2020年10月号の内容(目次)[特集]コロナの秋に読む黒人への執拗で不条理な暴力BLMの読み解きに必要な10冊 荒 このみ(東京外国語大学名誉教授)歴史小説は「一粒で三度美味しい」虚実を楽しむ取って置きの10冊 澤田瞳子(作家、歴史家)オルタナティヴな世界を構想するアナキズムから現在を見つめる10冊 小川さやか(立命館大学先端総合学術研究科教授)人々が生きた現場に立つ沖縄に向き合う視座を与える7冊 高良倉吉(琉球大学名誉教授)普通に生きることの謎を解く若者について考えるための10冊 中西新太郎(関東学院大学教授)欠かせぬ複数軸交差の視点「日本人」を考える10冊 下地ローレンス吉孝(立命館大学研究員)ひらかれた科学を目指して社会との身近な関係を照らす10冊 石原安野(千葉大学グローバルプロミネント研究基幹教授)社会や経済をうまく回すヒント進化生物学を知るための10冊 長谷川英祐(北海道大学大学院農学研究院准教授)「敵」の正体、つかまえよう「ジェンダー」を読み解く10冊 林 美子(ジャーナリスト)記者は覚悟と矜持を持て司法と時代の裏側を知る10冊 竹田昌弘(共同通信編集委員兼論説委員)[特集2]コロナと生きる「8割おじさん」単独取材良識試される、感染症報道 岩永直子(BuzzFeed Japan 記者、編集者)深刻化する介護人材不足「介護崩壊」を招かないために 結城康博(淑徳大学総合福祉学部教授)*********************新連載《特ダネの記憶》弘前大学教授夫人殺人事件「真犯人、涙の告白」特報逮捕28年後の再審無罪につなぐ井上安正(元読売新聞記者)■海外メディア報告ポル・ポト派幹部の受刑者が死去現代史を記録するメディアの役割木村 文(ジャーナリスト)■メディア・リポート新聞本土決戦を国民に指南戦争協力の極み「防衛新聞」藤森 研(日本ジャーナリスト会議代表委員)放送コロナ禍で静かに公開続くテレビ局制作の劇場版映画市村 元(「地方の時代」映像祭プロデューサー、関西大学客員教授)出版コロナ禍で変わる出版営業オンラインによる商談会が増加星野 渉(文化通信社専務取締役、NPO法人本の学校理事長)ネットコロナ禍で見つかった市民ニュース・チャンネルの可能性高木利弘(クリエイシオン代表取締役)【写真】 今月の1点