COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

【哲学・宗教・心理】タグの実用書

人生は苦。それでも生きる。日々、生きづらさを感じているすべての人へ。ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が送る力強いメッセージ!人生は苦しい。苦しいこともあれば、楽しいこともある、ではなく、本来的に人生とは苦しいもの。それゆえ仏教は「生老病死」の苦しみを説き、聖書は人生を嘆きの谷になぞらえる。でも、それでも死んでしまうのではなく、この事実を認め、受け入れた上で生きていこう。いじめられている人も、会社でハラスメントを受けている人も、死んでしまうのではなく、とにかく生きよう。どんなに孤独に思えても、かならずどこかに「仲間」はいる。だから絶望することなく、希望を持って生きてゆこう。人生を「生きる」ことが、この世に生を受けたすべての人に課された課題だから。仏教、キリスト教、ギリシア哲学--いにしえの知恵をたずね、アドラー心理学、三木清の『人生論ノート』など、さまざまな思想に学び、築き上げた、岸見一郎の総決算としての人生論!
公開日: 2020/02/13
単行本・雑誌
 
没後20年を過ぎた今も世界中で多くの読者を獲得し続けている哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-95年)。初の単著『経験論と主体性』(1953年)から『ニーチェと哲学』(1962年)、『カントの批判哲学』(1963年)を経て『ベルクソニスム』(1966年)に至る哲学者のモノグラフィーを発表したドゥルーズは、続いて『差異と反復』(1968年)と『意味の論理学』(1969年)を解き放ち、世界に衝撃を与えた。進化を続ける哲学者は、次に精神分析家フェリックス・ガタリ(1930-92年)との協働を始動させ、『アンチ・オイディプス』(1972年)と『千のプラトー』(1980年)という恐るべき著作を完成させる。その後、記念碑的な映画の哲学『シネマ』全2冊(1983年、85年)、ライプニッツ論『襞』(1988年)といった単著の執筆に戻ったドゥルーズは、最後にもう一度、ガタリとの共著『哲学とは何か』(1991年)を発表。そして、1995年11月4日、みずから命を絶った。本書は、1976年から83年――『千のプラトー』から『シネマ』へと至る時期にドゥルーズ本人の薫陶を受け、その指導の下で博士論文を書いた著者が、主要著作の読解を通して師の歩んだ道のりをたどり直し、初めて1冊にまとめたものである。2001年に講談社選書メチエとして出された原著は、20世紀最大の哲学者の全容に触れたい人の「最初の一冊」として広く親しまれてきたが、このたび、大幅な加筆・訂正を経た決定版をお送りする。ひたすら愚直に、そして誠実に主要著作を読み解いていった約20年前の作業を現在のまなざしで見直した著者は、「いまはドゥルーズについて書くべきことを書き終えなければ、と思う。量ではなく、質の問題、いやまさに強度の問題である」と書いている。こうして生まれ変わった本書は、今後も新たな輝きを放ち続けるだろう。[本書の内容]この本にいたるまで――学術文庫版に寄せてプロローグ――異人としてのドゥルーズ第一章 ある哲学の始まり――『差異と反復』以前第二章 世紀はドゥルーズ的なものへ――『差異と反復』の誕生第三章 欲望の哲学――『アンチ・オイディプス』の世界第四章 微粒子の哲学――『千のプラトー』を読み解く第五章 映画としての世界――イマージュの記号論第六章 哲学の完成エピローグ――喜びの哲学文献一覧あとがき学術文庫版あとがきジル・ドゥルーズの生涯と主要著作
公開日: 2020/02/10
単行本・雑誌
 
能力を直ちに向上させるのもいいが、その前に、自身の力を最大限に発揮するためにはどうすればよいか? 日々のあらゆる局面においての、効果的な目標の立て方、他人との比べ方、アドバイスの送り方・受け方、あがりの手なずけ方を、心理学の知見より裏付けし、パフォーマンス向上への道筋を示す。あなたの力は、きっとそんなものじゃない――。自己啓発本と一線を画す、教育心理学の最新の成果に裏付けられた「最強の自分をつくる」ための上質なヒント。
公開日: 2020/02/10
単行本・雑誌
 
プラトンによれば、ソクラテスは、「……とは何か」と問うた。「正義とは何か」「美とはなにか」。真理を捉えるための「知性」や「理性」を最も重要な心の働きとする西洋哲学の伝統が、ここから生まれた。これに対して、本書は、「想像力」を優位におく思想に着目する。イギリスのロマン主義者からはじまって、アメリカのエマーソンに継承され、ニーチェ、ハイデッガー、ローティにつながる系譜である。真理は定まっていて、「理性」や「知性」は、それをあるがままに捉える能力だとするのが、プラトン的「理性主義」だとすれば、「想像力」とは、新たな見方、捉え方を創造する力である。これをローティは、「詩としての哲学」と呼んだ。デカルト、カントなど、理性主義の変遷をも検証しつつ、「詩としての哲学」の可能性を問う力作。
公開日: 2020/02/10
単行本・雑誌
 
超高齢化が進み「多死社会」の到来ともいわれる。そうした中、葬儀や埋葬、お寺との付き合い方なども多様化している。檀信徒でもなければ、お寺と普段から接することも少ないかもしれない。葬送や墓地の提供もサービス産業化することも、時間やお金、遺族の事情を考えれば、時代の要請ともいえる。選択肢が増えることはよいのだが、それだけに迷ってしまうことも多い。お金や時間、なにより故人や遺族の思いを考慮しながら進めたい。そうした葬送、お墓、お寺のイロハを知っておこう。本誌は『週刊東洋経済』2019年8月10日・17日合併号掲載の24ページ分を電子化したものです。
公開日: 2020/02/07
単行本・雑誌
 
人間関係は、私たちのほとんど全ての悩みの原因になっています。周囲の人間の理解しがたい行動に、どうして私たちが傷つき、消耗しなくてはならないのでしょうか。世界でも有数の社会心理学者である著者が、そんな他人のふるまいの背後に隠された心理学的な理由と、その対処法を紹介します。自分のせいだと思っていた周囲の人の行為も、もしかしたら原因はほかにあるのかもしれません。本書を通して、きっと他人のふるまいへの見方が変わるはずです。
公開日: 2020/02/06
単行本・雑誌
 
思い通りに人生をおくるのは、誰もの理想です。それが簡単にかなう方法があり、しかも誰もがほんの少し意識を変えるだけでいいとしたら、是非今すぐ試してみたくはなりませんか? 世界中で人気のダイヤー博士が、誰にでもある「意思の力」を使って、どんな願いもかなえていく方法をわかりやすく紹介。人生に奇跡を起こすの
公開日: 2020/02/05
単行本・雑誌
 
自分の親が歳をとったといっても、生前から相続の話を始めるのは、家族・親族の間でも抵抗があるかもしれない。だが、その時は必ず訪れる。何も準備をしていないと、相続人の間で争いが起るかもしれない。残された家族が円滑に相続を進め、それぞれの家族を守るためにも、相続の最新ルールを知っておくことは有益かもしれない。できれば、親子でじっくりと話し合い、親や相続人の皆が納得できる遺言書を作っておくことが最強の方法なのだが、心情的なハードルが高いことも事実だ。まずは相続の実際を知り、話し合いの中で少しづつ親の意思を形作っていくことが必要かもしれない。本誌は『週刊東洋経済』2019年8月10日・17日合併号ほか掲載の22ページ分を電子化したものです。
公開日: 2020/01/31
単行本・雑誌
 
きみは一人じゃない。世界とつながっているんだ。生きることに不安を抱くみんなへ贈るメッセージ死んだら自分はどうなってしまうのだろう、死後の世界はあるのだろうか、ないとしたら自分の生きる意味は何なのか――そんな生と死に対する悩みを抱えながらも、家族や友達からの理解を得られず、孤独を感じている人も多いのではないでしょうか。本書の著者である大坪信之氏もまた、幼いころに生や死への恐怖に苦しんだ一人。しかし、その恐怖に苦しむなかで死に近づく不思議な体験をしたことで、自分は一人でなく、世界とつながっていると感じ、前向きに生きられるようになったのです。現在幼児教室の経営者として活躍する大坪氏は、自らの経験をもとに、悩みを抱える人たちの力になりたいといいます。ぼくたちは、みながひとつづきにつながった運命共同体だ。きみの人生にはこれからたくさんの楽しいことが待っている。きみの中には無限の可能性がある――。悩み苦しむみんなへ光を照らす、著者からのエールが詰まった一冊です。
公開日: 2020/01/30
単行本・雑誌
 
インスタフォロワー6万人(2020年1月時点)、対面や電話カウンセリングなどで予約がとれないメンタルトレーナーとして人気の古山有則が、人間関係に悩む人へ送る初書籍。自分のことも他人のことも好きになれない、周囲とのコミュニケーションの取り方に戸惑ってしまう…そんなとき、自分を振り返るきっかけになるメッセージが満載です。「涙が出るのは、自分と向き合えているから」「一人の時間は、自分とのデートだ」「嫌いな人がいる自分を責めなくていい」「満員電車でムッとしている人は、あなたの顔そのもの」日ごろのメンタルトレーニングでよく相談される悩みをジャンル別に紹介、著者のやさしい語り口調でひとつひとつテーマをわかりやすく解説していきます。行き詰まったとき、迷ったとき、自分を変えたいと思ったとき、手に取りたい一冊です。
公開日: 2020/01/30
単行本・雑誌
 
【電子特典:あなたに贈る101個目の言葉&イラスト付き 】コウペンちゃんといっしょに、アランの『幸福論』をたのしくおべんきょうしてみよう!アランの言葉は、よろこびがいっぱいになるおまじないみたい! 幸せが、いっぱいつまっている本なんだよ?。※本作品には、紙書籍に付属している「シール」は含まれておりません。あらかじめご了承ください。
公開日: 2020/01/30
単行本・雑誌
 
偉人たちの人間臭い一面を楽しみ、今を生き抜くヒントをつかもう!ビジネスで大成功をした人やノーベル賞受賞レベルの学者たちがこぞって哲学や宗教の本を推奨しています。哲学か宗教、もしくはその両方なくして、いっこうに明るい兆しの見えない今の世を生き抜くことはできないとさえ語っています。哲学と宗教は、千年以上の歳月を経ても色あせない人生訓や生き抜くうえでの指針の宝庫です。しかし、宗教の聖典はもちろん、一冊の哲学書だけでも読破するのは大変です。そのうえ、難解な内容を理解しようとすると、それはもう苦痛以外の何物でもありません。本書は、主だった哲学者と宗教を解説しながら、そこから得られる人生のヒントを抽出しました。人として、どう「生きる」べきか?頑張りすぎて「疲れた」とき、どうすればよいか?「愛」に悩んだとき、どうすればよいか?……など。困ったときに役立つ、人生のヒントがちりばめられています。一方で、雑学として「ざんねん」な部分も解説しています。どの宗教も万全ではなく、どの哲学者も聖人ではありません。むしろ人間味があることを感じられるはずです。本書は、哲学と宗教を簡単に理解するのに役立ちながら、生きる指針を得られる異色の書です!●本書で紹介する32人の哲学者孔子/老子/孟子/荀子/ピタゴラス/ソクラテス/プラトン/アリストテレス/キケロ/セネカ/マキャベリ/モンテーニュ/デカルト/ヴォルテール/ルソー/アダム・スミス/カント/ベンサム/ヘーゲル/キルケゴール/フィヒテ/マルクス/ショーペンハウアー/アラン/ヴィトゲンシュタイン/ヒルティ/フロイト/ラッセル/ニーチェ/サルトル/ハイデガー/バタイユ●本書で紹介する8つの宗教キリスト教/ユダヤ教/イスラーム/仏教/ヒンドゥー教/道教/儒教/神道
公開日: 2020/01/29
単行本・雑誌
 
人生の目的とは何か? 現在は「スタートアップ支援」「アーティスト」「地方創生」など、さまざまな分野で活躍する勝屋久氏だが、48歳でそれまで勤めていた日本IBMをリストラされ、どん底の淵をさまよった。そのとき氏が行ったのは、徹底した自己分析だった。「自分とは何者か?」「自分が本当にやりたいことは何か?」「人生の幸福とは何か?」。自分のこれまでの人生を見つめ直し、自分とつながることで、これまで縛られていた肩書きや職業や固定観念から解き放たれ、本当の自分を手に入れることができた。そうした「本当の自分」を手に入れた人が、ハートフルな人生を歩むことができる。本書は、自分の人生を見つめ直し、人生を幸福に変えるきっかけを与える本だ。
公開日: 2020/01/24
単行本・雑誌
 
今までなかなか開運しなかったのは、正しい参拝法をしていなかったからかも!? お守りをたくさん持っていたり、目を閉じてお願いごとをしたりしていませんか? 実は、それらは神さまにとっては失礼なやり方なのです。お賽銭の効果がハネ上がって金運がアップする方法や、神さまが応援したくなる参拝の仕方など、神社のしくみを知って正しい参拝法を学べば、超開運が叶うはず! 巻末には、はづき式超開運神社リストつき。
公開日: 2020/01/24
単行本・雑誌
 
「生と死」「愛」「自己と他者」「幸福」「生きがい」――。誰もが関心をもつ「人生の根本問題」の見つめ方を、日本を代表する哲学者が、古今東西の先人たちのテキストを縦横無尽に援用しながら解説。自分の生きる道を求め、悩みながらも真摯に生を引き受けようとする人々に向け、人生の複雑で微妙な問題をひとつひとつ丁寧に分析し、解明する。やわらかな文体で、読者とともに寄り添い導いてくれる不朽の名作、待望の文庫化。
公開日: 2020/01/23
単行本・雑誌
 
ささいなことにイライラするのに肝心な時には上手に怒れない……。怒りに負ける人、必読!小さなイライラは消し、大きな怒りは原動力に変える。パワハラや危険運転など、理不尽な他人の「怒り」から自分を守り、怒るべき時には正しく怒る。怒りの感情と上手に付き合う心理トレーニング「アンガーマネジメント」が身に付けば、仕事や人間関係が劇的に変わる!※本書は2016年3月に小社より刊行された『怒りに負ける人 怒りを生かす人』を改題し、加筆修正したものです。
公開日: 2020/01/22
単行本・雑誌
 
認知心理学や社会心理学をはじめとした過去30年間の学術研究にもとづき、スイスのベストセラー作家が「思考の誤り」についてまとめた逆説的幸福論。「すべきでないこと」は、「すべきこと」よりはるかに影響力がある。「幸福」を手に入れるのではなく「不幸」を避ける。そうすれば「よい人生」が手に入ると著者は断言する。<絶賛の声、続々!>●「CEOは全員、この本をブリーフケースに入れておくべきだ」――トーン・ビューヒナー(ノバルティス社 取締役)●「たった3ページ読んだだけで、もう新たな発見がある」――フランツ・ヒンプセル(南ドイツ新聞)●「読了後には、考え方が変わるはずだ」――ダン・ゴールドスタイン(マイクロソフトリサーチ主席研究員)●「ロルフ・ドベリは実践的な知識も独創力も兼ね備えている――ルネサンス期以降、めったに見られない組み合わせだ」――ナシーム・ニコラス・タレブ(ベストセラー『ブラック・スワン』著者)●「この本を読むべきかと問われたら、私は絶対に読むべきだと答えるだろう。読み物としてすこぶる面白いだけでなく、人間の思考の本質にも大胆に切り込んでいる」――ローランド・ベルガー(欧州最大の経営戦略コンサルティング会社「ローランド・べルガー」創業者)
公開日: 2020/01/22
単行本・雑誌
 
現在、日本の85歳以上のうち約5割は認知症である。学校はほぼ最悪のブラック職場になりつつある。近い将来、エリート層は国外へ逃亡する――「日本すごい」と馬鹿の一つ覚えみたいに騒ぐけど、本当に「すごい」のは日本の凋落速度だ! 人気の生物学者が、独自のマイノリティ視点で快刀乱麻を断つ。世間にはびこるウソと無駄を見抜くエッセイ。1 生と死の意味について「物事にすべて意味がある」は妄想だ老化に進化論的な意味はない老人になって生き続けるのも大変だ記憶と死の恐怖ヒトは酒だけの食事でも生きていける!?2 AIと私たちAIの未来AIは人間を超えるかAIは格差を固定する?AIがもたらす不労社会遺伝子とAI3 市場原理と成果主義教育に市場原理を持ち込む愚行何事もほどほどに国民の知的レベルの二極化効率第一主義は国を亡ぼす無駄働きの強制が日本を滅ぼす4 動植物散策多摩動物公園に行ってみた(1)多摩動物公園に行ってみた(2)ネキを採りに沖縄に行く生物の進化パターンは予測可能か外来種は悪者なのか5 短絡的正義がもたらすもの遅きに失した国際捕鯨委員会脱退未来展望なき虚勢による日本の衰退優しくていい人ばかりの国は亡びる老人を無理やり働かせるのはやめよう加藤典洋『戦後入門』を読む
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
若い頃に読んだ本が、その後の人生に大きな影響を与えることがある――。テレビや雑誌、メディアで活躍する「科学の伝道師」にして、京大人気No.1教授が、青春時代に大きな感銘を受けた意外な中古典の名著12作品を紹介。あらすじ、著者紹介、本文からのピックアップ、そして「鎌田の解読」として、著者がどうその本を読み、科学者としての視座を作ってきたかを語る![本書の内容]第1冊 寺田寅彦『天災と国防』第2冊 野口晴哉『風邪の効用』第3冊 立花 隆『青春漂流』第4冊 畑 正憲『ムツゴロウと天然記念物の動物たち』第5冊 サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』第6冊 ミヒャエル・エンデ『モモ』第7冊 アラン『幸福論』第8冊 伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』第9冊 手塚治虫『火の鳥』第10冊 トーマス・マン 『トーニオ・クレーガー』第11冊 ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』第12冊 勝 海舟『氷川清話』
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
戦争の方式は既に大きく変わっている――。中国現役軍人による全く新しい戦争論。中国だけでなく、米国、日本で話題を呼びつつも、古書価格3万円を超えて入手困難となっていた戦略研究書の復刊。
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
ヨーロッパはむろん隣接するイスラム圏や新大陸を含めた全世界に対して、2000年にわたり計りしれない影響をあたえつづけてきたカトリック教会。その組織的・権威的中核となったのがローマ教皇庁であり、歴代ローマ教皇である。十二使徒のなかから選ばれた初代ペトロス(ペテロ)に始まり、ローマ帝国期の教会迫害から公認へという大転換を経て、各国王室に比肩する勢力でありつづけた。本書は歴代教皇に沿って、カトリック・キリスト教全史を追うことができる一冊である。
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
精神科医が自分を振り返り自らに「発達障害」という診断を下したとき、自分というもののあり方、他者との関係や理解はどのように見えてくるのか。ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥多動障害)、DCD(発達性協調運動障害)などの診断名で呼ばれる「発達障害」は病気ではないし、必ずしも「障害」ではない。脳のスペックの傾向であり、そのスペックに適した環境に置かれていないがゆえの不適応と考えるほうがはるかに実態に近い。私のスペックは、たとえば精神科医、牡羊座、A型、DCD、右利き、日本人、大学教授などさまざまに表される。しかし、その中の一つに焦点をあて人としての本質として前景化した形で周りから名指されてしまうと、その「分かられ方」は自分からは切り離され、独自の存在として扱われることになる。物事を認識すること、人を理解することにおいて、人間の思考の営みは常になにかを捨て去り、排他的に対象を輪郭づけようとするのではないか。ゆで卵が生卵からゆで卵に変貌する臨界点はどこにあるのか。人工的に作られた名前が必ずしも「定義」から出発しているとはかぎらず、定義もまた定義づけられた瞬間からその「過不足のなさ」は揺らぐことになる。人を了解すること、人を説明すること、それらの間にはなにか質的な違いがあるのではないか。また自分が自分を分かるということはじつは大きな謎であり、他人のことが分かることの謎へと連続的に連なっている。本書は、著者による発達障害の自分史を事例としてつつ、「私」あるいは「私」と他者との関係の「分かり方」を考察する。名指すことによって分かるのでなく、繰り返し語らい合い、ともに眼差すことによって「分かる」ことへと接近するだろう道筋を探って。
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
「この本では、生物の形態を、一般にヒトがどう考え、どう取り扱うかについて、私の考えを述べた。いままで、形態そのものを扱った本は多いが、こういう視点の本はないと思う。」生物の形に含まれる「意味」とはなにか? 形を読むことは、人間の思考パターンを読むことである。解剖学、生理学、哲学から日常まで、古今の人間の知見を豊富に使って繰り広げられる、スリリングな形態学総論。ものの見方を変える一冊!
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
「名前」ほど、日常にありふれたものでありながら不思議なものもない。自らをあらわす自分の名前さえ、ほとんどの場合、自分ではない他の誰かに付けられたものであり、死後まで自分の存在は、その誰かに付けられた名前によって語られることになる。なにより自分の名前は、自分で使うよりも他者から呼ばれることのほうが圧倒的に多い。最も身近で最も遠い、それが「名前」である。 「名前」をめぐる哲学は、西洋の形而上学では真理についての文脈で考えられてきた。初めて「名前」を哲学の対象にしたプラトン、アリストテレスにはじまり、その流れを受け継いだ二〇世紀のミルやフレーゲの名前論をひもとけば、伝統的な西洋哲学がいかに「名前」を厄介者としてきたのかが浮かび上がる。 ところが、ヴィトゲンシュタイン、ローゼンツヴァイク、ベンヤミンの三人の思想を解き明かしていくと、真理論の舞台から解き放たれて、名前の哲学はこれまでにない生き生きとした姿を見せはじめる。著名なジャック・デリダの三部作にかぎらず、先鋭的な名前論はなぜユダヤ系の思想家から生まれるのか――。その背景には、名前と同化をめぐるユダヤ系の人々の苦難の歴史があった。 外側から貼られた単なるレッテルではない、「呼びかける」ものとしての名前がひらく、新たな時代の共同体論。[本書の内容]まえがき 名前――もっともありふれた不思議なもの第1章 名前の哲学史――古代ギリシアから二〇世紀まで第2章 生活形式――ヴィトゲンシュタイン第3章 対話――ローゼンツヴァイク第4章 純粋言語――ベンヤミン終章 名前の哲学が教えること注書 誌あとがき
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
アウシュヴィッツ体験を描いた名著『これが人間か』から約40年、記憶の風化を恐れたレーヴィは、改めて体験を極限まで考え抜き、本書を書いた。だが刊行の1年後、彼は自死する。生還以来、罪の意識と戦い、証言し続けた彼は何を思い、生きたのか?
公開日: 2020/01/08
単行本・雑誌
 
子ども達が引き起こす事件には、妄想から生まれたとしか思えないものも少なくない。現実との関わりから逃げたところで育まれた想像力は、他人の存在を認めた上で自分も存在するという相対的な考え方に欠けてしまったようだ。「他人への思いやりの心」を持った強い人間になることを目指して仏教は、「思い通りにならないことが、ありがたい」――そう言える大人になるための提言をしている。
公開日: 2020/01/08
単行本・雑誌
 
「意志力は役に立たない」――人の能力に関する「従来の説」は今、科学によって世界中で次々と覆されている。その人の能力は、才能や出自、そして意志の強さとは関係しない。すべて「置かれた状況」、すなわち「環境」によって決まる――環境が人間の能力を規定する背景を最新科学から経済理論、そして人類の歴史で証明し、「どうすれば、生産性が最も高まる環境を自らの手で作ることができるか」まで踏み込んだ快著!(本書で明かされる衝撃理論↓↓)・山に住むために「低身長」になった民族が存在する・経済的ステータスは「住んでいる場所」次第・「友達の友達の体重」が自分の体重に影響する・「職場」では頭が冴えにくいのはなぜか・引越で「7歳児の識字能力」「睡眠時間」が変化した・持っているだけで「プレミア」がつく(モノが減らない理由)・金銭を払うと、人は行動を起こさざるを得なくなる etc…
公開日: 2020/01/07
単行本・雑誌
 
史実の裏にはいつも「信仰の力」がうごめいている。宗教の問題を真正面からとらえ直すことで、通説をくつがえす新たな人物像や意外な側面が見えてくる。現役カリスマ教師が教える教養としての日本史講座。こんな疑問にお答えします。・巨大古墳はなぜつくられたか・日本に仏教が伝来したのはいつか・聖徳太子はなぜ今も崇められるのか・古代に遷都が繰り返された理由・奈良の大仏はなぜつくられたか・道鏡事件の実像とは?・鎌倉時代に新しい仏教の宗派がいくつも生まれたのはなぜか・一向一揆は日本の十字軍?・織田信長は宗教嫌いではなかった!?・秀吉や家康がキリシタンを禁じた理由・将軍綱吉の政治は悪政だったか・クリスマスの1週間後に初詣をする日本人は「節操がない」か……など、宗教をキーワードにすえることで、日本史はぐっと深く面白くなる。
公開日: 2019/12/26
単行本・雑誌
 
貧困格差・民主主義・フェイクニュース・人口減少など、近年注目されるさまざまな難題に「哲学」という武器で挑む思考実験。「人工知能によって、人間の職が奪われるのは正当か」などの具体的な問いから、予測不能な世界を理解し、思考の幅を広げる一冊。
公開日: 2019/12/24
単行本・雑誌
 
大同小異、塵も積もれば山となる、月とすっぽん、我田引水、他人の芝はよく見える…これらはすべて「編集」の真骨頂を暗示する。もとより編集は本や雑誌や映像に特化されるものではない。認知の仕方、歴史観の作り方、アートフルになること、ハイパーテキストに向かうこと、つまりは世界観にかかわるすべての作業のプロセスに編集がある。ラグビーにも料理にも音楽にもファッションにも編集があるというべきなのである。編集の醍醐味をいろんな側面から提示した松岡正剛の真骨頂。
公開日: 2019/12/24
単行本・雑誌
 
<<
<
44
45
46
47
48
49
50
51
52
>
>>
 
2340 件中   1411 1440

©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.