本書のメニューを一つひとつこなしてもらえれば、1週間で必ず変わることができます。「話す」「伝える」といった能力は、‘生まれ持った資質によるもの’だとあきらめずに意識してトレーニングし、スキルを身につければ、誰でも向上させることができる能力です。具体的には、自分の思いや意思をきちんと表現するための「構成力」や「ボキャブラリー」「要約力」「表現力」の強化。さらに、相手との信頼関係を築くうえで必須の「傾聴」や「ノンバーバル(非言語)・コミュニケーション」。交渉や駆け引きを上達させる「NLP心理学」。最後に、プレゼンテーションなど人前で話すときに強力な武器になるパフォーマンススキルからディスカッションなどで全体を見ながら自分の意見を主張する方法に至るまで、さまざまな観点から「伝える力」を強化するメニューを用意しています。【著者紹介】橋谷能理子 (はしたに・のりこ)1961年香川県生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒。大学卒業後、アナウンサーとしてテレビ静岡に入社。1年半後、テレビ静岡を退社しテレビ朝日「ニュースステーション」のキャスターになる。その後、株式会社三桂に所属し、フリーランスとしてテレビ、ラジオ、コミュニケーションセミナー講師、雑誌連載など幅広く活躍中。2006年には日本語教師の資格を取得し日本語教師としても働く。現在はTBS系列「サンデーモーニング」などに出演中。本書が自身初の著書となる。