北海道の「飲み物」といえば「牛乳」くらいしか思いつかないとすれば、それは認識不足、かも。実は内地ではぜったいお目にかかれない、ユニークな飲料の宝庫なのです。たとえば、「ガラナ」。1960年、米コカコーラの日本参入を控えて、全国の中小飲料メーカーが手がけた「日の丸」コーラ。しかし北海道外では次々と事業者が撤退し、いまでは北海道限定飲料に。その中でも有名なのが函館の株式会社小原が製造する「コアップガラナ」です。北海道と東北だけで販売されている乳酸菌飲料「カツゲン」、小樽の名物「ミルティカンカン」、昆布酵素エキスを使った「タングロン」、これも道内限定の「リボンナポロン」、利尻の乳酸菌飲料「ミルピス」など、ユニークすぎる北の「飲み物」たちを多数紹介する充実の一冊。※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。【文字数:17000文字/単行本換算で24ページ】