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【哲学・宗教・心理】タグの実用書

『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、分業の役割、貨幣の特徴、労働と利子についての考察、国家間貿易の意味、国家社会の発展段階とその特徴、分業と製造業の発展の関係、国家における軍隊の維持、道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、税金の種類と意味、会社による独占の問題、重商主義と重農主義の検討、公債についての考え方、などなどです。かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。しかしそのような読み方は単純にすぎます。昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
公開日: 2020/05/13
単行本・雑誌
 
【電子版のご注意事項】※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。大切な人が死を目前にしたとき、どうすればいい?夫の看取りを経験した現役看護師で僧侶の著者が看取り方、心の持ち方を伝える。■著者は、ガンの夫を自然死で看取り、夫の死後、出家し、高野山真言宗で修業を積み、僧侶に。生きること、死ぬことをひとつながりで話せる現役看護師であり、女性僧侶という唯一無二の存在。■どんな人にも大切な人との最期の時が訪れる。そんな愛する人の死の直前、看取る側は、それをどう感じ、どう行動すればいいのか、どんな心の備えをしておけばいいのか、また人の心と体にはどのような変化が起こるのか…それらの具体的な対処法を伝える。■多くの人の死に立ち会い、スピリチュアルケアサポーターとしても活動する著者のスピリチュアル的な心のケア法も紹介。■<内容>第1章 逝き方は本人が選ぶ 第2章 「着地」するまでの体と心の変化 第3章 「死ぬ」ということ 第4章 大切な人がつらいときに、してあげられること 第5章 大切な人を看取った後、心に起こること 第6章 大切な人に寄り添う 「あなたの心」のためのことば集玉置 妙憂(たまおきみょうゆう):専修大学法学部卒業。夫の‘自然死’という死にざまがあまりに美しかったことから開眼し出家。高野山真言宗にて修行を積み僧侶となる。現在は、現役の看護師として小岩榎本クリニックに勤めるかたわら、院外でのスピリチュアルケア活動を続ける。「一般社団法人介護デザインラボ」の代表として、子どもが‘親の介護と看取り’について学ぶ「養老指南塾」や、看護師、ケアマネジャー、介護士、僧侶が学ぶ「スピリチュアルケアサポーター養成講座」を開催。さらに、講演会やシンポジウムなど幅広く活動
公開日: 2020/04/30
単行本・雑誌
 
千葉雅也氏推薦「読まずに積んでよい。むしろそれこそが読書だ。人生観を逆転させる究極の読書術!」読めないことにうしろめたさを覚える必要などない。まずはこの本を読んで、堂々と本を積もう。気鋭の書評家が放つ、逆説的読書論!情報が濁流のように溢れかえり、消化することが困難な現代において、充実した読書生活を送るための方法論として本書では「積読」を提案する。バイヤールやアドラーをはじめとする読書論を足掛かりに、「ファスト思考の時代」に対抗する知的技術としての「積読」へと導く。たしかに本は、人に「いま」読むことを求めてきます。でも、それと同時に、書物は「保存され保管される」ものとして作られたものだったことを思い出してください。情報が溢れかえり、あらゆるものが積まれていく時代に生きているからこそ、書物を積むことのうしろめたさに耐えて、あなたは読書の前にまず積読をするべきなのです。(本文より)【目次】はじめに第一章 なぜ積読が必要なのか 情報の濁流に飲み込まれている 読書とは何だったろうか 情報の濁流のなかのビオトープ 蔵書家が死ぬとき、遺産としての書物第二章 積読こそが読書である 完読という叶わない夢 深く読み込むことと浅く読むこと ショーペンハウアーの読書論 「自前」の考えをつくる方法第三章 読書術は積読術でもある 一冊の本はそれだけでひとつの積読である 読めなくていいし、読まなくてもいい 本を読まない技術 積読のさらなるさまざまな顔第四章 ファスト思考に抗うための積読 デジタル時代のリテラシー 書物のディストピア 積読で自己肯定するおわりに参考文献
公開日: 2020/04/30
単行本・雑誌
 
(著者より)ご縁があって、この本を手にしてくださっている皆さまを取り囲む世界は、今、どのようになっているのでしょうか。そしてパンデミックが過ぎ去った後のあなたは、どのような存在になり、実際にどのような生活をしているのでしょうか。あらゆる出来事が、本当の自分へと続く魔法の扉です。今こそ、本書のテーマであるセルフパワーをアップして、わたしたちが本来持っている力を、どうぞ取り戻してください。世界が大きく変化する今、わたしたちにもっとも必要なのはセルフパワーです!「わたしって素敵じゃん!」と思えたら、素敵な出来事がふえてくるのが宇宙のしくみ。思い込みが作り上げた自己像――〈古い自分〉を刷新して、新しい命を生きてみましょう。内なる神様とつながって、あなたのセルフパワーが確実にアップする方法が満載!!◎今すべきことはエネルギーチャージ!◎自分の名前は最強のマントラ◎「相手の期待に応えないゲーム」に チャレンジしてみる◎あなたは自分の名前が好きですか?◎どんなときでも必ず答えをキャッチできる方法◎自分の世界はすべてセルフイメージがつくります◎「この先いったいどうなるんだろう?」と 不安な時に必要なもの◎宇宙のたった一つの法則◎感じることがつらいから、 感じるスイッチをオフにしてきた人へ◎「奇跡が当たり前」という流れを止めてませんか?◎本音を生きて、本音を表現する時代へ◎「わたしという命」を全力で守ってもらう方法◎今こそ神ながら(かんながら)を生きる
公開日: 2020/04/28
単行本・雑誌
 
経営者・管理職の必読書!! 人も、組織も、失敗上手が成功を手にします。本書は、失敗を成功の糧にする「失敗学」のメソッドを凝縮した決定版。あなたの仕事に革命をもたらす1冊です!※本書は2016年に小社から刊行された『本当に役に立つ「失敗学」』を改題の上、再編集したものです。
公開日: 2020/04/22
単行本・雑誌
 
【図解で読み解く神道の基礎知識】「神道って、いったい何?」「八百万の神々の中で一番偉いのは誰?」「鳥がいないのに、なぜ鳥居というの?」知っているようで知らなかった初耳学が満載! 日本人の心の源流である、神道の起源から日本の神様とご神徳、参拝の作法、開運神社まで、イラストや図解を交え、約60項目の素朴な疑問から解説します。はじめての人でも神道の基礎知識がわかり、神社参拝が楽しくなる、エンターテインメント雑学教養本です。<著 者>渋谷申博 (しぶや・のぶひろ)1960年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。宗教史研究家。神道・仏教など宗教史に関わる執筆活動をするかたわら、全国の社寺・聖地などのフィールドワークを続けている。
公開日: 2020/04/22
単行本・雑誌
 
アメリカ地図を10の異なる文化圏に分け、それぞれのルーツ、地形、経済、産業、政治、雇用、人種(エスニック集団)、宗教、高齢化、出生率などの特性についてデータをもとに、現代アメリカの姿を地図とともにつまびらかにする。
公開日: 2020/04/21
単行本・雑誌
 
日本では古来から、この世に存在するすべてのものに神さまが宿っていると考えてきました。それらの神さまは、人間を見守って多様なご利益を与えてくれる存在であり、同時に、ときに自然災害などとして襲いかかる恐ろしい存在でもありました。こうした、素朴な自然崇拝や先祖崇拝と、この国をつくってきたご先祖さまたちの物語・伝説が合体したのが神道です。本書は、その神道のエッセンスを、小学生にもわかるようにユーモアあふれるイラストと言葉で解説する超入門です。「神さまは何人いるの?(八百万の神の国)」「神道と仏教は違うもの?(神道の歴史)」「神話でよみとく日本の成り立ち」「神話の神さまたちの系図」「神社ってどんなところ?」「日本の暮らしに生きている神道(年中行事・風習)」などなど、小学生にとっては「不思議な世界」である神道に、楽しく興味を持って入り込めるつくりになっています。
公開日: 2020/04/21
単行本・雑誌
 
なぜ怒りを抑えられないのか。目の前の人がキレたらどうすればいいのか?脳科学を駆使した怒りのコントロールとは?あおり運転やDV、あるいは駅員や店員への暴力など、キレる人が起こす事例があとを絶たない。怒るのは、人間が持つ本能なので、怒ること自体は悪くない。しかし現状は「怒りを抑えられない」人が増えているようだ。誰にとっても身近なテーマである怒りについて、その正体や抑制法、また、怒る人への対処法まで脳科学のアプローチから解説する。もともとは怒る人だった著者が、いかにして「怒らない脳」を獲得していったのか。ストレス、プレッシャー、ヘイトから自分自身を守る習慣とは?脳科学に基づいた、怒りをコントロールするノウハウが満載。◆自分のイライラを抑えるには、笑顔になる、負け惜しみをする、おいしいものを食べる……◆カーッとなった相手の怒りを抑えるには、先に謝る、ゆっくり話す、逆質問する……◆理不尽な相手にカドを立てずに、こちらの言い分を伝えるには、ガッカリする、他人の失敗例を言う、敬意を表す……◆怒らない脳に変わる習慣を身につけるには、雑談する、ながら仕事をする、成功した人を祝福する……
公開日: 2020/04/17
単行本・雑誌
 
目に見えない世界を感じてみよう!綿棒ワークで感じる形霊、数霊の世界カタカムナ文字、ウタヒで感じる言霊の世界目には見えない形がエネルギー生み出していて、その形態が生み出すエネルギーのことを形霊(音が生み出すエネルギーを音霊、数が生み出すエネルギーを数霊、言葉が生む出すエネルギーを言霊)といいます。この形霊が波動、周波数を生み出して、その形態の骨組みを作り出し、この世界、3次元で、私たちの目に見える形となります。その骨組みを綿棒で作り見せてくれるのが神聖幾何学綿棒ワークです。この骨組みを見ることで私たちは、流れ出しているエネルギーを感じることができます。見えない世界を見えるようにして体感できるということです。また、カタカムナの「カタ」は、肉体や物質など目に見えるものを指し、「カム」はそこに流れる目に見えないエネルギーを指し、その2つを統合したもの(ナ=+)をカタカムナというように、その原理を語っています。この世界の構造を見ていくためのひとつのツールとして、ぜひ神聖幾何学とカタカムナの世界を感じてみてください。はじめに第1章:すべてはマワリテメグル世界第2章:綿棒で神聖幾何学を作る・感じる第3章:神聖幾何学とは何か第4章:カタカムナ文字とカタカムナウタヒ図形でできたカタカムナ文字カタカムナウタヒ1首?10首カタカムナ中心図象カタカムナの構造
公開日: 2020/04/17
単行本・雑誌
 
【書籍説明】不安をなくすためには、常にポジティブな言葉を言えば、言霊になって未来が変わるのだから、気にしないこと、ネガティブなことを思い浮かべた瞬間に、ポジティブなことを発するように、など聞いた経験のあるかたも多いのはないでしょうか。確かに言葉にはパワーがあって、少しくらいの落ち込みなら、言霊の力を借りて回復することもできるのかもしれないと思っています。ですが、それが長期間に渡っている場合や、不安に悩まされている人にとってはとても大きな負担になると思います。実際、私が行うカウンセリングの場面でも、「不安なんです」と口にするクライエントがとても多くおります。若い方から年配の方まで、老若男女問わずに不安とともにみんな生きていますが、不安がいつも心の中に支配されることで、生きにくさを感じている方がとても多いように感じます。本書では、特に不安を起こすための思考、言葉、行動にフォーカスをしたチェックリストで振り返りながら、少しだけ変化できそうな取り組み例を複数ご紹介していきます。【著者紹介】菅原幸子(スガワラサチコ)大学卒業後、人の役に立つ仕事がしたいと医療機関へ8年間勤務。その中で後輩の自死、自らの流産をきっかけに『いのち』と向き合い、自分が命ある今だからこそできることをしたい、と考えカウンセリングの世界へ。就労移行支援事業所、企業、フリースクールで経験を重ね、2019年6月1日に独立し、企業や公的機関などでカウンセリングに従事。
公開日: 2020/04/17
単行本・雑誌
 
1964年に東京?新大阪間・東海道新幹線が営業運転を開始し、いまや北海道から鹿児島まで路線網を広げている。対するエアラインは、1951年に羽田?伊丹?福岡便、羽田?千歳便の就航が戦後初となる国内定期旅客運航だ。 新幹線整備が進むにしたがって、エアラインのシェアを獲得してきたが、航空が防戦一方かというと、そんなことはない。東日本大震災などの特殊要因を除けば、80年代以降、旅客数を堅調に伸ばしている。新規航空会社の参入、新規就航路線の増加、航空運賃のネット割引といった積極策が奏功している。そうした点では、新幹線とエアラインが互いに学ぶべき点は多い。両ライバルの攻防は、どうも東京・大阪からの視点で語られがちだが、それだけでよいのか。年間延べ5億人超が利用する新幹線とエアライン。その進化の現場を探っていく。本誌は『週刊東洋経済』2019年11月2日号掲載の29ページ分を電子化したものです。
公開日: 2020/04/17
単行本・雑誌
 
武士の世の幕開けを告げた保元・平治の乱から、秀吉による文禄・慶長の役まで、中世は武士による戦乱の時代だった。承久の乱や南北朝の内乱、応仁の乱、戦国のさまざまな合戦など、中世の画期となった重要な戦乱について、先端研究者が最新の研究に基づいて叙述。単なる戦乱史・事件史にとどまることなく、戦乱を切り口とした中世の通史・政治史として描き出す。そして、なぜ中世には全国規模の内乱が頻発したのか、その構造的要因を考察する。戦乱の世を一望に収める入門書。
公開日: 2020/04/17
単行本・雑誌
 
ふだんは意識しないけれど、誰もが自分だけの体のルールをもっている。階段の下り方、痛みとのつきあい方…。「その人らしさ」は、どのようにして生まれるのか。経験と記憶は私たちをどう変えていくのだろう。視覚障害、吃音、麻痺や幻肢痛、認知症などをもつ11人のエピソードを手がかりに、体にやどる重層的な時間と豊かな可能性について考察する、ユニークな身体論。
公開日: 2020/04/15
単行本・雑誌
 
京セラ創業者の稲盛和夫氏や、米大リーグ大谷翔平選手ら多くの一流が心酔する、昭和の思想家・中村天風。彼が最後にして最愛の弟子に伝授した、天風哲学の格言を紹介。格差の拡大、溢れる情報、ボーダーレス化で広がる新型コロナウイルス…。混沌の増す現代で、私たちはどうすれば心身共に健康でいられるのか?生きずらさを感じる全ての人たちの指針となる、中村天風流、前向きな人生の楽しみ方。●人生の日々は 楽しく 愉快に 闊達に活きるためにある●「活きる」とは情熱を燃やすことだ●楽しんでいる心には 苦しみは姿を見せない●わたしは「力の結晶」だ 病にも 運命にも あらゆるものに打ち克つ力だ
公開日: 2020/04/15
単行本・雑誌
 
仕事や家庭を大切にし、自分の健康など二の次だったミドルのビジネスパーソンたち。ところが彼らも、健康こそ最も大きな意味を持つことに気づいた。当たり前だが、仕事の安定に必要なのは健康な体なのだ。 「ぽっこりおなか」の原因となる内臓脂肪。パソコンとの格闘で1日を終えると、首や肩が重く感じる。腰も痛い。首や肩の痛み。そんな問題を少し意識を変えるだけで、好転させることができる。さらに不眠症や肌の老化についても問題点を探り、「今日からできる」改善策を紹介していく。本誌は『週刊東洋経済』2019年10月19日号掲載の30ページ分を電子化したものです。
公開日: 2020/04/13
単行本・雑誌
 
本書は、ジャーナリストとしてのカール・マルクス(1818-83年)が執筆した代表作、待望の新訳です。書名にあるルイ・ボナパルト(1808-73年)は、よく知られているとおり、ナポレオン1世の甥にあたります。1836年に武装蜂起を起こしたものの失敗して国外追放処分を受けたルイは、4年後にもクーデタを試みて失敗、終身禁固の刑を宣告されました。6年後の1846年に脱獄してイギリスに亡命しましたが、そこに勃発したのがヨーロッパ全土を巻き込む1848年の革命でした。急遽フランスに帰国したルイは、同年9月には憲法制定議会の議員に選出され、貧困層のあいだに根強く残るナポレオン崇拝を利用して、12月には大統領選挙で勝利します。そうして、3年後の1851年12月2日にはクーデタを起こし、反対派の議員を逮捕して議会を解散、国民投票で圧倒的な支持を得ると、ついに翌1852年12月には皇帝に即位し、ナポレオン3世(在位1852-70年)として第二帝政を開始することになるのです。本書は、この過程をジャーナリストとしてつぶさに見ていたマルクスが、1848年の革命から1851年のクーデタに至る歴史を追いながら、何が起きたのか、なぜナポレオンは次々にみずからの野望を実現することができたのかを分析したもので、ルイが皇帝になった1852年に雑誌で発表されました。ここに見られるのは、巧みに民意を利用して選挙に大勝し、政治と憲法をほしいままにしていくプロセスにほかなりません。同じ光景は、それから150年以上を経た今日、さまざまな国で再現されているものだと言えるでしょう。――こうした背景を踏まえつつ、数多くの巧みな翻訳を送り出してきた訳者が「慣れない畑」にもかかわらず育て上げた豊かな果実が、この新しい翻訳です。底本は、1869年にハンブルクで単行本として出版された改訂第2版を用いました。本書の日本語訳としては岩波文庫(1954年)と平凡社ライブラリー(2008年)のものが広く親しまれてきましたが、第2版の翻訳である前者はいかんせん古いと言わざるをえず、後者は新しいものの第1版の翻訳で、必ずしも一般的とは言えません。そのような状況が長らく続いてきた中、練達の訳者による第2版の新訳、たくさんの人たちのニーズに応える、まさに待望の1冊になることでしょう。[本書の内容]政治党派一覧関連年表はじめにルイ・ボナパルトのブリュメール18日訳者あとがき
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
意意識とは何か。いつ、どのように生まれて、何のために存在するのか。人や動物が生存していくための意識による具体的効果や、その機能とは――?認知科学、神経科学的の最新成果により、昨今注目を浴びる「心の哲学」を、あえて、事実性重視の現象学的立場から批判的に検証。私が「私」を認めるために重要な、「経験する私」の意味、私の意識の中で「淘汰」され、成長する意識の本質など、進化論的な視座も踏まえ、「意識の実像」を捉え直す。目次第一部 「心の哲学」との対決序 可能性の議論への違和感第一章 意識は無用か第二章 意識の有用性第三章 心は物質に宿る──スーパーヴィニエンス──第四章 運命を知りえぬことが、自由を私たちに残さないか第五章 意識は瞬間ごとに死ぬ?──ひとつの懐疑──第六章 意識とは誤解の産物である──消去主義の検討──第七章 「物理世界は完結し、心の働きかけを許さない」と言えるのか二部 意識は本当はどういうものか第八章 意識の実像──ふたつの実存とふたつの視覚経路──第九章 実践的意識が見る世界結論
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
本書は、「三権分立」を説いた『法の精神』(1748年)で知られるフランスの思想家シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー(1689-1755年)の名を一躍知らしめた記念碑的作品(1721年)の新訳である。ボルドー近郊のラ・ブレードの城に生まれたモンテスキューは、ボルドー大学で法律を修め、弁護士になった。1709年にはパリに出て、さまざまな学者や文人と交流しつつ多彩な領域について知見を深めた。本書『ペルシア人の手紙』に見られる東洋についての記述は、この時の成果である。5年後の1714年には急逝した父のあとを継いでボルドー高等法院評定官となったモンテスキューは、その傍らで執筆活動を続け、7年後の1721年に匿名で本書を発表するに至る。宮廷での政争に疲れたペルシアの貴族ユズベクが友人のリカとともにヨーロッパに出かけてパリに長期滞在する間、故国をはじめとする各地の知人・友人と交わした書簡の集成──このような体裁をとる本書は、たちまちベストセラーになり、発売後1年のうちに10版を重ねるほどの売れ行きを見せた。その魅力は、何よりもまず18世紀前半のヨーロッパ、とりわけフランスの社会を東洋人の目で活写し、風刺したところにある。人々の生活や風俗が具体的に描かれるとともに、時には政治について、時には宗教について語られていく。多岐に及ぶ話題を扱う架空の書簡は、当時の貴重な記録として読むこともできるだろう。もちろん、フィクションとしての魅力も大きい。ユズベクがあとに残してきたペルシアの宮廷では腐敗・堕落が進み、やがて崩壊の危機に瀕する。ところが、遠く離れたヨーロッパに身を置くユズベクに与えられた手段は手紙しかない。当然のことながら、往信と返信のあいだで生じた出来事についての詳細は語られず、読む者はさまざまな想像をめぐらせながら、宮廷の行く末を見守ることになる。その読書体験は実に刺激的であり、本書がのちの書簡体小説の先駆として高く評価され、読み継がれてきたのも当然のことと言える。本書は、実力者として知られる研究者が最新の研究を踏まえて取り組んだ、画期的な新訳である。平明な訳文、簡にして要を得た注と解説によって、読む者はたちまち18世紀を生きることができるだろう。今後のスタンダードとなるべく満を持して送り出される渾身の訳業。[本書の内容]登場人物暦について地名について関連地図序 文(1721年)『ペルシア人の手紙』に関するいくつかの考察(1758年)ペルシア人の手紙訳者解説手紙一覧
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
本書は、エマニュエル・レヴィナス(1906-95年)の主著にして、20世紀を代表する哲学書(1961年)の決定版となる新訳である。リトアニアのユダヤ人として生まれたレヴィナスは、ストラスブール大学で哲学を学び、生涯の友となるモーリス・ブランショと知り合うとともに、決定的な出会いを経験した。それがエドムント・フッサールの現象学との、そして1927年に刊行されたマルティン・ハイデガーの『存在と時間』との出会いである。翌年からフライブルクでこの二人の講義に出席し、1930年にはフランスに戻って現象学を主題とする博士論文を出版したレヴィナスはフランスに帰化した。第二次世界大戦では通訳兵として召集されたが、ドイツ軍の捕虜として収容所で終戦を迎える。戦後は東方ユダヤ師範学校の校長として教育に携わる傍ら、講演や論文執筆などに注力した。そうして書き上げられたのが国家博士号請求論文となる本書であり、これは後年の『存在するとは別の仕方で あるいは存在の彼方へ』(1974年)と並ぶ主著として読み継がれている。本書は、西洋を支配してきた「全体性」を標的に据えている。全体性は、個体を「自分に命令を下してくる諸力の担い手」に還元し、個体から主体性を奪う。そうして主体性を失った個体は他者に暴力をふるうだろう。レヴィナスは、このような全体性に対抗するものとして「無限」を掲げる。無限とは、本書の副題「外部性についての試論」にも示されているように「外部性」を指す。外部性とは「他者」であり、他者は「私のうちなる他者の観念をはみ出しながら現前する」とき、私の前に「顔」として現れる。その顔に現れる無限に応答すること――それこそが重要なことであり、存在論は倫理学に取って代わられねばならない。全体性ゆえの暴力にさらされたレヴィナスの父や兄弟は、ナチスの手で殺害された。そうした暴力は、その後も、そして今も、世界の至る所でふるわれ続けている。レヴィナスの思想を多くの人が希求する時代は、よい時代とは言えないかもしれない。だが、そのような時代にピリオドを打つためにも、本書は正確さと明快さをそなえた日本語で訳される必要がある。気鋭の研究者が全身全霊を捧げて完成させたこの新訳によってこそ、本書は次の世代に受け継がれていくだろう。[本書の内容]第I部 〈同〉と〈他〉第II部 内奥性と家政第III部 顔と外部性第IV部 顔の彼方へ訳者解説*お詫びと訂正第1刷の「訳者解説」(561頁14行目)に記述の誤りがありました。心よりお詫びいたしますとともに、以下のとおり訂正させていただきます。第2刷以降は訂正いたします。【誤】博士論文としての審査後に【正】博士論文としての審査の少し前に
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
ストリート・アートとはなにか? 美術品となったサイ・トゥオンブリから、路上に名前を書き、消され、書き換え、書き換えられる街中のエアロゾル・ライティングへ、そして高値で取引される匿名作家バンクシーの作品まで。都市・美術・ストリートという三つの切り口から、さまざまな作家・作品を参照しながら、ストリートの本質と、その面白さについて語る。バンクシー展をより楽しむために!
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、分業の役割、貨幣の特徴、労働と利子についての考察、国家間貿易の意味、国家社会の発展段階とその特徴、分業と製造業の発展の関係、国家における軍隊の維持、道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、税金の種類と意味、会社による独占の問題、重商主義と重農主義の検討、公債についての考え方、などなどです。かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。しかしそのような読み方は単純にすぎます。昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
本書は、近年ますます注目されるフランスのユダヤ系哲学者エマニュエル・レヴィナス(1906-95年)の思想を正面から考察し、批判的に継承することを企てた意欲作である。著者自身が「愚直にレヴィナスの中心的問題の批判的論究を試みた」と言うとおり、本書でなされているのはレヴィナスの2冊の主著『全体性と無限』(1961年)と『存在とは別様に、あるいは存在することの彼方へ』(『存在の彼方へ』)(1974年)を丹念に読み解き、その考察を厳密に検討する、という当たり前の営為である。そこで問われるのは「他者が「絶対の他」であると共に私に対し無制限に責任を求めるものだというが、それは具体的にはどういうことを意味しており、またそれが事象において確認できるものか」、そして「彼のこのような極端な責任理解が、レヴィナス個人の倫理的立場の表明にとどまらず、われわれの倫理の分析としてどういう意味をもつのか」、「彼が力点を置く言語の問題において現れる他者と無制限の責任を求める他者との間に矛盾はないのか」という本質的な点にほかならない。第一の主著『全体性と無限』を厳しく批判する論文「暴力と形而上学」(1964年)を発表したジャック・デリダ(1930-2004年)の議論をも検討しつつ、「他者」をいかにして言語化するか、という問題をめぐって第二の主著『存在の彼方へ』への転回がなされた意味は何かが考察される。第一の主著に胚胎していた問題を、第二の主著は克服しえたのか――著者は、レヴィナスが十分に突きつめずに終わった問題を「ケア」の理論を用いて発展させ、批判的な継承を試みる。この企てを通じて、レヴィナスの思想は今日を生きる私たちにとって生きた意味をもつようになる。本書の原本が刊行されてから現在までの20年間に、レヴィナスの主要著作はほぼすべて日本語訳され、『全体性と無限』についても新訳がなされるようになった。進展する研究状況の中でも、本書は常に参照されるべき準拠点として、すでに「古典」の地位を確立したと言える。学術文庫として生まれ変わったことで、本書は輝きを放ち続けることだろう。[本書の内容]第I部 「顔」と形而上学──『全体性と無限』第一章 「顔」──輪郭の描写第二章 「選 び」第三章 「同」と「他」第四章 デリダの批判──「暴力と形而上学」第五章 「教え」──倫理と学第六章 「他」の言表──デリダの批判再び第II部 方法の先鋭化──『存在の彼方へ』第七章 「他」を語ることの困難──『存在の彼方へ』に向けて第八章 絶対他把握の方法的問題第九章 「感受性」と「語ること」第十章 「顔」から「正義」へ第十一章 レヴィナスへの批判と顔の倫理学の可能性
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
[超保存版]UMA完全ファイルこれが地球「超」シークレットゾーンにうごめく未確認生物たちの生態だ?陸海空、世界のいたるところに実在する未確認生物たち。飛鳥昭雄が長年収集し続けてきた極秘UMA情報を一挙公開。
公開日: 2020/04/09
単行本・雑誌
 
臨床心理学者と宗教学者による、仏教の途方もない魅力を探る対話。聖者の生涯、臨終場面、戒律、性の問題をキリスト教・イスラム教と比較、ユーモアいっぱいに語りながら仏教の核心へ。「仏教への帰還」「ブッダと長生き」「仏教と性の悩み」「仏教と『違うんです!』」「幸福の黄色い袈裟」「大日如来の吐息――科学について」など6編。「釈尊と弟子のセックス問答集・パーリ語聖典『律蔵』抄訳」のおまけつき。
公開日: 2020/04/07
単行本・雑誌
 
ウォルト・ディズニー・カンパニー会長兼CEOが、自身の半生と成功哲学を自ら語る。一人のビジネスマンが覚醒し‘王’となるまでのすべて。ウォルト・ディズニー・カンパニー会長・前CEOのロバート・アイガーが、自身の半生と成功哲学を語りつくす。ABCテレビの雑用係は、いかにしてビジネスに目覚め、ディズニーのトップに上りつめたのか。ピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、21世紀フォックス……総額9兆円に及ぶ買収劇は、いかにして成し遂げられたのか。ーーそして、それらの経験から導かれる、優れたリーダーシップのための「10の原則」とはーー
公開日: 2020/04/04
単行本・雑誌
 
元気だと思っていた親が病気で倒れたり、認知症、転倒しての歩行困難など…。まだ先と考えていた親の介護はある日、突然始まるものだ。親の介護に直面して不安な気持ちが高まり、冷静さを失う人は多い。何をすればいいのか。混乱状態に陥る。その結果、しだいにネガティブな思考に傾いていくのだ。 なぜそうした状態に陥るのか。それは介護の全容を把握できるような情報が十分でないのかもしれない。「誰が」「何を」「どこへ」「お金は」…などなどの不安を解消しながら、国や自治体、医療・介護施設、そして家族の協力を組み立てていくには? 介護をめぐる不安の解消と対策を考える。 本誌は『週刊東洋経済』2019年10月26日号掲載の29ページ分を電子化したものです。
公開日: 2020/04/03
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「現われの学」としての現象学と、「同じさの数学」としての圏論がひとつになる。思考と生、その両方に関わる根本原理を追究した画期的試論。
公開日: 2020/04/03
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残酷でエログロに満ちた仏教の原風景。仏教といえば、「悟りをめざす清らかな教え」というイメージを持っている人が多いと思います。ところが、仏教のはじまりは、そんなイメージとは正反対。あまりに人間臭く危険なドラマに満ちていました。たとえば、ブッダからして、仮面夫婦状態の末に、妻を捨て去った元王子。そして、弟子たちといえば、美女の死体に欲情する者あり、獣と交わるものあり、お寺に放火して逃げ出す者あり。おぞましい姿ですが、これこそが人間であり、また、仏教の原風景でもあるのです。本書では、修行者の戒律をまとめた仏典『律蔵』などを手がかりに、恐ろしくも人間味溢れる仏教の真の姿を紹介します。<著者プロフィール>平野/純(ヒラノ/ジュン)…1953年、東京生まれ。作家・仏教研究家。東北大学法学部卒業。1982年「日曜日には愛の胡瓜を」で第19回文藝賞受賞。作家活動と平行してパーリ語、サンスクリット語を習得し、仏教(特に仏教理論と現代思想の関わり)を研究。著書に『謎解き般若心経』『はじまりのブッダ』(ともに河出書房新社)、『裸の仏教』『ブッダの毒舌 逆境を乗り越える言葉』(ともに芸術新聞社)などがある。
公開日: 2020/04/02
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どうして自分ばかり、いじめられるのか。どうして自分だけが、辛い思いをしなければならないのか。季節の色、祈り、北枕、葬儀、お墓など、私達の身近にある「神道」から「生きる意味」を問いただす。老若男女問わず、悩み苦しんでいる方に贈る心あたたまる人生哲学。
公開日: 2020/03/31
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