いまや日本人の女性の16人に1人が乳がんになるほど、乳がんは女性にとって身近な病気です。乳がんと診断された人やご家族のために、乳がんの検査から診断、治療、治療後の生活について、マンガを中心にわかりやすく解説します。がんと診断されたときだれもが抱く不安や恐怖、わきあがる疑問の数々。「この先、どうなる?」「治療はどこの病院で受けたらいい?」「どのくらい入院する?」「お金はどのくらいかかる?」「セカンドオピニオン、聞く、聞かない?」「抗がん剤って、やっぱりつらいの?」「乳房は全部とる?」「この先、子どもを生みたいけれど……」。本書は、主人公である鈴木さんが、乳がんと診断される場面から始まります。動揺する家族、治療が始まってからの生活、抗がん剤や乳房再建のことなど、リアルなストーリーとともに治療と治療中の生活について理解することができます。監修は聖路加国際病院ブレストセンターの山内英子医師。