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【歴史・時代劇・戦記】タグの実用書

古代ローマ史の泰斗による、古代地中海世界の歴史。講談社現代新書で好評を博したシリーズ「新書西洋史」全8冊のうちの第2巻として刊行されたが、単なる概説書にとどまらず、古代史への新しく、大きな視座を提供した、定評ある意欲作。本書は、ほぼ2000年にわたるギリシア・ローマの歴史を扱うが、「ギリシア」と「ローマ」という二つの歴史を扱っているのではない。「ギリシア・ローマ」という一つの世界の一貫した歴史として追及する。現在の西半球の主要な歴史の担い手とその文化は、地中海世界を母胎として生み出されたものであった。ラテン的・ゲルマン的世界、ギリシア的・スラブ的世界、オリエント的・アラブ的世界は、地中海世界の崩壊の中から生み出された第二次的世界であり、キリスト教的東西ヨーロッパ文明、イスラム的アジア文明は、地中海世界の転生の中から生まれたものだった。地中海世界は、それらすべてのものの出発点であり、母胎であり、故郷なのである。巻末解説を、東大名誉教授・本村凌二氏が執筆。〔原本:『新書西洋史2 地中海世界――ギリシアとローマ』講談社現代新書、1973年〕
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。小学生も大好きな「日本の戦国時代を生きた武将・姫君たち」の人生を描く、新しい児童向け学習まんがのシリーズが誕生! 「学習まんが 日本の伝記SENGOKU」シリーズの第2弾は、3人の姫君――織田信長の正室・濃姫と、信長の妹で浅井長政に嫁いだお市の方、そして、2020年大河ドラマの主人公である明智光秀の娘・細川ガラシャ――が主人公! 過酷な運命に翻弄されつつも、美しく強く生きた姫君たちが、小学生女子に大人気のまんが家・東園子先生によるすてきな絵で表現されます!【シリーズおよび本作品の特長】◆現代小学生が主人公に共感できる絵柄、キャラクター造形にこだわりました! 親しみやすいまんがで、「歴史」「戦国」の入門書としても最適です。◆監修は人気歴史研究家・河合敦先生。巻末にはQ&A形式で、光秀についての河合先生への質問コーナーもあります。質問内容は、「戦国時代の女性は好きな人と結婚できなかったの?」「戦国時代の女性のファッションは?」「○○姫ってどんな人?」などなど、おもしろくて歴史への興味がふくらむものばかり!※電子版には、巻末の「おまけページ あそべる口絵」は収録されていません。
公開日: 2020/01/10
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。前作から1年、ボリュームアップした続編! 日本と日本の鉄道をこよなく愛する元祖「カラー撮り鉄」J・ウォーリー・ヒギンズ氏が、当時としては超贅沢なカラーフィルムで撮りだめてきた昭和30年代の写真から、今回は新たに見つかった蔵出しフィルムの傑作も加え、選りすぐりの550枚を惜しみなく公開。ほぼ全ての都道府県を網羅、また鉄道ファンの想いに応え、廃線や廃駅を含め鉄道写真も充実させ、やや鉄分高めにお送りする。
公開日: 2020/01/07
単行本・雑誌
 
さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の26ページ程度)【書籍説明】オランダによる日台貿易は最初から順調ではなかった。 オランダが台湾にはいったころ、そこでは日本人や中国人が出会貿易を行っていた。オランダは彼らに対して一〇パーセントの輸出課税を課すことから事件が始まる。タイオワン事件とよばれるこの事件は、日本の将軍、台湾の商館長、バタヴィアの総督、台湾人住民を巻き込み、貿易の利益をめぐる幕府の黒い闇が見え隠れし、長崎代官の不審な死、そして日蘭貿易断絶をまねく大事件にまで発展する。【目次】第一章 オランダのヘゲモニー第二章 ヤン・ピーテルスゾーン・クーン第三章 タイオワン事件前夜 第四章 タイオワン事件勃発 第五章 タイオワン事件その後 【著者紹介】姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員経2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で四百名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。自身の四十年に渡る実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
公開日: 2020/01/03
単行本・雑誌
 
その時、実際には何があったのか? 歴史の「穴」を検証する! 建前ではなく、本質がスッキリわかる!・日本の天皇は、なぜ「キング」ではなく「エンペラー」なのか・実は3セットある「三種の神器」の矛盾点・「神仏分離」の誤認が「廃仏毀釈」へと発展・なぜ、鎌倉時代に貨幣経済が日本で発達したのか・「崇」「徳」……無念な最期を遂げた天皇に贈られた名前・日本で軍事史の研究がタブー視されている理由・「承久の乱の幕府軍は十九万人」が誤りである歴史人口学的な理由・『吾妻鏡』に記されなかった源頼朝と上総介広常の死・「色好み」として知られた和泉式部の奔放な恋愛模様・資料がウソをつくことはあるのか―― 千利休がお金の無心!?・なぜ光圀は、徳川家でありながら「勤皇思想」に傾いたのか…
公開日: 2019/12/27
単行本・雑誌
 
民政党議員だった斎藤隆夫の「粛軍演説」は、軍部批判・戦争批判の演説として有名である。つまり、輸出依存の資本家を支持層に持つ民政党は、一貫して平和を重視していたが、本来は平和勢力であるべき労働者の社会改良の要求には冷淡だった。その結果、「戦争か平和か」という争点は「市場原理派か福祉重視か」という対立と交錯しながら、昭和11・12年の分岐点になだれ込んでいく。従来の通説である「一五年戦争史観」を越えて、「戦前」を新たな視点から見直す。
公開日: 2019/12/27
単行本・雑誌
 
古代の鏡は考古学において重要な資料である。しかし、その意味や役割についてはこれまでほとんど知られてこなかった。最前線の研究に基づき考古学の重要な理論や方法論をわかりやすく示しつつ、複雑で難解な鏡の研究史を整理。邪馬台国以前から、倭の五王の時代、6世紀の磐井の乱の時代まで、遺跡から出土する鏡の形態や製作地、列島内での流通と分布を丁寧に解説する。日本列島の国家形成の歩みを古代の鏡から映し出す試み。
公開日: 2019/12/23
単行本・雑誌
 
2020年、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀。織田信長を本能寺で討ったことで有名な戦国武将は、出身地や生まれた年をはじめ、その生涯の多くが謎に包まれている。しかし、その謎はすべて「光秀は二人いた!」と仮定すると解けていくのだ!
公開日: 2019/12/19
単行本・雑誌
 
2007年、「平成の大合併」で本州日本海側唯一の政令指定都市として誕生した新潟市。市長として国内最多の15市町村をまとめ上げた著者が書き下ろす、かつてない激闘の歴史。生まれ変わった街には、たゆまぬ努力で生き続ける人々の笑顔があった。上山信一慶応義塾大学大学院教授と北川正恭元三重県知事との鼎談をはじめ、農業・文化・福祉と、それぞれの分野で活躍する人々の姿を浮き彫りにしたルポルタージュ。(見出しより)・北川正恭・上山信一、新潟篠田市政を語る・甦れ、緑の砂漠に奇跡が起きる・空き家が実家に!徒歩15分以内の温もり・新潟市役所の異端児として
公開日: 2019/12/18
単行本・雑誌
 
★ 156ヶ所の古墳・遺跡と24カ所の博物館・資料館を写真と図解で詳細にご紹介します。◆◇◆ 本書について ◆◇◆古代遺跡を訪ねるときは府県市区町村の区割りにとらわれないことが重要です。当時の境界は山や川であり、情報文化の伝達は、通された道によります。本書では畿内(現在の大阪府、京都府、奈良県、兵庫県東部)の古墳群を中心に紹介するほか、+αとして、お隣の吉備(主に岡山県)の古墳についても触れています。本書ではGoogle Earthの図版を多用しています。これを用いることで、遺跡の地理環境、実際に自分がアプローチする道筋、遺跡のどこに立って自分が臨んでいるかまでわかりやすくなります。しかし、Google EarthやGoogleMapだけでは形がわかりにくかったり、掲載のない遺跡や表示されない道もあるので、そこには座標軸やメモを加えました。これら図版はその時代を想い描く材料として、是非、遺跡を楽しむのに活用してください。◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆☆ 奈良、大阪の古墳群と交通の要衝☆ 古墳の形と特色/古墳の石室☆ 埴輪の広がりと主な形象埴輪☆ 奈良県*1 纒向*2 柳本、大和、杣之内*3 磐余地方…など全9項目☆ 大阪府*10 古市*11 百舌鳥*12 三島野…全3項目* 古代鏡について☆ 兵庫県*13 兵庫…全1項目* 日本の古墳上位30基☆ 京都府*14 京都 山城*15 京都府中西部*16 京都府北部…全3項目◎ より楽しむための+α* 補 吉備(岡山県)※本書は2011 年発行の『畿内 古代遺跡ガイド』を元に、加筆・再編集を行った新版です。
公開日: 2019/12/18
単行本・雑誌
 
見ているだけでぐんぐん歴史に強くなる! 年号やできごとを地域別に比較できる豊富な写真でイメージが広がる世界史といえば、‘外国の歴史’というイメージがあります。しかし、世界史は決して「よその国の話」だけで終わるものではなく、実は日本とも意外な形で結びついていたりします。もちろん日本との関係だけでなく、世界史を概観でみると、単に一つの地域、一つの国の歴史を追っているようでも、ほかの地域や国々の出来事と深く関わっていたり、過去と現在が密接につながっていたりするのがよく分かります。歴史とは「点」ではなく、「線」なのです。本書の制作にあたっては、そのような日本と世界の歴史の大きな流れを把握していただこうと、できるだけ分かりやすく読みやすい構成を目指しました。豊富なイラストや写真で、より理解が深まると思います。本書を通じて、日本、そして世界の歴史を「線」でとらえ、歴史を学ぶのではなく、歴史から学ぶ面白さを感じ取っていただければ幸いです。ひとりでも多くの方が、歴史を楽しんでくださいますように。使われている写真は、世界遺産を中心に、多くの協力をえて記載しています。★ 写真提供元 ★共同通信社ロイター=共同新華社=共同奈良県立橿原考古学研究所附属博物館青森教育庁文化財保護課福岡市博物館高知市観光協会堺市博物館佐賀県教育庁文化課和歌山県文化遺産課京都市御霊神社社務所宇治市平等院白井篤(敬称略・順不同)※ 本書は、2012年発行の『小学生のための まるわかり日本&世界 歴史年表』を元に、2016年、2019年に加筆・修正を行っています。
公開日: 2019/12/18
単行本・雑誌
 
★ 県内の歴史をテーマに巡る充実の26コース!★ 古代人の足跡をたどる遺跡群。★ 武家文化の名残を伝える名所や街並み。★ 日本の発展を支えた産業遺産、信仰の地など…。★ 県内の歴史を紐解く歴史ロマンの旅へ!◆◇◆ 本書について ◆◇◆関東平野の中部から西部に位置し、東西に広がる埼玉県。この県の名所・旧跡といってまず思い浮かべるのは、城下町の面影を色濃く残す「小江戸」川越、といったところでしょう。しかし埼玉には、古代から現代までの歴史スポットがほかにも数多く存在しています。例えば、全国でも有数の「埼玉古墳群」をはじめとした古代追跡もその1つ。また、埼玉には江戸時代の五街道のうち「中山道」「日光街道」の2つが通り、宿場町の面影を伝える史跡がいくつも残っています。次の1万円になることで話題の渋沢栄一ゆかりの地もこの埼玉県にあります。このように、「彩の国」の名にふさわしく多彩なスポットが集まる埼玉県。その見どころを厳選し、26のコースで紹介しています。四季の移ろいを感じながら、はるかなる時の流れをたどる旅をしてみてはいかがでしょうか。
公開日: 2019/12/18
単行本・雑誌
 
山口に眠る歴史的遺産を再び蘇らせる!古代の山口――周芳国に描かれた地上絵「五形図」は1300年間、国家と国民の安寧を祈り続けてきた。『山口に残る古代地上絵北斗図の謎』続編にあたる本書では「北斗図」後、五大思想をもとに作られた「五形図」の謎を 340地点余りの山・神社の実地調査を経て解明していく。
公開日: 2019/12/17
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。登城の記念に! 思い出に!御城印111種収録!神社や寺院の「御朱印」がブームだが、お城にもそれに似たような登城の記念となる「御城印」がある。御朱印ブームの高まりとともに、御城印の人気も高まっている。たとえば松本城では、休日など多いときには1日数百枚も頒布されるという。本書は、御城印が用意されている全国の城を紹介。お城の特徴、観るべきポイントのほか、御城印の解説や家紋、花押などの紹介、さらにはお城の分類などをコラムで紹介する。第1章 東北・関東の城 17城◆弘前城、三戸城、浪岡城、根城、種里城、聖寿寺館、九戸城、鍋倉城、久慈城、白石城、若松城、上山城、唐沢山城、岩櫃城、沼田城、忍城、小田原城お城コラム 1現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守──それぞれの天守の違いとは?第2章 東海・甲信越の城 32城◆増山城/国吉城/丸岡城/一乗谷城/大野城/高遠城/松本城/上田城/岐阜城/金山城/郡上八幡城/妻木城/苗木城/大垣城/明知城/土岐明智城/仲深山砦/横須賀城/掛川城/高天神城/浜松城/岡崎城/犬山城/清洲城/吉田城/名古屋城/足助城/伊賀上野城/亀山城/松坂城/鳥羽城/津城お城コラム 2山城、平山城、平城、海城──城の分類をおさえておこう第3章 近畿地方の城 11城◆観音寺城/小谷城/八幡山城/彦根城/水口岡山城/二条城/大坂城/洲本城/高取城/信貴山城/郡山城お城コラム 3城を守る重要な構造物 防御の基本、土塁と石垣とは?第4章 中国・四国の城 15城◆鳥取城/太閤ヶ平/鬼ヶ城/米子城/月山富田城/松江城/津山城/郡山城/福山城/丸亀城/宇和島城/今治城/松山城/大洲城/高知城第5章 九州地方の城 36城◆名護屋城/佐賀城/唐津城/富岡城/中津城/串木野城/鹿児島城/東福寺城/谷山本城/清水城/給黎城/志布志城/蒲生城/岩剣城/建昌城/肝付高山城/加世田城/見寄ヶ原城/鮫島城/伊集院城/南郷城/田布施城/伊作城/玉林城/苦辛城/鹿屋城/亀井山城/虎居城/出水城/木牟礼城/国分新城/横川城/栗野松尾城/垂水林之城/清色城/知覧城お城コラム 4石垣の石に刻まれた刻印──いったい何のために刻まれたのか?付章 「日本100名城」「続日本100名城」をめぐる
公開日: 2019/12/13
単行本・雑誌
 
中国人も知らない歴史の真実!中国史はなぜわかりにくいのか?国名も違えば、民族も違う――それなのに「中国5000年」の歴史などという真っ赤な嘘をつくからわからなくなる。日本では歴史教科書で中国という国の歴史がずっと続いているように教えられるが、中国という国があったわけではない。皇帝たちがそれぞれ異なる国をつくって、その国が交代しただけ。フランス大革命でブルボン王朝が倒れたが、フランスがフランスであることは変わらない。しかしシナの最初の皇帝である始皇帝のあと、武帝が建てた漢はまったく別の国家と見なければならない。そうなると中華人民共和国はわずか70年の歴史しかないことになる。本書は、始皇帝、漢の武帝など古代シナの皇帝たちから、元のフビライ・ハーン、明の朱元璋、清の康熙帝など歴代皇帝たちの治乱興亡を中心に、これまでの通説を根底から見直し、日本人には想像もつかない誤解もプロパガンダもたっぷりのシナの歴史の謎を解明する。第一章 中国(シナ)とは何か──黎明期から秦漢統一帝国・中国人はどこから来たのか──野蛮人が都市に住んで中国人に成り上がった・始皇帝がシナをつくった──皇帝は中国最大の資本家・焚書は文字統一のため──中国語というフィクションは始皇帝に始まる第二章 世界帝国の真実──後漢から唐の衰退まで・ハンパでない人口激減を繰り返すシナの歴史・毛沢東の大躍進で人口の十分の一が死んだが、後漢末の人口は十分の一になった・「世界帝国」としての唐──中央アジアの国際的な人々がつくった国第三章 モンゴル帝国の興亡──五代十国から元朝まで・中華思想は宋から始まった──遼と金を野蛮人として蔑む負け惜しみの思想・モンゴルはなぜ大帝国になったのか?──民主的選挙と婚姻政策・パックス・モンゴリカ──中国の省の起源は元にあり第四章 秘密結社が建国した明王朝・シナ二千年の歴史で、漢人皇帝はたった四分の一・明のプロパガンダに騙されるな──元朝は滅びていないし、韃靼はモンゴル・元明交代期に高麗から李氏朝鮮へ──大陸の政治に連動する朝鮮半島第五章 最後はやっぱり異民族の清王朝・清朝は漢人王朝ではない──女真人(のちの満洲人)によるシナ支配・公用語は満洲語──漢人は帝国の統治・経営に参加できなかった・超人的な天才だった康煕帝──文武両道のスーパーマン
公開日: 2019/12/13
単行本・雑誌
 
歴史を彩る「英雄」は、どのように語り継がれ、創作され、人々の記憶と歴史認識のなかに定着してきたのだろうか。特に、政争や戦乱の敗者が伝説を介し、復活し、再生する過程を、中世から近世、近代への長いスパンでたどっていく。その「蘇り方」は決して直線的ではなく、多くの屈折と虚像を伴うが、その道筋を追うことが、新しい歴史学の楽しみとなる。たとえば、安倍晴明のライバル蘆屋道満や、酒呑童子退治の坂田金時ら、実在の疑わしい英雄は、歴史のなかでどのようにリアリティーを吹き込まれていったのだろうか。そして、平将門や菅原道真らの怨念への畏怖が語らせる「敗者の復活」。坂上田村麻呂や藤原利仁、源頼光に託された、「武威の来歴」の物語。鎮西八郎為朝や源義経が、西国や東北、さらに大陸へと伝説を拡大させた「異域の射程」。本書はこれらを三つの柱とし、伝説のなかに中世史の再発見を試みる。江戸の浄瑠璃や歌舞伎、往来物から、近代の国定教科書まで、伝説の変貌の過程から「歴史の語られ方」を豊かに汲み上げる。〔原本:『蘇る中世の英雄たち――「武威の来歴」を問う』中公新書、1998年〕
公開日: 2019/12/11
単行本・雑誌
 
オランダのハーグ国立文書館には、歴代の長崎オランダ商館長の日記が残されています。1633年から幕末におよぶこの日記は、日本の社会や文化を知る情報の宝庫で、なかでも火災や地震、噴火など当時の災害が克明に記録されているのです。明暦の大火、元禄地震の災害のなか人びとはいかに生きたか。磯田道史氏解説付!
公開日: 2019/12/11
単行本・雑誌
 
信長にも天皇にも盟友にも嫌われた光秀の素顔謎に包まれた半生と主殺しの理由『明智軍記』『惟任退治記』『川角太閤記』『日本史』を読む
公開日: 2019/12/10
単行本・雑誌
 
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。作家・竹田恒泰氏 大推薦!魑魅魍魎の世の中で清く正しく生き抜く「日本」くんの物語。国家を擬人化したとき、複雑な歴史の流れは手に取るように頭に入ってくる。歴史の本質がわかる斬新な作品!舞台はアメリカ、イギリス、フランス、ロシアといった列強がひしめく「帝国学園付属世界高校」。主人公は清廉潔白、純粋無垢な性格の「日本くん」。夏休みを終え、普段通りした日本を待っていたのは、列強生徒が牛耳る変わり果てた教室だった! 弱肉強食のクラスのなかで、欧米列強に追いつき追い越そうと必死に努力する日本だったが――。難解で複雑な近代史がすーっと頭に入ってくる、 笑いあり、感動ありの胸アツ学園バトル漫画、ここに爆誕!!
公開日: 2019/12/10
単行本・雑誌
 
汪兆銘、殷汝耕、王克敏、梁鴻志。戦後、「漢奸」とされた者たち。彼らの行動は、和平という名の降伏に過ぎなかったのか!?卑劣なる売国奴か? 火中の栗を拾った「愛国者」か? いったい、彼らは何をしたのかを明らかにする。満洲国以外にもあった、闇に葬り去られた政権が最新研究で甦る!1931年の満洲事変以後、日本が中国大陸へ進出する過程で中国人(または満洲人・蒙古人)を首班とする現地政権がいくつも生まれた。それは、まるで操り人形のように日本側の意のままに動いたため、親日傀儡政権(中国語では偽政権)と呼ばれた。日本が中国占領地を統治するのに必要不可欠だったその存在を抜きに、日中戦争を語ることはできないが、満洲国以外は光があたっていない。最新研究に基づく、知られざる傀儡政権史!「研究を始めると、中国側はやはり漢奸や傀儡政権は悪であるという前提で論じられているため、客観的分析に欠けていることがわかりました。これは戦争で被害を受けた立場であり、かつ現在の政治状況では、そのように論じてもやむを得ない事情があります。 一方、日本側は、実証面では中国側に勝っていますが、特定の漢奸や傀儡政権に関心が集中し、全容をとらえるような研究が不足していました。欧米の研究は、二〇〇〇年代以降になって盛んになってきましたが、日中の研究の蓄積にはまだ及びません。(中略) 本書をとおして、漢奸たちの本心はどこにあったのか、彼らはなぜ傀儡政権を建てて日本に協力したのか、傀儡政権では何が行われていたのか、日本軍は漢奸と傀儡政権をどう操っていたのかという点を明らかにしていきます。」※本書は2013年7月に社会評論社より刊行された『ニセチャイナ』を再編集し、最新研究を踏まえて加筆修正をしたものです。
公開日: 2019/12/07
単行本・雑誌
 
宗教改革からイスラミックステート、ダヴォス会議まで不安定な世界のバランスはどう保たれるのか?ルネサンス、印刷術、宗教改革、科学革命、産業革命、ロシア革命、ダヴォス会議、アメリカ同時多発テロ、リーマン・ショッック、フリーメイソン、イルミナティ、メディチ家、ロスチャイルド家、スターリン、ヒトラー、キッシンジャー、フェイスブック、トランプ……古代から中世まで、人類は階層性のもとに暮らしてきた。ルネサンスに至ると、世界はネットワークを形成しはじめ、近代世界はさまざまな革命や変革を経験するようになる。テクノロジーの発達した現代は、かつてないほどネットワークが力を得ている時代だ。国家の枠を超えたダヴォス会議や、ソーシャルネットワークのような分散型のネットワークは、今、世界を大きく変えようとしている。だが、階層性なき社会で我々が手にするのは、自由と平等を謳歌する楽園なのだろうか? あるいは、混乱と無秩序が支配する無法地帯なのだろうか? 歴史を見る目を一変させ、まったく新しい視点で世界をとらえなおす衝撃の書!【推薦の言葉】「ファーガソンはシリコンヴァレーが必要とする歴史を提示してみせた」――エリック・シュミット(元グーグルCEO)「歴史の知識を大きな問題へと関連づける」――インディペンデント紙「魅惑的で人の心をつかんで離さない」――ニューヨーク・タイムズ紙
公開日: 2019/12/06
単行本・雑誌
 
★『スクエア・アンド・タワー』上下巻を1冊にまとめた電子書籍オリジナル合本版!世界を動かすのは、垂直に延びる階層制組織の頂点に立つ権力者か?あるいは、水平に延びる草の根のネットワークをもつ革命家か?「人的ネットワーク(スクエア)」と「階層制組織(タワー)」の視点から歴史を捉え直した、比類なき試み。ルネサンス、宗教改革、産業革命、ロシア革命、アメリカ同時多発テロ、リーマン・ショック、メディチ家、スターリン、ヒトラー、フェイスブック、トランプ……人類の歴史における様々な変化は、階層制の秩序に対する、社会的ネットワークに基づく挑戦ともいえる。イノベーションは異なる組織に属する人々のネットワークから生じ、アイデアはネットワーク内の弱いつながりを通して水平方向に広がる。近代文明はそのネットワークの力で、爆発的に発展した。一方で、国家に見られるような垂直にそびえ立つ階層制がなければ、ネットワークが内包する脆弱性ゆえに社会は崩壊しかねない……階層性なき社会で我々が手にするのは、自由と平等を謳歌する楽園か? あるいは、混乱と無秩序が支配する無法地帯か? 歴史を見る目を一変させ、まったく新しい視点で世界をとらえなおす衝撃の書!タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」の1人、「いまもっとも優れた知性」と目される歴史学者が、ネットワークと階層制というかつてない視点で世界を読み解く!【推薦の言葉】「ファーガソンはシリコンヴァレーが必要とする歴史を提示してみせた」エリック・シュミット(元グーグルCEO)「歴史の知識を大きな問題へと関連づける」インディペンデント紙「魅惑的で人の心をつかんで離さない」ニューヨーク・タイムズ紙
公開日: 2019/12/06
単行本・雑誌
 
日本史上、最大のミステリー「本能寺の変」。なぜ、明智光秀は主君織田信長を討ったのか? 従来からの信長非道阻止説にはじまり、朝廷黒幕説や堺商人説、イエズズ会説が登場し、最近では四国問題説が注目されています。そこで本書巻頭では、歴史学者父子対談と題し、本書監修の小和田泰経氏とその父哲男氏(静岡大学名誉教授)の対談を実施。出自すらよくわからない光秀のプロフィールと本能寺の変の謎を解き明かしていきます。本編では応仁の乱を皮切りに、天下統一へ突き進む信長の時代、さらに武田氏滅亡から本能寺の変へ向かう光秀の動向をクローズアップ。全編、年表・系図・地図・CG・写真・イラストを駆使してわかりやすく解説します。※デジタル版には、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、掲載情報は原則として奥付に表記している発行時のものです。
公開日: 2019/12/04
単行本・雑誌
 
「韓国はなぜ反日か」韓国の反日思想の源流は? そして日本での工作活動の実態は? 韓国の反日を歴史と謀略の視点で読み解く!【目次より】第一部 反日韓国史開国と鎖国、日韓対立の始まり反日と親日の分かれ目となった東学党反日テロリストも讃えた日露戦争の勝利韓国皇帝に「死んでほしい」とせまった韓国人韓国が隠す独立と建国のウソ経済が不安定なときは「親日」、安定すれば「反日」……ほか第二部 日韓をめぐる謀略戦韓国による日本マスコミへの工作活動日本への工作活動が不十分であったことを嘆いた金日成韓国を反日にさせた日本人慰安婦問題の支援者、慰安婦記念館寄付者リスト不当なる徴用工訴訟反日のためなら司法を捻じ曲げる韓国……ほか*本書は、扶桑社から発行した『「反日思想」歴史の真実』と『韓国「反日謀略」の罠』を1冊に再編集・加筆・改題して文庫化したものです
公開日: 2019/12/01
単行本・雑誌
 
「2000万円不足」問題で再び高まった年金不安。ただ、選択次第で年金給付額を増やせる現在の制度改革の姿はあまり知られていない。フェイクニュースまがいの誤報が飛び交う公的年金の話題は、それだけ多くの国民にとって重要なテーマだからだ。暮らしのスタイルは人それぞれ。収入も支出も異なる。制度を正しく理解し、自分のプランにあった老後資金の設計を専門家が手ほどきする。本誌は『週刊東洋経済』2019年7月13日号掲載の28ページ分を電子化したものです。
公開日: 2019/11/29
単行本・雑誌
 
昭和陸軍の誤謬の責任は誰がとったのか。また、体制が変わった戦後の日本に、昭和陸軍はどのような影を落としたのだろうか。誤った指導により、命を落とした無数の兵士たちや国民の存在とは対極にある、無責任で非人間的な高級軍人の官僚体質を、つぶさに検証していく。戦後の軍人恩給、戦後補償問題についても言及する。著者の代表作がここに完結。
公開日: 2019/11/29
単行本・雑誌
 
江戸は本当に人情味にあふれ、清潔で安全だったのか? 遊郭はユートピアだったのか? 当時の資料を元に、江戸時代がいかに‘ブラック’な時代だったかを徹底検証していく。江戸時代を無邪気に礼賛する風潮に一石を投じる一冊。
公開日: 2019/11/29
単行本・雑誌
 
一時期は「もう終わった会社」と揶揄されることもあったソニーが、今や高収益企業に変貌した。営業利益の7割近くを稼ぐのが、ゲームや音楽、映画といったエンターテインメント系のコンテンツ事業だ。なかでもゲーム事業は最も利益を生む看板事業になった。エレクトロニクス事業でも「規模ではなく違いを追う」という戦略の下、テレビやカメラなどは高付加価値品に集中し、しっかり利益が出る構造に変えた。 ソニーの施策を詳細に分析することで、「成長の限界」に直面するほかの日本企業への教訓が浮かび上がるはずだ。本誌は『週刊東洋経済』2019年7月6日号掲載の24ページ分を電子化したものです。
公開日: 2019/11/23
単行本・雑誌
 
合衆国の理念を形作ってきたキリスト教。アメリカ大陸の「発見」から現代の反知性主義に至るまで、宗教国家・アメリカの歩みを通覧する一冊。神学研究のトップランナーが記す、新しいアメリカ史。
公開日: 2019/11/21
単行本・雑誌
 
3万年前、わたしたちの祖先は、大陸からどうやって来たのか? その謎に迫るため、研究者たちが古代の大航海を再現した。世界最大の海流である黒潮に阻まれた最難関ルート、台湾から沖縄・与那国島へ彼らはどのようにして渡ったのか? 本書はこの航海実験に密着取材を行ったNHKクローズアップ現代+制作班渾身のドキュメントである。
公開日: 2019/11/20
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