平成24年から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。令和2年6月には、「第9回 神社検定」が行われます。毎回、テーマが設けられ、令和2年の3級のテーマは「神社の基礎と日本書紀」、2級のテーマは「神社の歴史と神話」、1級は特にテーマを設けず、指定の神社検定公式テキストから総合的に出題されます。この公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』は、公式テキスト2『神話のおへそ』の姉妹版です。公式テキスト2『神話のおへそ』が『古事記』を中心に神話の解説を行っていたのに対し、このテキストでは、そのタイトル通り『日本書紀』を中心に解説しています。一口に神話といっても、『古事記』と『日本書紀』に掲載されている内容は、主要な部分は同じであっても、その細部において大きな違いがあります。その違いが分かるように編集されていて、しかも、混乱しがちな神様の系譜も図で整理しています。まさに神話を理解するにはうってつけの本といえます。令和2年の試験では、このテキストは3級と1級試験で使われます。目次第1章 『日本書紀』とは?第2章・3章 『日本書紀』が伝える神代の世界第4章 『日本書紀』が伝える歴代天皇の事跡第5章 歴史の中の『日本書紀』定価:本体2000円(税別) A5判 292ページ神社検定公式テキストシリーズ公式テキスト1『神社のいろは』(3級・2級用)公式テキスト2『神話のおへそ』(3級・2級用)公式テキスト3『神社のいろは 続(つづき)』(2級用)公式テキスト4『遷宮のつぼ』(2級用)公式テキスト5『神社のいろは要語集 宗教編』(1級用)公式テキスト6『日本の祭り』(3級・2級用)公式テキスト7『神社のいろは要語集 祭祀編』(1級用)公式テキスト8『万葉集と神様』(3級・2級用)公式テキスト9『神話のおへそ『古語拾遺』編』(3級・2級用)公式テキスト11神社のいろは特別編『伊勢神宮と、遷宮の「かたち」』(3級・2級用)季刊誌『皇室』シリーズ