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【文化・民俗】タグの実用書

カエサル、ネロ、アレクサンドロス大王、ゲオルギウス、レオニダス…おなじみの歴史人物たちを一挙紹介!伝説のトロイア戦争の英雄からはじまり、古代ギリシャの偉人、大版図を築きあげたアレクサンドロス大王、ローマ建国の物語から暴君ネロなど歴代ローマ皇帝、そしてハンニバル、アッティラなど宿敵たちを含む、古代地中海世界の主要人物たちを一挙紹介!【目次】1章 古代の地中海世界2章 トロイア戦争の英雄3章 古代ギリシャの英雄4章 王政・共和政ローマの英雄5章 ローマ帝国の英雄6章 異民族とローマの終焉
公開日: 2020/10/29
単行本・雑誌
 
日本人は五輪と万博に託して、さまざまな夢を見てきた。大きなイベントで国威を発揚し、開催に合わせて都市や郊外を開発することで発展を果たそうとしてきたのである。東京の代々木・渋谷、駒沢、湾岸エリア、大阪の千里丘陵は、五輪と万博によって、風景を大きく変貌させていった。村や町の変化はいったいどのようなものだったのか。またイベントを主導した人々は、どのような発展を思い描いてたのか。東京で56年ぶりに開催されるオリンピック、また大阪で2025年に予定される2度目の万国博覧会を見据え、近現代の日本が成し遂げた、都市・郊外の開発と変貌の歴史をたどりつつ、巨大イベントがもたらす夢と現実の相克を探る。
公開日: 2020/10/25
単行本・雑誌
 
日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか?1964年(昭和39年)の東京オリンピックから現在まで、日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか? 円谷幸吉、君原健二、瀬古利彦、中山竹通、小出義雄、金哲彦、大胡光次範、有森裕子、高橋尚子、スポーツ中継を担当するテレビ会社社員。そして、伝説のコーチであるセラティ。アスリートたちの肉声を伝える、スポーツ・ルポルタージュ。マラソンを通じて見えてくる、新しい日本人論。【著者】高部雨市1950年、東京生まれ。ルポライター。社会の表層から置き去りにされた人びとのルポルタージュを描く。著書に『走る生活』『異端の笑国─小人プロレスの世界』『私風俗─上野界隈徘徊日誌』『風俗夢譚─街の底を歩く』『笑撃! これが小人プロレスだ』(いずれも現代書館)、『永遠のセラティ―自然流ランニング哲学』(ランナーズ)。
公開日: 2020/10/09
単行本・雑誌
 
東京朝日新聞の記者 スクープ記者から『オール読物』を支える流行作家へ!「説教強盗」「満州事変」「2.26事件」。三角寛は朝日新聞の事件記者から、その後『婦人サロン』『オール読物』等でサンカ小説家として、一世を風靡する流行作家に。彼の作品から、戦争とテロによって崩壊にいたる戦中の日本精神史を探る。「三角寛サンカ選集」全15巻(小社刊)で平成のサンカブームを喚起した。船戸与一氏推薦。【著者】今井照容1957年生まれ。株式会社出版人社長。評論家、編集者。小社が刊行し話題を呼んだ『マージナル』(1〜10号)の常連筆者。「三角寛『山窩小説』を歩く」などを担当する。共著『いま、三角寛小説を読む』。また、『三角寛サンカ選集』『別冊歴史読本』の編集にも携わる。
公開日: 2020/10/09
単行本・雑誌
 
人生を美しくするカムイの物語は、アイヌ民族が語り継いできた生命と自然の真理。神(カムイ)と自然と人間(アイヌ)が混然一体となって織り成されたアイヌ文化は、様々な詩や物語などに編まれ、口承により受け継がれてきた。山本多助エカシによる意訳詩のほか、アイヌ・モシリの創世神話、ヒグマなどカムイが語る昔話も多数掲載。アイヌ口承文化の「聞き手」から「語り部」となったチカップ美恵子が贈る、「カムイの言霊」。【著者】チカップ美恵子1948年釧路市生まれ。アイヌ文様刺繍家。油彩画、アニメーション彩色を経て、アイヌ文様刺繍作家に。著書に『風のめぐみ』(御茶ノ水書房)、『アイヌ文様刺繍のこころ』(岩波ブックレット)、『アイヌ・モシリの風』(日本放送出版協会)、『月のしづくが輝く夜に』(現代書館)、『森と大地の言い伝え』(北海道新聞社)。共著に『first fishu:first people』(ワシントン州立大学出版)、『山姥たちの物語』(学藝書林)。2002年第6回女性文化賞受賞(高良留美子創設)。2010年死去。
公開日: 2020/10/09
単行本・雑誌
 
阪急創業者・小林一三は、「政治中心」の東京に対して、大阪を「民衆の大都会」と呼んだ。ターミナル・デパート、高級住宅地……国鉄に対抗し「官」からの独立を志向する関西私鉄は、沿線に市民文化を花開かせ、「民衆の都」大阪は東京を凌駕する発展を見せた。だが、大正から昭和への転換、昭和天皇行幸を機に、街は次第に「帝都」へと変質してゆく―。権力の装置=「国鉄」と関西私鉄との葛藤を通し、「都市の自由」の可能性とその挫折を描く、原武史の代表作。第20回(1998年) サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。[解説(鹿島茂)より]「横軸としての鉄道に、縦軸としての天皇が交差することによって、思考の座標軸が形成され、二つのパラメーターが思考の軌跡をさまざまに描き出す」[本書の内容]はじめに―昭和大礼の光景第一章 私鉄という文化装置 「帝国」と「王国」 『細雪』から 関東私鉄と関西私鉄第二章 「私鉄王国」の黎明 第五回内国勧業博覧会 法の抜け穴 二つの風土第三章 「阪急文化圏」の成立 往来ふ汽車を下に見て―小林一三という人物 民衆の都 沿線文化の確立 反官思想の結実―阪急デパート第四章 昭和天皇の登場 「大大阪」の誕生 昭和大礼と都市空間の変容 官民協力奮励セヨ―一九二九年の行幸第五章 阪急クロス問題 「官」の巻き返し 逆風 小林一三、社長を辞任す第六章 「帝都」としての大阪 大阪市民たるもの 天皇のまなざし 一生一代の御奉公おわりに―「紀元二千六百年」の光景解説=鹿島茂※本書の原本は1998年に講談社選書メチエより刊行されました。
公開日: 2020/10/08
単行本・雑誌
 
ペットと家族同然に暮らしている人はもちろん、テレビやネットで目にする動物の映像を見てかわいらしく感じたり、絶滅が危惧される動物や虐待される動物がいることを知って胸を痛めたりする私たちは、動物を保護するのはよいことだと信じて疑いません。しかし、それはそんなに単純なことでしょうか――本書は、このシンプルな疑問から出発します。子供の頃、挿絵が入った『シートン動物記』をワクワクしながらめくった記憶をもっている人でも、作者のアーネスト・T・シートン(1860-1946年)がどんな人なのかを知らない場合が多いでしょう。イギリスで生まれ、アメリカに移住してベストセラー作家となったシートンは、アメリカではやがて時代遅れとされ、「非科学的」という烙印を捺されることになります。そうして忘れられたシートンの著作は、しかし昭和10年代の日本で広く読まれるようになり、今日に至るまで多くの子供が手にする「良書」の地位を確立しました。その背景には、シートンを積極的に紹介した平岩米吉(1897-1986年)という存在があります。こうして育まれた日本人の動物観は、20世紀も末を迎えた1996年、テレビの人気番組の取材で訪れていたロシアのカムチャツカ半島南部にあるクリル湖畔でヒグマに襲われて死去した星野道夫(1952-96年)を通して鮮明に浮かび上がります。この異端の写真家は、アラスカの狩猟先住民に魅了され、現地で暮らす中で、西洋的でも非西洋的でもない自然観や動物観を身につけました。それは日本人にも内在している「都市」の感性が動物観にも影を落としていることを明らかにします。本書は、これらの考察を踏まえ、2009年に公開され、世界中で賛否両論を引き起こした映画『ザ・コーヴ』について考えます。和歌山県太地町で行われてきた伝統的なイルカ漁を告発するこのドキュメンタリーは、イルカを高度な知性をもつ生き物として特権視する運動と深く関わるものです。その源に立つ科学者ジョン・カニンガム・リリィ(1915-2001年)の変遷をたどるとき、この映画には異文化衝突だけでなく、近代の「動物保護」には進歩主義的な世界観や、さらには西洋的な人種階層のイデオロギーが反映されていることが明らかになります。本書は、動物を大切にするというふるまいが、実は多くの事情や意図が絡まり合った歴史を背負っていることを具体的な例を通して示します。一度立ち止まって考えてみるとき、本当の意味で動物を大切にするとはどういうことかが見えてくるでしょう。[本書の内容]はじめに序 論――東西二元論を越えて第I章 忘れられた作家シートン第II章 ある写真家の死――写真家・星野道夫の軌跡第III章 快楽としての動物保護――イルカをめぐる現代的神話おわりに
公開日: 2020/10/08
単行本・雑誌
 
粋(すい)も甘いも、サツマイモサツマイモ研究の先駆者が、その栄養価、品種の特徴、用途や栽培法はもとより、企業と連携した新品種開発やルーツ調査、最新の国内・海外事情などを語り尽くす。歴史・植物・民俗・農政学など多彩な観点からサツマイモを紐解いた決定版。【著者】山川理農業研究者。現在、山川アグリコンサルツ代表として、食品関連企業の顧問や地域の活性化アドバイザーとして活躍。千葉大学園芸学部非常勤講師。主著『未来を拓くグリーンハイテクノロジー』(共著者、農林統計協会)、『ストレスの植物生化学・分子生物学』(共著者、学会出版センター)、『新品種で拓く地域農業の未来』(共著者、農林統計出版)。
公開日: 2020/10/02
単行本・雑誌
 
13世紀末、現在のトルコ共和国の片隅で誕生したオスマン集団は、やがて三大陸をまたにかける大帝国となった。1453年ビザンツ帝国コンスタンティノープル陥落、1529年ウィーン包囲など、世界で最も強大な国家を築き上げ、イスラム世界の覇者として君臨した。世界史上稀にみる600年もの長きにわたる繁栄の理由は、さまざまな出自を持つ人々が活躍しえたことにあった――。優れた改革を推し進めたスルタン達、西洋列強に劣らぬ文化を確立した芸術家、そして政治に影響を与えた女性たちの活躍。多様な経歴の10の人生を通して、大国の興亡をひもとく一冊。
公開日: 2020/09/30
単行本・雑誌
 
虐げられたゆえに生まれた強さ・優しさが東北の魂東北は古代から中央政権に蹂躙され続けた。阿弖流為(あてるい)vs坂上田村麻呂、安倍貞任・藤原経清vs源頼義、藤原泰衡vs源頼朝、九戸政実vs豊臣秀吉、奥羽越列藩同盟vs明治新政府。5度の侵略戦に敗れ、奪われ続けた資源と労働力。そして残されたのは放射能…。中央政権が抹殺した東北の歴史を活き活きと復元する高橋克彦氏の真骨頂が遺憾無く発揮され、虐げられたゆえに生まれる強さや優しさが東北の魂であり、その魂こそが未来を拓くと説く。先人たちとの絆を心で感じる渾身のメッセージ!【著者】高橋克彦1947年、岩手県釜石市生まれ、盛岡市在住。岩手中学・高校を経て早稲田大学商学部に進学。卒業後、浮世絵の研究者となり、久慈市のアレン短期大学専任講師となる。1983年に『写楽殺人事件』でデビュー。『炎立つ』『火怨』などの歴史小説のほか、ホラー、ミステリーなど、幅広いジャンルで活躍。大河ドラマ『炎立つ』、同じく『北条時宗』では原作を担当。江戸川乱歩賞を皮切りに、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、直木三十五賞、吉川英治文学賞、NHK放送文化賞、日本ミステリー文学大賞と華麗な受賞歴を重ねている。
公開日: 2020/09/29
単行本・雑誌
 
岐路に立つ日本の「平和論」!縄文時代からの 平和感覚が危機に……未曾有の国難、本当の平和とは何か?何故かくも長き平和が日本で継続しえたのか? 既成概念にとらわれない歴史論の試み。日本史の特異性を世界史との対比で考察すると見えてきた! 縦横無尽の歴史試論。プロローグ 縄文時代から日本人は平和を愛してきた第一章 一万年余も平和だった繩文時代第二章 縄文人の芸術と信仰第三章 「白村江」から「大東亜戦争」まで第四章 中国の内乱と革命はすべて殲滅戦だ第五章 「欧米文明の黄昏」 ――シュメール、バビロニア、 ローマはなぜ滅びたのか?第六章 欧米人の平和、日本人の平和エピローグ 振り向けば祖国は死に際
公開日: 2020/09/23
単行本・雑誌
 
本書は、現代最高峰の人類学者クロード・レヴィ=ストロース(1908-2009年)の全貌を描いた決定版の誉れ高い1冊です。ベルギーに生まれたレヴィ=ストロースは、フロイトやマルクスに触れた青年期を経て、南仏で高校教師になりました。その中で育まれた情熱を抑えられなくなった1935年にブラジルへ旅立ち、カデュヴェオ族やボロロ族、そしてナンビクワラ族の調査に乗り出します。その後、第二次世界大戦の勃発を受けて従軍しますが、1941年にはユダヤ人への迫害を回避するべくアメリカに亡命したレヴィ=ストロースに、ニューヨークで決定的な出来事が訪れました。それが言語学者ロマーン・ヤコブソン(1896-1982年)との出会いです。のちに『音と意味についての六章』として公刊されるヤコブソンの講義の内容は、レヴィ=ストロースの中で若い頃からあたためられていた「構造」の概念と交錯しました。そうしてヤコブソンの勧めを受けて書き始めたのが、構造主義の誕生を告げる『親族の基本構造』であり、4年をかけて完成されたこの大著は1949年に刊行されることになります。ここから旺盛な執筆活動を開始し、『人種と歴史』(1952年)、『悲しき熱帯』(1955年)、『構造人類学』(1958年)を生み出したあと、1959年にはコレージュ・ド・フランス教授に就任したレヴィ=ストロースは、一世を風靡した『野生の思考』(1962年)を発表すると、ついに全4巻に及ぶライフワーク『神話論理』(1964-71年)に着手しました。その後も100歳で逝去するまで活躍し続けた偉大な人類学者が残した数々の仕事を、その生涯や時代との関係を描きつつ明快に解説してみせた本書は、1996年の刊行以来、概説書のスタンダードとして四半世紀にわたって読み継がれてきました。このたび、最新の書誌情報を追加するとともに、生前の著者と深い交流のあった小泉義之氏の書き下ろし原稿を併載した文庫版としてお送りいたします。[本書の内容]序 章 構造主義のエシックス第一章 歴史の影のなかで第二章 声とインセスト第三章 旅の終わり第四章 神話と詩のあいだに第五章 幻想から思考へ第六章 新石器のビルドゥングスロマン 1――南半球の森から第七章 新石器のビルドゥングスロマン 2――北半球への旅終 章 「構造」の軌跡主要著作ダイジェストキーワード解説読書案内レヴィ=ストロース略年譜解 説 小泉義之
公開日: 2020/09/10
単行本・雑誌
 
■見どころ:『日本史』を書き残した外国人宣教師■目次:目次【序幕】キリスト教と戦国日本の出会い人間・明智光秀とは?【第一章】フロイスと光秀、それぞれの歩み ルイス・フロイス編 なぜ、『日本史』を書き残したのか? ルイス・フロイス誕生 宣教師への道 フロイス上洛を果たすも 将軍・足利義輝、壮絶に死す フロイス再度の上洛 織田信長との初対面を果たす 二条城の建築現場にて 初めて言葉を交わした信長とフロイス 仏教僧とキリシタンの舌戦が勃発 日乗対ロレンソ 信長の本拠地へ招かれたフロイス 岐阜城での公式会見に臨む COLUMN フロイスたちが日本に持ってきたモノ 明智光秀編 前半生の新事実が明らかに 斎藤道三と朝倉義景、二人の大名 永禄の変と光秀の転機 本圀寺の変 義昭を守るべく光秀、鉄砲で奮闘せり 金ヶ崎の戦い、戦国史上有名な撤退戦の殿軍を務める 比叡山焼き討ち 光秀の覚悟と武将としての残酷さ 丹波攻略で織田家随一の武将にのし上がる 馬揃えの大役を任され、信長直属軍団として甲州へ出陣 COLUMN フロイスが見た戦国日本の意外な姿【第二章】本能寺の変と光秀の最期 <序>新たな時代の到来を告げた天下人の象徴 安土城が完成する 愛宕神社で謀反を決意したのか? 丹波亀山城より偽りの出陣 闇夜の行軍、光秀の胸中は如何に? 本能寺と信長、暁天に燃ゆ 二条新御所でなぜ、信忠は逃げなかったのか? 儚く散った天下人の夢 光秀の最期本能寺の変と覇王の死 その足跡を訪ねるフロイスが見た信長亡き後の日本 秀吉による天下統一と迫害【第三章】ルイス・フロイスが見た戦国武将関ヶ原の戦いとキリスト教時空旅人SELECT SHOP サンエイ新書 告知時空旅人 告知奥付
公開日: 2020/09/04
単行本・雑誌
 
舶来モノに目がなかった日本人が、いまや「国産」をありがたがる時代。一体、何が起きているのか? 食材から感染症対策、自給率、はたまたメディア事情まで。日本の来し方にせまり、私たちの食意識をあかるみにするスリリングな近現代史。
公開日: 2020/08/31
単行本・雑誌
 
西洋の近代哲学の礎石だったはずの理性が戦争や分断をもたらした20世紀。そしていま、新たな全体主義化と分断の危機が世界に迫っている。危機を乗り越えるには、理性が他者として周辺化してきたものは何か、人間中心主義的な理解が抑圧してきた生とは何かを世界哲学によって問いなおし、人間を再定義しなければならない。西洋の現代哲学やポストモダン哲学、ジェンダー思想や批評、そしてイスラーム、中国、日本、アフリカなどの哲学を一望し、グローバル時代の知を追究する。
公開日: 2020/08/21
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。著者が聞き集めた13のカムイユカラと子守歌を日本語とアイヌ語の併記でわかりやすく紹介。好評発売中のヤマケイ文庫『アイヌと神々の物語』の続編であり、完結編!池澤夏樹氏、推薦!「昔、カムイは自然と人間界の間を自在に行き来した。だからアイヌは幸せに暮らせた。」中川裕氏(「ゴールデンカムイ」アイヌ語監修・千葉大学文学部教授)「カムイユカラというのは、かつてのアイヌの人たちにとって歌のように歌われる楽しい物語であり、同時にこの世界の仕組みを教えてくれる大切な教科書だったのである。」(本文序文より)アイヌ語研究の第一人者である故・萱野茂氏(第32回菊池寛賞受賞)が残した知られざる名著『カムイユカラと昔話』(1988年刊・小学館)から、13のカムイユカラと子守歌を収録。著者が祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたカムイユカラと子守歌を、日本語訳とアイヌ語を併記して丁寧に紹介する。日本語訳からはカムイの目を通したアイヌの世界観が広がり、歌うようなアイヌ語と照らし合わせて読むことでより味わい深い。随所に著者による訳注が入り、『アイヌと神々の物語』と同様に13の謡すべてにわかりやすい解説が添えられる。序文として『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修を務める研究者・中川裕氏による「アイヌに歌い継がれてきた楽しい物語」を収録。〔もくじ〕カッコウ鳥とポンオキクルミホタルの婿選びムジナとクマわたしの夫は大空に描いたコタンカケスとカラス怪鳥フリと白ギツネマムシが人助けエゾマツの上の怪鳥火の女神と水の女神のけんか許嫁のちんちんがポンヤウンぺへの子守歌子どもと家出
公開日: 2020/08/14
単行本・雑誌
 
河童・濡れ女子のごとき魔物、疫病をつかさどるハヤリ神、人に憑く姿の見えない妖怪ノツゴ、門松・松飾りを焼く正月行事や初田植・穂掛け祝いのような農耕年中行事など―日本の民衆生活に沈殿している信仰の数々。その正体は何なのか、どのような構造で意識の底に堆積しているのか。本書は、柳田國男門下の宗教民俗学者が、日本人の宗教生活に分け入った明快な書である。高度成長期以前の暮らしのなかに多彩な怪異と信仰が蠢いている姿を活写し、日本人の精神的伝統へと踏み込んで、長く読み継がれてきた一冊。
公開日: 2020/08/14
単行本・雑誌
 
歴史問題の全体像を理解するための最良の書歴史認識問題、歴史修正主義…、なぜ「歴史」は炎上し、差別意識を助長するのか?いま世界的な争点になっている歴史問題について、歴史学だけではなく、社会学や国際政治の視点から、その背景に何があるのかに迫る。気鋭の研究者らによる憂国の書、書き下ろし!
公開日: 2020/08/07
単行本・雑誌
 
封印されてしまった縄文以前の歴史のパンドラの箱を開ける! 縄文以前の歴史とは「ムー」である かぐや姫から琉球古陸・徳之島(蓬莱山、エデン)へ超知の旅 ◎ 日本初、否、世界最古級のSF小説の主人公かぐや姫は宇宙人?!◎ 空海は宇宙人が地球を訪れていることをなぜ知っていたのか ◎ レビ族の血を引く空海は「先代旧事本紀」「竹内文書」も読んでいた?!◎ 空海は富山の皇祖皇大神宮に通っていた?!◎ 日本は「旧約の民」と「新約の民」との二重構造から成り立っている ◎ 竹取物語の「天女の羽衣」は大嘗祭の麁服(あらたえ)と一致する ◎ 登場人物の一人である「三室戸斎部の秋田」は忌部氏のこと ◎ かぐや姫が月に帰る8月15日は聖母マリア昇天の日 ◎ 竹取物語の発祥は京田辺市である ◎ 空海の母親の出自・阿刀氏のルーツは「弓月君」 ◎ 「弓月君」は渡来系氏族の秦氏で景教徒 ◎ 秦氏に繋がる空海は大秦寺のペルシャ人・景浄から「イエスの復活」を学び、青龍寺のインド僧・恵果和尚からは「真言密教の真髄」を学ぶ ◎ かぐや姫の物語はイエス・キリストの復活話そのもの ◎ 罪を犯したので月から地球に生まれ落とされたかぐや姫と人類の罪を背負って復活したイエス・キリスト ◎ 『三教指帰』と『竹取物語』の類似点を比較考察することで作者がわかる ◎ 空海は『竹取物語』の中で『三教指帰』の教えを帝の言葉として語らせている ◎ 元伊勢籠神社の海部宮司の娘・真名井御前がかぐや姫のモデルなのか?!◎ 琉球古陸の中心・徳之島に「ムー山」(ピラミッド)がある ◎ 竹取物語に出てくる蓬莱山の不老不死薬が徳之島の徐福伝説につながる ◎ 卑弥呼の邪馬台国は徳之島である証拠が続々と見つかっている ◎ 徳之島の子安貝が当時の中国の貨幣になっていた ◎ エデンの意味は「よろこび」蓬莱(ほうらい)の意味も「よろこび」 ◎ 徳之島は旧約聖書の「エデンの園」のこと ◎ 徳之島の遺跡からは卑弥呼の人骨がシリウスの聖方位と共に発見されている ◎ 北極星信仰はシリウス信仰を隠す役目 ◎ 徳之島からヒヒイロカネと24弁の菊花紋(シュメール、ダビデ王、天皇家に共通)が出て来た ◎ ラ・ムーを中心に一つのスメラ尊で統括されていたムー大陸 ◎ 日本書紀と古事記の一番の目的はノアの洪水以前つまり縄文以前の歴史を隠す事 ◎ 縄文以前の歴史とはムー大陸の歴史である
公開日: 2020/08/06
単行本・雑誌
 
かつてイスラエル人が辿り着いた135度線の淡路島。なぜ出口王仁三郎もそこを注目したのか。また、なぜ今も古代ユダヤの文化・風習が今も残っているのか?今スピリチュアル界で大注目、淡路「シオンの山」の全貌がついに解き明かされる! 太古からマザーシップもここを目指した宇宙の大聖地には、今も宇宙船が飛来するという。日本人がシオンの民であると目覚める時、淡路「シオンの山」は、新たな文明の出発点となる。ユダヤと日本の結びは、ここに成就した! ヒカルランド《誕生4周年》感謝作品(ヒカルランド的奇想天外なネタ満載の書)! ! (出版社から)今、国内外で覚醒した人々が集う聖地、淡路島の「シオンの山」について初めて書かれた本です。淡路島にはなぜか、古代ユダヤの文化・風習・地名・遺跡が多く残っています。日本建国神話も淡路がキーポイントであり、ユダヤと日本には深い縁がある。あの出口王仁三郎も白山義高に裏神業を託したのが淡路島でした。その忘れられた神業を引き継いでいるのが著者魚谷氏で、数奇なシンクロに導かれて「シオンの山」をお祀りしています。ワイタハ族のポロハウ議長(『世界に散った龍蛇族よ!』弊社刊参照)によれば、「かつてここをマザーシップが目指した場所」だそうです。また弊社刊『ガイアの法則』で、135度線が文明転換の期点として注目されていますが、それがより明確にわかります。日本人がシオンの民としてのルーツに目覚めるきっかけとなる本です。目次から抜粋して紹介します。・王仁三郎聖師と先祖亀太郎の霊的遺志を継いで・名もなき山を「紫苑の山」と名付けたわけ─神のシンクロに導かれて2007年、神座を祀る・記紀の編纂に影響を与えた淡路の海人族・日ユ同祖論─失われたイスラエル10部族と大和朝廷の成立・古代ユダヤ人が日本の歴史の表舞台から消された理由・ゆら=ユダヤ! ?─隠されていた日本のトライアングルが明らかに! ・ユダヤ教大司教も驚いた古代ユダヤ遺跡─ホト(女陰)を象徴する石室・古代ユダヤ人の足跡を今に伝える淡路島の風習─由良「ねり子まつり」=ユダヤ「過越しの祭り」・四国剣山に伝わるアーク伝説・白山義高の裏神業を引き継いだ浪之上千代鶴(宮本千代鶴)の「桃之宮」・7個のダビデ紋の霊石を発見し「桃の宮」を再建する・地軸が修正されてムー(右脳)とアトランティス(左脳)の意識が融合された! ・ユダヤ遺跡からダビデ紋、指輪、ヘブライ語の石板が発見されていた! ・沼島(ぬしま)は、ヘブライ語「シュシマ」に由来する! ?・7度目の立替の時期が来る時、暗闇に光を放つ14万4000人
公開日: 2020/08/06
単行本・雑誌
 
米朝首脳会談で再び日本は蚊帳の外──旧権力は退場し、ロシア・中国・アメリカが戦争のない世界を実現するか?金正恩はロックフェラー、ロスチャイルドの寡頭権力からトランプ、習近平、プーチンの連合勢力に寝返った!? 日本の防衛システムがいまだアメリカ主導であるこに警鐘を鳴らす元航空幕僚長の田母神俊雄氏も緊急参戦!各界の第一人者がつかんだ真実の世界情勢最新レポート ◎ 北はカジノと観光の地になる!?北朝鮮主導で南北統一へ向かっている? ◎ 北朝鮮に皇室の血脈が続いている!? ◎ 北の命運は皇室が握る!? ◎ 米朝首脳会談はMSA資金400兆円から始まった! ◎ オウム真理教と9.11テロのからくりがわかれば、北の今と世界の未来が見えてくる! ◎ 自衛隊はアメリカにこうして完全に掌握されている! ◎ なぜ日本(横田基地)から北朝鮮(平壌)への直行便があるのか?
公開日: 2020/08/06
単行本・雑誌
 
ロシアやアルメニアで《日本の神》と呼ばれ、北方四島は五井野氏になら返すとまで言われる、知と科学と芸術の巨人が、今ここにもてる情報の全てを明らかにする! これまで人類が信じてきた唯物的な考え、思考、生命観、科学の《ウソ》《デタラメ》を一刀両断します! ◎ エドワード・スノーデン氏が本当に暴露したかったことは「人類より知的な生命体が地下世界にいる」ということ!?◎ 地下の生命体とは、人類最古のメソポタミア文明を築いたアーリア人(シュメール王国の支配者)! ◎ 五井野氏の開発したGOPという自然薬がエリツィン大統領を救った(ロシアで国賓待遇)◎ 五井野絵画はエルミタージュ美術館で展覧会が開催されるほど素晴らしいもの◎ 18歳の時にはすでに磁力で飛ぶUFOを設計していた◎ 20代で書き上げた『一念三千論』が、仏教はもちろんあらゆる宗教の基礎(アーリア人からのバラモン教)を明らかにした◎ 間違いだらけのニュートンとアインシュタインはいない方が良かった! その方が磁力や超光速通信の研究と応用は格段に進んでいた◎ ニュートンはニセ金作りで造幣局の長官になり、科学分野でも権力の座についた◎ ニュートンの重力理論が否定されると自動的にアインシュタインのE=mc2も消える◎ 神仏の代わりにお金の宗教を作ってその支配者になれば、道徳観などに関係なく人の生活をコントロールできる◎ 通貨を発行・管理する人が本当に支配者であり、歴史的にはアシュケナージ・ユダヤのロスチャイルド家がそれにあたる五井野正博士はこんな人…◎ 10代でスウェーデンのストックホルム大学に語学留学◎ ゴミの分別やリサイクルの先駆け◎ 空き缶の回収運動やタバコのポイ捨て禁止の先駆け◎ 循環型の暮らしやふるさと村ブームの先駆け◎ 精神世界ブームの先駆け(ベストセラー『七次元の使者』の著者)◎ 法華経の古典『法華経三部経体系』の著者◎ 国際的にはレオナルド・ダ・ヴィンチを超えた人物と評されている◎ 世界各国で多くのアカデミー会員、名誉教授、総裁、大使など
公開日: 2020/08/06
単行本・雑誌
 
かつて日本が作った北朝鮮は韓国を併合する/そして中国は4つに分かれる…etc. 水面下でいまも着々と進む世界情勢の知られざる超奥底! 世界支配層の中心ファミリーは天皇家である! 日米間の相互防衛援助協定「MSA」基づき運用された天皇の金塊の運用益こそがそのパワーの源である! 世界支配層は、「中国を4つに分割し、そのうちの1つにシオニストを住まわせる計画」だ。すなわち、中国東北部(旧満州)に「ユダヤ国家=ネオ・マンチュリア」を建国する。この大事業は、イスラエル(ユダヤ人国家=アシュケナジム系ユダヤ人の国)が進め、日本も資金的、技術的支援を行う。 さらに中国東北部の南側にある北朝鮮(金正恩朝鮮労働党委員長=元帥)に朝鮮半島を統一させて、「大高句麗国」(第2の日本)を建設させるという。この計画の中心には、イスラエルと米国、ロシア、日本が存在している。この結果、韓国は消滅する。 見えざる世界情勢のゆくえを独自情報ソースから活写した衝撃の書がここによみがえる! 小沢一郎を苦しめ抜いた米国最大財閥ディビッド・ロックフェラーが2017年3月20日、101歳でニューヨークにおいて死去し、世界支配権(覇権)の構図が一変している。 「世界政府樹立」を目指す世界支配層(ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー博士、小沢一郎代表が主導)が、文字通り、世界を動かし始めたのだ。 キッシンジャー博士は2016年2月3日、ロシアの首都モスクワを訪問し、プーチン大統領と会談、「世界新機軸」を打ち出すことで合意した。「世界新機軸」とは、1第三次世界大戦を回避する。2世界の原発を廃炉にする。3CO2を削減し地球環境を再生する。4「AI」中心の産業構造に変革する─ということである。 さらに世界支配層は、「原発ゼロ」を決定している。これを受けて、自由党の小沢一郎代表と小泉純一郎元首相は、日本の資源エネルギー政策について「原発ゼロ」で一致している。結果として、日本の政界は、「原発ゼロ政党」と「原発推進政党」の保守2大政党政治へと大転換していく。 世界はいま、キッシンジャー博士、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席、投資家のジョージ・ソロス氏による「チーム」が、「新機軸」を実行するため、懸命に動いている。 小沢一郎は天皇陛下の勅命を果たすために総理大臣をも視野に入れ、懸命に動いている。 その最強の同志はキッシンジャーであり、小池百合子、前原誠司である。
公開日: 2020/08/06
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■見どころ:歴史、文化を紐解く「時空旅人」は、ひとつのテーマをより掘り下げて特集します。■目次:目次今だから読みたい大人の昔話【巻頭コラム】昔話はどのように伝わってきたか?伝承の魅力巻頭特集 泣ける!笑える!知られざる名作昔話に出会う ゆりわか大臣 石童丸 白菊物語 ねずみの嫁入り、京ノ蛙大阪ノ蛙、クラゲのお使い、人まねじいさん第1特集 一度は聞いたことがある定番の昔話 五大昔話・続五大昔話 独自の世界観 五大昔話を読み解く 浦島太郎 猿カニ合戦 舌切り雀 花咲か爺 桃太郎 続・五大昔話の世界観 ぶんぶく茶釜 一寸法師 鶴の恩返し 瘤取り爺 かちかち山COLUMN ’語り‘とは何か?疫病退散と伝承第2特集 四季と昔話の不思議な関係 春 物事の始まりを告げる季節 夏 異郷との接点が広がる季節 秋 実りの季節に関わる昔話が描かれる 冬 正直に生きる人達が不思議な出来事と遭遇伝説の御伽衆・曽呂利新左衛門第3特集 よるのむかしばなし 民間に伝わりし百物語の世界 昔話に秘められた怖いあらすじ 艶笑譚と五穀豊穣人の一生にも重ねられる普遍的な話の展開厳選グッズ通販 時空旅人 SELECT SHOP サンエイ新書/時空旅人 告知奥付
公開日: 2020/07/28
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【内容紹介】地図の中ならすぐにでも世界に行けるこの本では、そらくん、あいちゃん、ビビが世界40カ国を飛び回り、その国のあそびを体験していきます。世界のお友だちはどんなあそびをしているのでしょうそらくん、あいちゃん、ビビがある日、空を飛んで世界一周あそびの旅に出かけます【著者紹介】[絵]平澤 南(ひらさわ・みなみ)イラストレーター。実用書、教材などのイラストを中心に手がける。挿絵に『この神さまに相談しよう』(飛鳥新社)、『人生が整う 家事の習慣』(西東社)などがある。[文]ペズル文筆家。著書に『三国志に学ぶ人間関係の法則120』(プレジデント社)がある。[監修]寒川 恒夫(そうがわ・つねお)静岡産業大学特任教授(早稲田大学名誉教授)、日本学術会議連携会員、学術博士。スポーツ人類学が専門。著書に『遊びの歴史民族学』(明和出版)、『アジア稲作民伝承遊戯の文化史』(明和出版)、『民族遊戯大事典』(大修館書店)など。
公開日: 2020/07/10
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「奄美大島」から何が見えるか沖縄より本土に近く位置しながらも、いまだガラパゴスといえる奄美大島。奄美出身の著者がその歴史と文化を深く情緒豊かに紐解く。奄美大島で培われてきた文化・精神性には、人間がもう一度見直し、発展させていくべき美点が隠されている。
公開日: 2020/07/10
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いつ、日本に伝わったのか? なぜ、辛いのか?辛いししとうと、辛くないししとうの違いとは?ダイエットの効果はあるのか? 「辛い」というよりも「臭い」ハバネロ、「ネズミの糞」の名を持つ激辛種・・・。知れば知るほど汗が出る。科学と食文化の両面から、世界のトウガラシを挟み撃つ、刺激的な「食の教養」!第一部では、食用トウガラシの起源から、たくさんの種類、辛さの秘密、トウガラシでのダイエットまで、「トウガラシの基礎知識」を解説。第二部は、トウガラシの故郷・中南米のハバネロに代表される激辛料理に始まり、スペイン、イタリア、東欧などのヨーロッパの郷土料理、さらにアフリカ、インド、タイ、中国、韓国・・・などなど、「世界一周トウガラシ紀行」。そして、実は豊かな日本の「唐辛子文化」を京都、信州はじめ各地に訪れる。
公開日: 2020/07/09
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18世紀、古典教養を学ぶため、貴族の子弟や家庭教師がこぞってイタリアへと旅した、「グランド・ツアー」。フランス革命が始まって海外渡航が難しくなると、今度は湖水地方への国内旅行へとシフトチェンジ、ガイドブック片手に風景観賞(ピクチャレスク美)で美意識を磨く。はたまた馬車が流行りだせば、「自らの歩き、詩想を深めるべし」と徒歩旅行が大ブームに。結果、ワ?ズワスはじめ、世界的ロマン派詩人を次々生み出した――。どんな時代もどんな状況でも、「旅で学ぶ」「旅で成長する」という信念を守り続けた英国人。彼らは、なぜこれほどまでに旅に焦がれ続けたのか。旅の効用とは、一体何なのか。その飽くなき情熱と、彼らが愛してやまない理想郷「田園」の精神的意味を様々な史料、図版とともに考察する。学術文庫版解説・桑木野幸司「イタリアが造った英国の風景」本書は『イギリス的風景 教養の旅から感性の旅へ』(NTT出版 2007年刊)を加筆修正、改題したものです。
公開日: 2020/07/09
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茶道の美と精進の思想―和の食、かくして極まれり。「懐石」と「会席」は何が違うのか。利休の「一汁二菜」「一汁三菜」はなぜ正統となったのか。「乾杯」の日本的起源とは。茶道から生まれた様式がいかにして日本料理の伝統を形づくったのかを、資料から丹念に考察する。和の食、その精髄たる懐石料理の誕生から完成、そして後世への継承という歴史の中に、日本文化のエッセンスを見いだす類稀なる論考。【本書より】何故、懐石という新しい料理の様式が生まれたのか。その歴史的前提を明らかにしなければならない。料理に限らず、文化は一つの様式に固定してしまうと、それを内部から突き破る革新が起こって、また新しい創造的な歩みがはじまる。いわば本膳料理の行き詰まりを打破する革新であったと、さきに懐石を位置づけたのだが、では、本膳料理とは何か―【本書の内容】唐菓子と柏餅―序にかえて第一部 懐石誕生 懐石の誕生 近世公家の懐石 千家茶会記にみる懐石 茶書にみる懐石の心得第二部 懐石以前 大饗料理 本膳料理 精進料理第三部 料理文化の背景 中世の食文化点描―大工・荘園・都市 日本の食事文化における外来の食
公開日: 2020/07/09
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日本人は宗教になにを求め、なにを信じてきたのか? 仏教は思弁的な教義や哲学、僧侶の支配、また優雅な仏教芸術のみで語られるものではない。インドから中国、朝鮮を経て、欽明天皇十三年(西暦552)に日本に受容された仏教は、庶民の間で不安や苦痛、悩みからの救済として取り入れられ、それぞれの生活や慣習に合わせ独自の伝播と発展を見せた。観音信仰、ヤマ信仰、高野聖にイタコ、踊り念仏、お遍路さん――多種多様な民間宗教の形から、日本の仏教文化を問い直す。(原本:角川選書、1985年刊)
公開日: 2020/06/10
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