちゃって……FBI、CIAを手玉にとる日系熟年美女アガサの活躍を描く痛快ミステリー。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
弱電会社の社員の夫とともに、娘を連れてパリから日本に戻った永子。同居する姑や小姑とのトラブル、娘の教育問題……外交官の両親をもち海外暮らしが長かった永子は、想像を絶する日本的な気苦労のまっただ中におかれる。忍従の先の幸せが、はたしてあるのか? そんな中、陰ながら永子を支えるひとりの男の存在で心は揺れ動く。‘家庭’という迷宮の光と影を描き出す、傑作人間ドラマ。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
結婚が政略であり、嫁入りが人質と同じだった戦国時代。各々の方法で城を守ろうとした女たちがいた――2017年のNHK大河ドラマに決定した女城主、井伊直虎ほか、三人の女の運命を描いた中篇集。二つ年下の甥・織田信長の政略によって岩村城主遠山景任に嫁いだ珠子(おつやの方)。景任の死後、珠子は、信長が養子として送り込んだ御坊丸とともに城主として君臨した。それもつかの間、岩村城は武田信玄の別動隊、秋山信友によって包囲される。秋山信友は密使を送り、自分が珠子と縁組し、そのうえで御坊丸に家督を譲るという条件を申し入れる。嫌々ながらもそれを受け入れた珠子だったが、意外にも信友に惹かれていき……。(「霧の城」)七尾城主畠山義綱と、側室・佐代のあいだには義隆という息子がいた。義綱は、正室とのあいだに生まれた息子・義慶ではなく、義隆を跡継ぎにしたいと希望していた。ところが、遊佐美作守らによって義綱が領外に追放され、義慶が次の当主となる。義隆と佐代を奉じて兵を挙げようとする動きがあると噂が流れ、城中が不穏な空気に包まれると、佐代は、その事態を収めるために遊佐美作守と夫婦になるよう提案される……(「満月の城」)今川、武田と強敵に囲まれ、相次いで当主を失った井伊家は、桶狭間の戦いで戦死した直盛の長女、奈美(後の次郎法師直虎)を女地頭に立てる。奈美は過去のある事件を機に出家していたが、井伊家存亡の危機にあたって還俗。徳政令を迫る今川家をかわし、謀反を企む家老・小野但馬守から井伊谷城を奪回し、緋おどしの鎧に身を包んで武田の軍勢を迎え撃つ。(「湖の城」)
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
表題のエッセイを「週刊文春」で連載中に、台湾上空で航空機事故に遭い、還らぬ人となった向田邦子。連載最後のエッセイとなった「クラシック」をはじめ、テレビドラマ脚本家デビューのきっかけを綴った話、妹と営んだ小料理屋「ままや」のてんやわんやの開店模様、大好きだった旅の思い出(ケニヤ、モロッコ、沖縄)など、未刊行の名エッセイをすべて収録した。日々の暮しを愛し、好奇心旺盛に生きた著者の溢れるような思いが、溌剌とした文章で紡がれている。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
安倍晴明と源博雅のコンビが平安の闇をはらう人気シリーズが誕生して30年。マンガ、映画、歌舞伎とジャンルを超えて人気をほこる『陰陽師』の世界の全貌にせまる。・主な内容夢枕獏ロングインタビュー「倒れるまで書き続けたい」獏さんと歩く『陰陽師』京都案内熱烈ファンのアナウンサー渡辺真理さんとの対談「悲しくて愛おしい、鬼という存在」挿画を手がける村上豊さんとの対談「ペンと筆が紡ぐ平安の闇」マンガ化した岡野玲子さん、睦月ムンクさんインタビュー映画で主役を演じた狂言師、野村萬斎さんインタビュー新作歌舞伎『陰陽師』で主演の市川染五郎さんと夢枕獏さんとの対談『陰陽師』エピソード総解説 …など
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
又左衛門は果たし状の意図を探るべく、市之丞の居場所を捜すうちにある疑念を抱く。かつて友だった今の政敵が裏で手を引いているのでは? 太蔵が原の開墾という大事業を成し、下士の身分からついには藩政の中枢まで上り詰めた又左衛門。しかし、執政とは策謀と収賄に満ちた泥の道だった。権力に近づき腐り果てるのが望みか、市之丞は面罵する。又左衛門の心は溟(くら)い。現代の会社組織にも通じる、執政職の孤独や武家社会の悲哀を描ききった秀作。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
麻生家に通う途中で感じた熱い視線。新内流しの娘の思惑を量りかねる麻太郎だが…(表題作)。幼い頃に角兵衛獅子に売られ、果ては水夫になったという男が二人、「二人伊三郎」。数十年ぶりに父の郷里へ旅したるいを待っていたのは、少女時代の思い出とともに甦る、親族をめぐる怪事件…「公孫樹の葉の黄ばむ頃」。麻太郎、花世、源太郎たちが活躍する8篇を収録。明治版「かわせみ」への予感をはらみつつ、懐かしい江戸情緒の世界に惜別する一冊です。
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
深川の長寿庵の主人で岡っ引を務めてきた長助が、お上から褒賞を受けた――。お祭り騒ぎのなかで事件が起きる表題作ほか、珠玉の8篇。「オール讀物」誌上で行われた「御宿かわせみ」200話記念読者アンケートで、堂々第5位に「長助の女房」が(ちなみに1位は「白萩屋敷の月」)。長助夫婦という渋い脇役が主人公となった作品がこれほど人気を呼ぶのも、このシリーズがいかに深く読者の心の中に根を張っているかの証では? 不朽の名作のベスト版、ついに完結!
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
小学校教員として働き始めた陽介。生徒に舐められ、クラスをまとめられず悪戦苦闘するなか、起死回生の授業を行おうとするが……(「先生一年生」)。いい大人になったって、人生は初めてのことだらけ。そしてそこには、自分でも気づかない新たな可能性だってあるかもしれない。そんな初めての体験に右往左往する男女の姿を軽やかに描く。‘3冠制覇’のド派手なデビューを飾った作家が放つ、キュートな連作短篇集!
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
切迫した仕事があるさなか、唐突に死んだ祖母と来たことがある温泉を五〇年ぶりに再訪した男。温泉に浸かった男は、その濃厚な硫黄のにおいに、清姫から逃れようとして焼き殺された安珍の伝説を思い出した――(「月岡」)。秋田(「千秋」)、鹿児島(「指宿」)、京都(「化野」)、さまざまな場所に赴く主人公にまとわりつく官能と死、そして不在の気配。妻と別居中の男には「東京の恋人」がいるが、男が関係を持ったのは旅先で出会ったわけありの女だった(「八橋」)。そして最後に邂逅した老女にも少女にも見えた「綺麗な女」とは、いったい誰だったのか。「会えないこと」で増幅する、さまざまな記憶と啓示に満ちた連作短編集!
公開日: 2016/10/17
ライトノベル
 
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